お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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ウォーキングでは痩せない!は本当なのか?半年間続けて感じたダイエット効果とは。

毎日暑いです。。。汗だくです。
中年女が汗だくになっている姿は美しくないどころか見苦しいくらいに醜いでしょうから、汗などかきたくはないのですが仕方がありません。

何故なら、ウォーキングをしなければいけないからです!
元々は体型維持にと始めたウォーキングですが、あわよくば5キロくらいドワーッと痩せないものかしら?と、淡い期待を抱いていました。
しかし、そうそううまくはいかないものです。
ランニングやジムの筋トレなどに比べると、運動量も軽く消費カロリーも少ないのですから大きな効果を期待するのは難しいのでしょう。



ウォーキングでは痩せないのか?

これは色々な意見があり、「継続すれば痩せる」「歩いてるだけなら痩せない」「歩き方によっては痩せる」などなど。
一体痩せるんだか痩せないんだか。。。もう自分で確かめる他ありません。
どうせ汗だくになって歩くのなら、少しでも効果的に!とあれこれリサーチし、そんな様々な情報を元に効果のある歩き方(スピードや時間など)をでき得る限り実践し、半年間継続した結果とは。

太らない!

ウォーキングを続けている限り、太ることはありませんでした。
私のブログ記事を読んで頂ければ分かるかと思いますが、私は食べてばかりいます。1日3食、きっちりと好きな物を満腹になるまで食べ、おまけにスイーツも何かしら毎日食べています。今のように夏の暑い季節は朝大福を食べ、昼にアイスを食べ、夜にケーキとアイスを食べるなんてことも日常茶飯事です。それでも太りません。
しかし、悪天候などが続きウォーキングを数日お休みすると、あっという間に2キロくらいは太ります。
この結果から、ウォーキングは体型維持には効果がある!と確信を持っていえます。

体脂肪の変化

体重の変化こそありませんでしたが、ウォーキングを始めてから体脂肪率が下がりました。
緩やかな運動ではありますが、歩いている途中で歩道橋の上り下りなど、多少足の筋肉をつけるようなコースで歩いているので、多少は筋力アップしているのでしょう。
あれだけ食べていて、体脂肪率が20%程度。決して自慢できる数値ではありませんが、自分の中ではこんなもんで満足しています。
ところがウォーキングを連日休むと、あっという間に25%くらいに上昇します。これは自分的にも黄色信号点灯です。
家にある体重計でどれほど正確に測れるかは疑問ですが、増えているなら脂肪も増えているということで、ダイエットの目安にはなっています。

体力向上

体力は確実についたとの実感があります。
駅の階段の上り下りなど、以前はヒーヒーしていたのが、今ではスイスイと息も切らすことなく平然と出来てしまいます。
毎日一万歩以上歩いているので、ショッピングなどで一日中ふらふらとしていても、ちっとも疲れません。
これはウォーキング始めて最も効果が感じられたことかもしれません。



痩せた証言の裏側

以上のように、ウォーキングだけでは大きなダイエット効果は期待は出来ないというのが実感です。
ならば、ちまたで語られる「痩せた!」という証言は偽りなのか?
いいえ、一概にそうとも言えません。結論をいえば痩せた証言の裏にはプラスαの取り組みがあったと考えられます。

歩き方

ウォーキングを始めた当初はただブラブラとお散歩をするような感覚で歩いていましたが、それではあまり運動にならないということがわかり、まず歩く速度を変えてみました。「大股で大きく腕を振って!」というほどのオーバーアクションではありませんが、姿勢を正して颯爽と歩くように心がけています。
そして、高低差のある場所(広い公園の中など)や歩道橋を見つけると、必ず上り下りするようにしています。
また、時折ダッシュして走ってみたりと息を切らすような動きも取り入れています。
このようにただ歩くだけでなく、痩せるためにはハードな動きを取り入れる必要があるのです。

歩く時間と距離

最低でも1時間です。時間と体力が許すならば2時間は歩きます。しかし、これは十分に体力がついた後で、最初の頃はあまり無理をせず、1万歩歩ければそれでよしとしていました。
とにかく1時間は休まずに継続して歩き、ちょこっと水分補給の休憩などをしてまた歩くようにしています。
長い時間歩かずとも効果はあるという意見もありますが、私は体を動かせば結果もそれなりだ思っています。

