専業主婦という生き物

〜フランキーの日常茶飯〜

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海外生活で得た旧友との集いに思うこと。30年後に得たそれぞれの幸せの形。

私、夜は外出しません。
専業主婦仲間の中には夜のクラブ活動に精を出しているマダムも沢山いて、よくお誘いを受けるのですが、それらは全てお断りしています。
専業主婦は「ランチをする生き物」なので、夜はおとなしくしているべきなのです!
というのは冗談として、早起き生活を始めてからというもの、夜は家でゆっくり過ごし早寝するという生活パターンが出来上がっているので外出したくないだけですが。




そんな私でも、1年に一度くらいは例外的に出かけることがあります。
先日の夜、久しぶりに夜遊びをしてきました。
若い頃に知り合ったお友達とは、今ではほとんどお付き合いをやめましたが、90年代初頭、ロンドンで暮らしていた時に出会った旧友達は例外。
あの当時、海外で暮らしたい!なんて日本を飛び出してきた女子達は概して跳ねっ返りな性格な人が多くて、個性が強い分、面白い人が多かったのです。
実はこの面々、ロンドンで知り合った割には、あちらにいた頃はあまり一緒に遊んでいませんでした。
若かった私達は、海外に出てまでも日本人とつるむなんて冗談でしょ?なんて、生意気なことを言っていたので、仲良くなったのは、むしろ日本に帰国してからです。
10数年前に海外在住の数人が帰国した折、誰からともなく一席設けようかという話が持ち上がり、8人くらいで集ったのが最初でしょうか、以来時折集まるようになりました。
しかし、会うたびに皆んなの話が面白いのなんのって!
あれから30年近く経ちますが、アラフィフになっても皆んな相変わらず、アクティブです。

8人のうち5人が国際結婚で、そのうち子供ありが私も含めて3人です。後の2人は子供なしの再婚組。
バツイチで日本人と再婚した2人は子供ありが1人、子供なしが1人。そして独身を貫いている人が1人というメンバーです。
なにが普通かはわかりませんが、外国人と結婚したり、離婚を経験したり、子供を持たないことや独身でいることを選択したりと、なにかとネタが満載なメンバーで、それぞれの人生がとても興味深いのです。
彼女達の口から語られるのは、幸せなことばかりではありません。それでもユーモアたっぷり、失敗も苦労も笑い話に変えて面白おかしく語るので、悲壮感は全くありません。
むしろお互いに不幸な出来事を茶化して消化し、前を向いて歩いて行こう!というポジティブなパワーで満たされています。

この歳になると(アラフィフ)人生の明暗がくっきりと分かれてきます。
自分がこれまでしてきたことの答えをジワジワと突きつけられている感じというのでしょうか。。。
それは皆んなの話を聞いていて、ヒシヒシと感じることです。
20代をどう過ごし、30代でどんな選択をしたかによって、その後の人生は大きく左右されます。
それは当然のことと言えばそうなのですが、では具体的にどのように左右されるのか、若い頃には漠然としたイメージがあるだけで、明確な答えがわかりませんでした。しかし過ぎてみれば、それは大した問題ではなかったということがよーくわかります。
結論から申し上げると、右へ行こうが左へ行こうが、幸せ不幸せとは関係なかったということです。
結婚していてもしていなくても、子供がいてもいなくても、どんな道を歩くことが幸せかは本人の決めることです。
私を始め、結婚して子供がある人間は、平凡ながらも家族を得て幸せです。また旦那様と2人暮らしの友達は夫婦2人で好きなことをして楽しんでいます。未婚のお友達は海外でビジネスを起したりと、次々と新しい挑戦をしてはあちこち飛び回り、これまた楽しそうです。

20代の時に同じようなことをしていた仲間達ですが、30代を迎えた時にはそれぞれ別の道へ散っていきました。そして20年後、形はみんな違うけれど、納得した幸せな暮らしを手に入れているのです。
もちろんどの道も時には大変なことはあります。それはみんな同じこと。
右へ行った者は楽で、左は苦難の道、そんなことはありません。
それでも皆んな幸せそうなのは、自分で選んだ人生だからでしょう。
周りの意見に振り回されたり、人目を気にしたりすることなく、我が道を行った結果だからこそ、自分の抱えている人生が愛おしくも大切なものなのだと感じられるのです。

もう、世間からは散々な言われよう、家族からだけでなく社会の中でもブラックシープ的な面々でしたが、さすがにこの歳になると落ち着いてきました。
しかし語られるエピソードから、かつての跳ねっ返りが時折顔を出して、人間の本質って実はあまり変わらないものなのだと実感。
気力だけならまだしも、体力は歳にかないませんが(笑)
少し前までは夜中まで、時には朝までワイワイやっていましたが、ここ何年かはそんなこともなくなりました。
楽しい集いも日付が変わる前にお開きです。
「あ〜、もうダメ。眠くなってきたから早く帰って寝るわ」
そんなことを口ぐちに言い合いながら、次の約束もせずにみんなバラバラに帰っていきます。

共になにかを成し遂げたとか、一緒に一つのものを作り上げたとかではなく、「同じ時代を同じ国で過ごした」ただそれだけの仲間です。
それでもここまでご縁が続くのも、一緒にいて心地よいのも、若いひと時を同じ風に吹かれてきたことと、歳を経てますます無欲恬淡になったせいなのかもしれません。



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