専業主婦という生き物

〜フランキーの日常茶飯〜

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『ニンゲンだもの ねほりんぱほりん』ヴィレッジヴァンガードで見つけたおもしろ実話集に様々な人生を見る。

VILLAGE VANGUARD(ヴィレッジヴァンガード)という雑貨屋さんをご存知でしょうか?
私のような年齢にはまるで無縁なショップなのですが、幸運なことに十代の娘がいるため、このような興味深い雑貨屋さんが存在することを知るようになりました。
この店には、服から鞄、お菓子から小物、本からスマホ雑貨まで、ありとあらゆる物があります。
しかも、ちょっと面白い物が沢山あるのです。私は時折、シャレでおかしなプレゼントをここで調達したりして、「こんなのどこで買ったの⁉︎」とお友達をビックリさせてあげたりもしています。
具体的にどんな物が並んでいるかはあまりに沢山ありすぎて割愛しますが、まぁ一度足を運んで頂ければわかります(笑)

さて、先日も渋谷へ出かけたついでに覗いてみたところ、入口付近でなにやら面白そうな本を見つけました。

『ニンゲンだもの』ねほりんぱほりん
マガジンハウス ¥1,600(税別)

普段あまりテレビを観ない私は知らなかったのですが、この本は元々NHKで放送されていた『ねほりんぱほりん』という番組を書籍化したものだそうです。
ヴィレッジヴァンガードでこの本を手に取り、しげしげと見つめていた私に娘がそう教えてくれました。
この番組ですが、人間は登場せずモグラの縫いぐるみがMCであるタレントに扮して、これまたブタの縫いぐるみで登場するゲストとトークをするというものです。顔出しNGならではの演出なのでしょう。
本を読む前にたまたま録画したものがあったので、娘に見せてもらいましたが、テレビの方も面白くて笑ってしまいました。MCであるタレントのYouさんとお笑い南海キャンディーズの山里さんの突っ込みや呟きがまたいいのですよ!

娘曰くNHKは時折このようなおかしな番組を放ってくるといいます。以前あったお笑い系番組『ライフ』などがいい例です。
『ライフ』は今をときめく星野源さんなども出演していた、もうとんでもなく面白い番組で、これだけは私も録画したものを観ていました!

さて、娘の薀蓄に耳を傾けながら、サラリと内容を見てみると、なかなか面白そうではありませんか⁉︎
老眼にも優しい文字サイズとボリュームで、疲れた時などでもさらりと読めてしまいます。
私もお休みの日に、隙間時間にペラペラとやっているうちに読了しました。

さて、肝心の内容ですが、様々な世界に身を置くその道の「プロ」が自分のお仕事や趣味について語るというもので、MCであるタレント2人がインタビュー形式で根掘り葉掘りするというものです。

「プロ彼女」「没落社長」「スクープ記者・カメラマン」「偽装キラキラ女子」「元国会議員秘書」「元薬物中毒者」「2次元しか本気で愛せない女たち」「ハイスペ婚の女」「保育士」「宝くじ1億円当選者」「痴漢冤罪経験者」「占い師」「養子」「億り人」「ナンパ教室に通う男」「地下アイドル」「整形する女」

こんな方々がブタの縫いぐるみに姿を変えて登場し、その道についての努力や苦労、喜びなどを語ります。




50年以上も生きていれば、それなりの経験もあり、多くの人達と出会って様々なものを見聞きしてきたものですが、世の中自分の知らないことってごまんとあるのですね。

特に「偽装キラキラ女子」などは今の時代だからこそだなと興味深いものでした。インスタで自分とはかけ離れた理想の女子を装って満足を得るという、ちょっと理解しがたい世界ですが、この項に限らず理解の域を超えているものが多く、それもまた面白いのですよ。
私は自分の知らない世界を覗き見るのが好きなので、稀有な体験を語る実話集などは大好物なのですが、この本も読んでいて「へ〜、なるほど!」「ええっ⁉︎ そういうもんなの⁉︎」「わかる!」と、ページを繰るたびに心の声を発しながら楽しめました。

それにしても、世の中には色々な人が様々な体験をしながら、必死に自分の人生を生きているものなのですね。
人の心の闇の部分を強く感じさせるようなものも多く、今の時代の生きづらさみたいなものも同時に感じたものですが、「知る」というのは大切なことです。

どんな形であれ、自分で選択した人生を必死で邁進している人の姿に、私もまだまだやれそうなことがあるわ!
と、そんな気にさせられる本でした。



ねほりんぱほりん ニンゲンだもの

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