食事管理

そんなプラスαの中で最も重要なのが食事の量や内容をコントロールすることです。いくら歩いても消費できるカロリーは微々たるものです。1万歩必死に歩いても1食分のカロリーにも及びません。
筋肉量や代謝などそれぞれ違うので一概には言えませんが、確かなのはきちんと摂取カロリーを考えた食事をし、スイーツなどの間食をしなければ痩せることは出来るはずです。
私もあれほど食べてばかりいなければ、この半年間できっと痩せることができたでしょう。ただ今の目的はダイエットではなく「体型維持」なので、それほど気遣いはしませんでしたが、時折食欲がなく一食抜いたりする日が続くと、ぐっと体重が減るようなこともありました。

他の運動との併用

筋肉をつけることで代謝も上がると言われています。ウォーキング前に筋トレを組み込むなどするとより効果的でしょう。私は二の腕を少し細っそりさせたいわ!と、腕を中心とした筋トレを歩く前にしていますが、多少は効果が見られました。

痩せずとも歩くべき理由

やはりダイエットとは簡単なものではありませんね。ただ散歩がてら歩くのではあまり効果はなく、そこにあらゆる工夫や努力を加えて初めてダイエット効果が実感できるということです。
しかしウォーキングには痩せるという目的以外にも、やってよかった!と思う理由があるのです。

体型維持には効果あり

中年になっても20代の頃の体型を維持するのは至難の技です。私も体重でいえば5キロ増、ウエストに至っては10センチ近くも太くなっています。もうこれ以上の増量は何が何でも阻止しなければいけません。好きな服を着て、好きなものを食べるためには、現在の体型を維持する必要があります。
仕事などで日々体を動かしている人と違い、専業主婦はただでさえ運動不足になりがちです。怠惰な生活をしようものなら途端に贅肉が襲ってくるのです。そんな脅威から自分を守るのにウォーキングは大変効果があるのです。
特別な道具も必要なく、お金もかからない。おまけに苦しい運動でもありません。専業主婦の暇に任せてお買い物がてらウォーキングするだけで体型維持ができるなら、そんなお得なことはないでしょう。

健康づくり

アラフィフという年齢になってからというもの、アラフォーの頃からは考えられないくらい体力が低下したと感じることが多くなりました。しかし、人生まだまだ先は長いのです。子育てを終え、ようやく第二の人生を楽しもうという時に肝心の体が動かないのでは意味がありません。もっともっといろいろな所を旅したい、もっともっと美味しいものが食べたい、そんな願いを叶えるために必要なのは第一に「健康な身体」なのです。
たとえダイエット効果は芳しくなくても、日常的に適度な運動をすることは健康維持に繋がります。
あれほど好きな物を好きなだけ食べまくっているにも関わらず、お陰様で成人病などとも未だ無縁です。
しかし、油断は禁物。運動をやめてしまえば、きっと何かしらの問題が出てくることでしょう。
体型維持のみならず、健康な身体を維持するという目的のためにも、ウォーキングを続ける意味は大きいのです。

歩き始めて早いもので半年以上が経ちましたが、なんとか継続できています。
最近のこの暑さで思わず心が折れ挫けそうになることもありますが、食べるために私は歩かねばなりません。そして、何よりも健康づくりのために。

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『BALMUDA(バルミューダ)』。バゲット、クロワッサン、イギリスパン、なんでもござれ。パンを美味しくする万能トースター。

最近、トースターを新しくしました。
電化製品がやたら長持ちしてしまう家庭なので、なかなか買い換えるタイミングがなかったのですが、最近焼き色にムラがでるなど、「おや?」と思うことが増えて気になっていました。それでも「まだ充分に使える!」
そう外国人夫に言われ、騙し騙し使用していました。

しかし、先日外出中の時間潰しにネットのショッピングサイトを見ていたら耐えきれなくなり、前から狙っていた獲物を思わずポチってしまいました(笑)




トースター選び

トースターはパンを焼くだけでなく、お料理に使用する人も多いようですが、我が家ではパン以外のものは全てガスオーブンを使うので、トースターは文字通り「パンをトーストする」ためだけのものです。

とにかくパンが美味しく焼けるトースターであればなんでもいいのです。
そこでかねてからお友達などに、「おすすめトースターある〜?」と尋ねたりと情報収集をしていました。
そこでみんな口を揃えて言うのが「やっぱり『BALMUDA』でしょ!」です。

いいのはわかりますが、こちらのトースター、結構なお値段がします。
たかがパンを焼くだけなんだから、他にもう少し安いのが幾らでもあるのではない?などと言っていたのですが、「使ってみれば違いがわかるわよ!」
と、強くお勧めされたわけです。

もしも私がお料理にもトースターを使用していたら、きっとこちらは選ばなかったでしょう。
しかし我が家ではパンを焼くことにしか使わないので、どれだけパンが美味しくなるんだ⁉︎ と、そんな興味もあって『BALMUDA』を選んでみました。

美味しくパンが焼けるのか?

