専業主婦という生き物

〜フランキーの日常茶飯〜

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サングラスやマスクで騙されてはいけない。その下にある真実に意気消沈した女の話。

最近会った知人の若い女の子から、面白いお話を聞きました。

その彼女、毎日通勤で見かける男性に、ほのかな恋心を抱いていました。
年は30代後半、薬指にはリングなし、背の高いなかなかのイケメン君らしく、彼女にとってはまさに好みのタイプ。
あわよくば、お知り合いになれたらと、期待に胸をふくらませ、私のような中年主婦の興味を大いに掻き立ててくれていたのです。
ところが、数ヶ月後に会った彼女に件の男性について聞いてみたところ、なんとも浮かない顔をして、こう言いました。

「マスクに惑わされていたのよ」



よくよく聞けば、彼はいつもマスクで顔半分を覆っていたそうです。つまり目元だけを見て、イケメンだと思い込んでいたというのです。
しかしある日、いつものように横目で遠慮がちにその彼の姿を盗み見していた時のこと、おもむろにマスクを外した彼が、ティッシュで鼻をかんでいるのを目撃したそうです。
その時、彼女は「あれ?」と思ったのでした。マスクをした彼と外した彼とでは、まったく印象が違っていたからです。
精悍な目元とはまるでそぐわない、可愛らしい赤ちゃんのようなおちょぼ口。。。なんとなくバランスが変であったといいます。

目元の印象とは大切です。「目力」なんて言葉があるくらいで、瞳の印象的な人って、なんとなく魅力を感じるところがあります。
その彼も、眼光鋭くいつもきりりと前を見据え、なんとなくストイックで精悍な印象だったといいます。
また、彼が他の人と話している姿を見て、そのハキハキとした自信に満ちた口調も「イケメンかも」と思った要因だったそうな。
ところが、そんな淡い恋心がマスクを外した途端、一瞬にして吹き飛んだそうです。

「なんかね、自分で考えていたきりりとしたイメージと全然違ってたのよ! 」

もう、彼女はショックでたまらないようでした。
自分はあんなキューピーちゃんみたいな男に恋い焦がれていたなんて⁉︎
自分の好みとはまったく違うじゃないのよ!
などと、一人心の中で地団駄を踏んでいたというから笑えます。
今でも時折見かけるマスクの彼を見ては、素敵だな。。。と思い、ついつい視線を向けてしまうらしいのですが、その度にマスクの下に隠れるキューピー顔が過ぎり、途端にテンションが下がるそうです(笑)

この話を聞いて、なんだか大笑いしてしまったのですが、マスクの威力とはすごいものだなとも思ったものです。

マスクだけでなく、こんなお話はサングラスでもあることです。
私の男友達でもいたのですが、いつもお洒落をして、夜でもサングラスを外さない人がいました。
私は食事をするときは帽子とサングラスはNGとしているので、いつも無理矢理外させていたのですが、その度にクスクスと笑ってしまうのです。
ちょいワル風、強面のイメージで通しているその男性が、実はサングラスの下に小さな小さなつぶらな瞳を隠しているとは(笑)
「だから嫌なんだよ!」と、その男友達は、サングラスを外すたびに不機嫌になったものです。

マスクもサングラスも、容姿の印象を変えたり、自分が欠点であると思っているところを隠すことができたりと、違う人間に化けるにはかなり有効なようです。
よく芸能人なんかが、マスクやメガネ、サングラスで変装するのと同じようなものです。
私のお友達でも、ノーメイクで近所のコンビニなどへ行くときは、必ずマスクをするという人もいます。
私も人に見られたくないときは、必ず真っ黒なサングラスをして家を出ます。

マスクはなんとなく息苦しさを感じたり、メガネをかけているときは曇ったりして面倒なので、私はやっぱりマスクよりもサングラス派です。
しかし、冒頭の知人女性のお話を聞くと、マスクもなかなかいいかも⁉︎ と思ってしまいますね。




さて、そんなマスクに騙された彼女ですが、完全にその彼から心が離れたわけではなさそうです。
「キューピー顔はわかってるし、相変わらず思い出すとガッカリするんだけど、やっぱりマスクしてると素敵なのよね」
そう、諦めきれない様子です。
一層の事、マスクは外さないで‼︎ という条件で、お付き合いでも申し込んでみたら?と、他人事ながらふざけたアドバイスなんぞをしておきました(笑)

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