お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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勘違い中年オヤジはなぜ威張りたがる⁉︎ 女、子供にしか威張れない50男、60オヤジは散れ!

私は幸運なことに、これまで出会ってきた男性は比較的紳士の方ばかりでした。
暴力はおろか、声を荒げるようなことも、乱暴な物言いをするようなこともない男性ばかりです。
レディーファーストではないですが、常に女性を大切にしたいと考えている人が周りに多くいました。
外国人夫にしても、女性を女性としてきちんと扱ってくれる人です。重いものを持ったり、汚い仕事をしたりはさせられたことがありません。知り合った頃に比べれば多少の気遣いはなくなったとはいえ、それはお互い様です。しかし基本的には何十年経っても女性には優しい人です。

しかし、世の中そんな紳士ばかりではありません。人の話などからとんでもない男性がいることは承知していましたが、実際に自分が体験するのとそうでないのとでは、感じ方は全く違います。



これは、昨年出向いていた会社にいた男性のお話です。
全ての男性ではなく一部なのですが、とても威張りたがる人達がいました。しかも女性に対してだけです。
仕事を依頼するときも、常に「あれ、やっとけ!」「これ、いますぐやれ!」「それじゃ、ダメだろ!ったく!」「何やってんダァ?」
もう、聞いていて、なんて失礼な物言いをするのかと、私などは目つきが変わるほどに頭にきたものです。
言われた女子も苦々しい顔をしながらも、ずっと年上の男性に言われるからか、黙って従っていました。
なんでも海外と比較をしたくはありませんが、あちらで同じ事をしたら明らかにパワーハラスメント扱いです。

これらの男性、全員が50〜60歳代のオヤジです。まさに昭和を引きずった時代錯誤も甚だしい勘違い世代といったところ。。。

「女は生意気なことを言わず、黙って男の後ろで言うことをきいておれ!」

女性に対して思うのは、それが全てなのでしょう。
私は男女平等を声高らかに訴えるタイプの女ではありません。どちらが上か下かではなく、お互いに違った性を持つことで、それぞれの役割があると考えています。
男性に適したこと、女性に適した事は違います。それぞれが得意の領域でリーダーシップを取り合い、共存していければと考えています。
しかし、この日本ではなかなかそのような考えは受け入れられないようです。
私は会社のオヤジから乱暴な物言いをされるたびに「ずいぶんと失礼ですね。それが人にものを頼む態度ですか?礼儀はないのですか?」と、答えていました。
そこで更に声を荒げてくれればいいものを、オヤジ達はみんな黙りこくってしまいます。そんなことが続いた末、どうなったかといいますと。。。
オヤジ達は私には一切声をかけなくなりました。世間話はもちろんのこと仕事をしていてもだんまり。視線も合わせずに苦虫を潰したような不機嫌な顔を見せるだけです。
反論できないという事は、それが正しいことではないとの自覚があるのでしょう。しかし、自分よりも若い女に抵抗されたことが悔しくてたまらないのかもしれません。

そもそもこのようなオヤジ達、うだつが上がらない輩が多いのです。取り立てて仕事が出来るという訳でもなく、見た目が素敵ともいい難い。ただ長くその場(会社)に居座って、現状維持に必死になって生きているだけのような、埃だらけになった古い置物同然の半端な骨董品です。
そのくせプライドだけはやたら高く、どうだ!どうだ!といい年をして自己アピールするのです。その一つが威張り散らすという行動になっているようです。

尊敬出来る人とは、黙っていてもされるものです。そのような方はただ大声を張り上げて無理矢理周りを動かすのでなく、常に周りに気を配り、人のフォローもしているものです。
そして、そんな姿を見ているからこそ、周りも一生懸命にやろうという気にさせられるのです。
無礼なオヤジ達のように、大声でアピールせずとも、威張り散らさずとも、やり方次第で周りを動かすことはできるのです。

こんなオヤジ達は概して上ばかり見ているものです。自分よりも役職が上の人に対しては、借りてきた猫のようにモジモジ。相手を見て態度と行動を変えるという、小賢しいことを平気でします。
それがまた見苦しいのです。自分が言ったことに上役が反論すれば、すぐに手のひらを返す節操のなさ。。。
男らしさのかけらもございません。

大声で威張り散らせば人は自分のいう事を聞く。自分を偉いと思ってもらえる。そんな浅はかな大人を誰が尊敬できましょうか?
50年以上も生きてきて、そんな事すら思い及ばず、ただ女子供に威張り散らす。。。
もうこれだけで、どれだけ頭が悪いのだ?と思われても仕方がありません。
もしかしたら、自分が尊敬されない人間である事を承知しているのかも知れません。その鬱憤を晴らすために威張り散らすという行為に走っているという風にも考えられます。

もちろんこんな威張り屋のオヤジばかりではありません。同じオヤジでも
「ありがとうございます」「お願いします」など、労いの言葉を忘れない非常に丁寧な方もたくさんいます。
そんな方々は概して頭の良い方が多いものです。上手に人を使うためには、どうすればいいのかを知っているのですね。

男でも女でも、歳をとればその分余裕が出てくるものです。上も下も横も、あちこち見ずに生きていても、人の評価は自分の行いに起因することがわかってきます。
いい年をして承認欲求を炸裂させ、無理矢理「俺を尊敬しろ!」とばかりに威張り散らすオヤジ達!自分達の馬鹿さ加減を世間に晒している事を自覚するべきです。
さもなくば、時代錯誤な老人はさっさと散れ!です。