実際に普通のトースターとどれほどの違いがあるのか、またパンの種類ごとに設定する仕様になっているので、それぞれ違ったパンを焼いて試食してみました。

バゲット



焼き上がりを見ると、特に焼き色がついているわけでもなく「本当に焼いているのか?」と思ったのですが、途中でプシューっとスチーム音がしたりと、なにやら作業している様子。
そして、終了を知らせる音が鳴り、出してみると、熱々に焼けていました。

食べてみてビックリです。美味しい!
これが『BALMUDA』の力か⁉︎ と納得。

これまでのトースターだと、表面がガリッとした感じになっていたのですが、こちらは本当に表層だけパリパリっと焼けて、まさに中はふんわり。
まるで焼きたてのような食感です。


ブルスケッタ

スライスしたバゲットをカリッと焼いて、表面にニンニクを擦り付け、オリーブオイル、塩胡椒で和えたトマトとバジルをのせます。
これ、本当に美味しかったです!



イギリスパン

このような形状のパンを焼くときは、頭を手前にするとキレイに焼けるそうです。

設定時間は3分半。じーっと見ていると最初はなんの変化もありませんが、ラスト1分くらいからスパートをかけるように、一気に焼き色がついてきます。


表面カリッと、中ふわふわはバゲットと同じです。サクッとした食感になります。

ブリオッシュ

ブリオッシュは焼き時間の設定がちょっと難しかったです。イギリスパンモードで焼いたせいかもしれません。
イギリスパンが3分半〜4分くらいなので、3分にしたら少し焦げました。

裏側はなかなかよい感じですが。。。

次に2分で焼いてみましたが、見た目はあまり変わりません。焦げる直前、ギリギリといったところなので、温める程度に考えてもう少し短い時間設定でもよさそうです。
または別のパンモードで焼くか、自分で低めに温度調節した方がキレイに焼けそうな気がしました。

ブリオッシュにさらにバター、蜂蜜をかけて食べました。こちらはサクッというよりも全体的にふんわりと焼きあがる感じで、お菓子みたいです。

クロワッサン

バゲット以上に「すごい!」と感動したのがクロワッサンです。
クロワッサンモードがあるだけのことはあります!

すでに生地がフニャッとなってしまった前日に買ったクロワッサンを3分ほど焼いてみたところ、見事に再生です!
ちょっとこれにはビックリ。まるで焼きたてのように美味しく頂けました!



カンパーニュ

大きなカンパーニュを薄めにスライスして、フランスパンモードで焼いてみました。
こちらも柔らかさを残しつつも、周りはカリカリで美味しく焼けました。



オリーブオイルにトリュフ塩を入れたものにディップして食べたら絶品でした。


ミートパイ

買ってきたミートパイがあったので、こちらも焼いてみました。設定はクロワッサンモードです。
トースターに入れる前にレンジで20秒ほど中を温めてから焼きました。



パイ生地もクロワッサン同様に、パリパリっとした食感を取り戻し、いい具合でした。

ベーコンエピ

こちらはフランスパンモードで3分ほど焼きました。
安定の美味しさです。



カレーパン

説明書きによると、カレーパンはクロワッサンモードで焼くといいようです。

『BALMUDA』には天板が付いていないので、油やチーズ、フィリングが溶け出しそうなものを焼くときは、アルミホイルを敷いています。でないと、後でお掃除しても落ちない可能性があるので。。。

はい!これまたふっくらと焼けました。カレーパンにつきもののブレッドクラムもコンガリとカリカリです。



コンビニパン

ベーカリーのパンではなく、コンビニパンではどうか? 私が唯一買うセブンのコーンパンも焼いてみました。
こちらはチーズトーストモードです。

これは期待以上の美味しさです!
焼かずに食べても十分に美味しいのですが、焼いてみると周りのパンがサクサクとして、具材のマヨコーンもあったかです。


カヌレ

とにかく何でも焼きたくなってしまいます(笑)
お菓子で焼き立て感が出るのか、これまた焼いてみました。

お菓子モードの設定はないので、温度指定(200度)。すぐに甘い香りが漂ってきました。


これまでカヌレを焼いたことはありませんが、温めると甘さと香りが立って美味しいものですね!
なんでも試してみるものです。

他にもたくさん焼いてみたいパンはありますが、いくら我が家でもそれほど大量のパンを短期間で消費できるわけではありません。
それに、どんなパンを焼いても美味しいというのがわかったので、この辺でやめておきます(笑)




操作性

とっても簡単で手間は無しです。強いて言えば、焼く前にお水を入れるくらいでしょうか。

こんな小さな容器がついてくるので、この分量のお水を注ぎいれます。


モードと焼き時間設定

設定できるのは5つのモードです

・トーストモード
(イギリスパン、食パン、ベーグル、イングリッシュマフィンなど)

・チーズトーストモード
(チーズトースト、ピザトーストなど具材が乗ったもの)

・フランスパンモード
(フランスパン、ロールパン、コッペパン、アンパンなど)

・クロワッサンモード
(パンオショコラ、アップルパイ、スコーン、ドーナツ、クリームパン、メロンパン、ウインナーロール、カレーパン、シナモンロールなど)

・クラシックモード
(お餅やグラタンなどお料理に)

このように焼くパンの種類によって設定が変わりますが、こちらのように絵に合わせてダイヤルをセットすればOKです。

焼き時間は付属の冊子に書いてあるので、最初はそちらを参照するといいと思いますが、焼き時間は他のトースターとあまり変わらないか、若干長めと考えればいいでしょう。
操作は同じくダイヤルをクルリと回してセットするだけです。

使用しているうちに、だんだん自分の好みがわかってくるので、時間調整するとよりお好みの焼き具合になります。


お安く購入!

こちらはお安くなるようなことはないようですね。どこでも同じような価格で売られているようなので。
私は今回ネットの某ショッピングサイトで23,000円くらいで出ていたものを購入しましたが、そのサイトのポイントを持っていていたので、実際は半額くらいでした。

値段の下がらないものは、こんな風にポイントを使うなどして買うとお得です。とはいえ、それだけのポイントを稼ぐためには、それだけお買い物をしているという事になりますが。。。



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使ってみた感想

そんに違いなんてあるのかしら?
そう半信半疑で購入しましたが、実際に使用してみて、やっぱり「よかった!」と思いました。

とにかくパンが美味しい!そして焼き色も綺麗です。
特にハード系のパンに関しては、普通のトースターとの違いは歴然で、パン好きな人は絶対に買って損はないトースターと言えましょう。
そしてクロワッサン!
時間が経ったものでも、まるで焼きたてのような食感で感動ものです!

ちょっとお値段は高めですが、何年も使用できるものなので、美味しいパンが何年も毎日食べられると考えれば、値段に見合ったものだと思えます。




やはり生の口コミは侮れません。実際に使用している人の感想を聞くのが一番です。

私は普段あまり炭水化物を摂らない方なので、パンも家族のために用意しているだけで自分では食べないのですが、『BALMUDA』を購入してからというもの、あまりの美味しさにパクパクと食べて体重を増やしています。
ほどほどにしなければいけないと思いつつ、やめられません。
それほどに素晴らしいトースターです。

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スイーツを追いかける男子は確実に増えている。専業主婦の聖域を脅かすスイーツ男子達。

甘くて美味しいものを求めて、よくフラフラと街を歩いている専業主婦ですが、最近ふと気づいたことがあります。

それは甘いものハンターとも言うべき男性を多く見かけるようになったなという点です。
話題になったスイーツのお店にいち早く並び、お宝を手にする男性達。。。
並ぶのが嫌いな私などは、面倒くさがって話題のスイーツを手にするのはほとぼりが冷めてからというのが多いのですが、スイーツ男子達(女子もだけど)は行列もなんのそので、フットワークの軽さを見せつけてくれます。

どこへスイーツハントへ行っても、必ず男性の姿がそこにあります。一昔前まではそんな光景は皆無と言っていいほどでした。
私の周りの男子達も、スイーツにそこまでの興味を示すような人は記憶にありません。

それなのに、何故今はあれほど男性達がスイーツに群がるのでしょうか?

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男性だからといって、甘いものが苦手な人ばかりではありません。我が家の外国人夫も私以上に甘いものが大好きです。しかし、わざわざ行列に並んでまで、スイーツを買いに行くことはありません。
私が買ってきたものを「デリシャ〜ス」などと言いながら食べているだけです。




スイーツというのは、甘くて可愛いもの。イメージ的に「男らしさ」とは対極にあります。
そのせいでしょうか、世の男性達は「俺、ケーキとか甘いものが大好きなんだぜ!」などと、あえて口にすることは避けていたのかもしれません。

しかし、昨今ではそのイメージ自体が崩れています。
これはスイーツが女子供だけに許された可愛いものではなく、誰にでも愛されるべき中性的なものに変わったということではなく、「スイーツを愛する男子」に対するイメージが変わったということです。

昭和の女にとって、素敵な男性とは強い男!といった男性性にこだわっていましたが、娘達に尋ねると、ラガーマンのような頑強な男よりも、甘いマスクのひょろりとした可愛い男子の方がモテるといいます。
つまり、世間一般で言うところの「素敵な男性」の概念が変わったということです。
さよなら昭和。。。

そこで私が推測するに、長いことその姿をひた隠しにしてきたスイーツ男子達が、この時代の変化を察知して、ようやく姿を現してきたのではないかというものです。
「スイーツ男子」なる言葉が当たり前のように口にされ、さらには
「スイーツ男子はモテる!」
「イケメンスイーツ男子!」
などと、ポジティブな意味で理解されるようになったせいで、隠れていたスイーツ男子達はもう隠れている必要はなくなり、むしろそれは男としてのアドバンテージになり得るぞ!と、こぞって姿を現してきたのです!

概して女性よりも男性の方がオタク気質が強いもの。これ!となったらすかさず情報収集し、即実行(買いに走る)に移す!
流行る前のブレーク寸前といったものを嗅ぎつけるのも、男性の方が早い気がします。
そして、一つのことをこれでもか!これでもか!というくらいに分析し、いじくり回すのも男性です。

以前、とあるカフェで地下アイドル的グループのファンである男性グループと隣り合わせだ事がありました。そこで耳にした彼らの言葉は、
「発掘して有名してあげるまでが、俺たちの役目だぜ!」
必死で追いかけて声援を送り、プレゼント攻撃し、花よ、蝶よと愛情を注ぎ、売れたらまた違うアイドルに行くのでしょう。
自分の思いや感情に突き進むというこの思考は、まさにスイーツにも当てはまるのではないか⁉︎ と思ったのです。

女性はといえば、ここまで出来る人は少ないように感じます。
それは女性特有の「共感を求める」という性質も大きく関わっています。

「これ、食べてみたくない?」
「そうね!今度一緒に行きましょうよ!」

また

「あのスイーツ、食べてみて。本当に美味しかったわよ!」
「そうなの⁉︎ なら私も食べてみるわね」

といったプロセスがあるものです。すぐにトイレに行きたくても、お友達と一緒にトイレに行くために我慢!というのと同じです。

それと同時に、

「スイーツの前にランチは何を食べるべきかしら?」

「あそこまで行くついでに、他に買えるものはあったかしら?」

などと、同時にあらゆることに思いを馳せるものです。
つまり、頭の中は目的のスイーツから様々な方向へ広がり、それを合理的にまとめるという作業もしなければいけないので、即実行とはいきません。

男性は複数の事を同時進行で行うマルチタスクではありません。逆に一つのことに徹底、集中する能力に長けています。

「これ、美味そうじゃないか!」

そう興味をもったら、その足で買いに走るなどストレートに行動を起こす人が多いのです。それに加えてこだわりも強い(オタ気質)ときています。

先日もオープン間もないバスクチーズケーキ のお店に行ったところ、お店の袋を提げてすれ違ったのは男性。お店に到着したところ、3人の先客がおりましたが、それも全て男性でした。
このお店、すでにかなり話題になっているのですが、行列がないところをみると、ブレーク寸前といったところなのでしょう。
にも関わらず、平日の朝からチーズケーキを買いに来ているのです。

これは間違いなく「スイーツ男子」達だわ!と、いたく興味を惹かれ、勝手にあれこれと分析している専業主婦ですが、この説には何の根拠もごさいません(笑)




平日の昼間にふらふらと美味しいものを買いに走るのは、専業主婦の専売特許だったはずです。
その領域が今侵されようとしています。
この現状をかえりみると、専業主婦とてウカウカしてはいられません。このままではスイーツ男子達にその聖域を脅かされかねません。そう強い危機感を覚えるのです。
スイーツ好きのOLさんなんかより、一つのことに猪突猛進していくスイーツオタク男子の方が、よほど手強い存在となるでしょう。

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白金高輪『GAZTA(ガスタ)』のバスクチーズケーキ を食べながら、サンセバスチャンでの旅を思い出す。

先日、白金高輪にオープンしたバスクチーズケーキ の専門店『GAZTA(ガスタ)』へ行って参りました。

バスク、サンセバスチャンと言えば私にとってとても思い出深い場所の一つです。

今から30年近く前にお友達を訪ねて旅をした土地です。
当時、日本人にとって「バスク地方」はほとんど馴染みのない場所でした。私もお友達がいなければ知りもしなかったようなところで、なんの期待もなくお友達に会いに行ったのですが、それはそれはあまりに素敵なところで感動したものです。

それは雑誌などで見るヨーロッパの可愛い田舎町といった感じて、その街並みの美しさを今でも鮮明に思い出すことができます。

訪れたのはちょうど夏。ヨーロッパから多くの観光客がバカンスを楽しむために滞在していましたが、当時は日本人観光客などほとんどいなかったのでしょう。あちらこちらで物珍しくガン見されたり話しかけられたりしたものです。
そこに住む人たちはとてもフレンドリーで、どこへ行っても親切にして頂き、本当に楽しい思い出がいっぱい出来た街でした。

そんな素敵な街からやってきたチーズケーキなら食べないわけにはいきません。

サンセバスチャン滞在中は、毎日昼に夜にとあちこちのバルをハシゴしていたので、どこで何を食べたのか思い出せません。そもそも30年近く前のことなので、ただただ何を食べても物珍しく「美味しい!」と、そんな記憶しかないのです。

最近、ネットのレシピサイトなどで「バスクチーズケーキ」を時折見かけ、その度に果たして私は食べたのかしら?と思い出そうとするのですが、まったく記憶は戻りません(笑)

もしかしたら、食べてみれば思い出すかも⁉︎
そう思って、『LA VINA(ラ・ヴィーニャ)』直伝だというバスクチーズケーキ を食べてみよう!と思ったのです。




それが『GAZTA(ガスタ)』です。
場所は白金高輪、「ガトーバスク」「マカロンバクス」などで知られる『maison d'Ahni(メゾン・ダーニ)』のすぐ近くにあります。

朝は9時からオープンしていて、都心のお店としては早い開店なのが嬉しいところ。

話題のお店なので、沢山人がいるかしら?と思ったのですが、まだ大丈夫でした。

店舗は人が3人も入ればいっぱいになってしまうようなこじんまりとしたもので、ショーケースの中に沢山のバスクチーズケーキ が並んでいました。
サイズは2種類で、私は小さな方を4つ購入してみました。

小サイズ (約8センチ)¥700
大サイズ (約15センチ)¥4000
(ともに税別)

4個入りの箱もありますが、私はコンパクトに持ち歩きたかったので、あえて2個入りの箱二つに分けてもらいました。

かなりしっかりとした箱入りなので、持ち運ぶ際も安心です。
包装もかなりおしゃれに、丁寧にされています。

持ち運びは常温で、帰宅したら冷蔵庫で保存してくださいとのことでしたが、中には保冷剤が入っていました。


こちらの小さなサイズ、直径8センチほどですが、かなりの重量感があります。2人で分けて食べてもいいくらいのボリュームはありそうです。


箱の中にある説明書きに、「冷蔵庫から出して10分程常温に戻してからお召し上がりください」とあります。
常温の方がチーズの風味と食感がより堪能できるとのことです。

一口食べてみて、普通のベークドチーズケーキに比べて軽い?と思ったのですが、実はかなり濃厚です。最初に思った通り、半分で十分に満足できるくらいのテイストと量でした。

お味はチーズと卵の風味が強く、素朴なお味という印象を受けました。
食感も硬くもなく柔らかくもなく、いい塩梅でとっても美味しかったです。

これは間違いなく、定番のチーズケーキになるわ!

何十年後にも変わらず食べられる定番スイーツになって欲しいと強く思いました!
それくらい美味しくて、気に入ったということです(笑)

こちら常温のまま、頂いたもの。



冷蔵庫で一度冷やしたもの。


見分けつきませんね(笑)
見た目は同じなのですが、やっぱりお勧め通り、常温で頂いた方が風味がより楽しめて美味しかったです。

gazta.jp


実際にバスクチーズケーキ を食べてみましたが、やはり30年前の記憶は戻りません。
食べたことがあるのか?ないのか?それすらわかりません(笑)

しかしサンセバスチャンのバルで食べたものはどれも美味しくて、それだけはしっかり記憶に残っています。

機会があれば、また訪れたい街の一つです。その際は、バスクの食を存分に楽しめたらと思いながら、チーズケーキを完食したのでした。

ちなみに以前、下記のような記事を書いたのですが、その時のスペインでのエピソードは、このサンセバスチャンでの出来事なのでした。

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夏の作り置きおかず『ラタトゥイユ』。メインに付け合わせ、パンのお供にとなんでもOKの便利な一品。

私は常備菜というものが苦手で、通常は一食一食食べきれる量しか作りません。
しかし、ごくごくたまにたくさん作りちょこちょこと使いまわして食べるおかずがあります。

それが『ラタトゥイユ』です。
簡単でシンプルな割には味わい深く、バゲットのお供に、また肉料理の付け合せに、またそのままパクパク食べても美味しいという、とっても便利なおかずなのです。
冬に熱々のものを食べることもありますが、作るのは断然夏野菜の美味しい季節の方が多く、暑くなってくると「そろそろラタトゥイユでも食べたいわね〜」と思うのです。




ラタトゥイユとは野菜の炒め煮といいますか、炒めた野菜をトマトで煮込むおフランスのお料理です。
おフランス料理というと「なんとかポワソン」やら「なんとかヴォー」となにやら特別な材料や調味料が必要なことも多いものですが、こちらは至ってシンプル。
どこの家庭にもあるもので簡単にできてしまいます。

材料

ズッキーニ 2本
ナス 2本
パプリカ 1個
玉ねぎ 1個
トマト缶 1缶
ニンニク 一欠片

オリーブオイル 多目
ローリエ 2、3枚
タイム 少々
塩 お好み

様々なレシピを見ると、それぞれの野菜の量を同程度にしているものが多いのですが、私はいつもズッキーニとナスは倍量にしています。
味のバランスが。。。などというのはプロにお任せで、私は自分の好きなトロトロ感にこだわってます。

作り方

①鍋に潰したニンニクと多目のオリーブオイルを入れておきます(火はまだつけない)。

②野菜をサイコロ一回り大きめのくらいにカットします。

③用意しておいた鍋に火を入れ、カットした玉ねぎを炒めます。
この時、焦がさないようにゆっくりと、野菜から水分が出てくるように丁寧に炒めます。

④玉ねぎがしんなりとしたらパプリカを炒め、最後にズッキーニとナスを炒めます。


⑤最後にトマト缶を投入。ローリエ、タイム、塩を加えて、20分ほどコトコト煮込みます。
ハーブ類は家に常備してある乾燥ハーブを使っちゃってます。


◉はい。お野菜がトロトロになりました。もうできあがり!


実食

家にたくさんのバゲットがあったので、薄くスライスし軽くトーストしたバゲットに冷たく冷やしたラタトゥイユをオンして食べました〜。



レシピというもの

ちまたには『ラタトゥイユ』のレシピは腐るほどあります。
材料も分量も人それぞれで、味付けもブイヨンやバルサミコを入れて煮るもの、また私のように塩だけなど、作る人によってレシピは違います。

料理って「これが正しい!」という正解はないと思っています。
私が一番心血注ぐのは、立派なものを作るのではなく、自分が「美味しい!」と思える味に仕上げることです。
なのでレシピなどは参考にしかしません。そこから繰り返し作ることで、自分好みの味(レシピ)を見つけるのがお料理の楽しさだと思っています。

本格的なものが食べたいときは、プロの作ったものを食べに行けばいいのです。そのかわり、自分で作るときは邪道であろうがなんだろうが気にせず、好きな味で料理を楽しむようにしています。

『ラタトゥイユ』も自分がどういう食べ方が好きか?それに合った味や作り方は?
そんな風に考えながら、これまで数えきれないほど作り、結局シンプルなレシピに落ち着きました。

焦がさない
ゆっくり火を入れて野菜の旨味を出す

気をつけているのはそれだけ。
あとは野菜、オリーブオイル、ハーブの力だけで充分美味しい『ラタトゥイユ』ができます。