お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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おひとり様に優しい銀座。百貨店と老舗喫茶店で過ごすひとり時間の至福。

毎日とっても暑いです。。。
気候のよい季節なら少し遠いなと思っても散歩がてら、なにか美味しいものでも買いに行こう!という気にもなりますが、さすがにこの暑さではそうもいきません。

さりとて家にじっとこもっていられる性分でもなく、お仕事がお休みとあればお尻のあたりがムズムズ。。。

家族からも「暑いから少しは家でゆっくりしていれば?」などと呆れられながらも、結局は「暑い!暑い!」と言いながらお出かけという毎日です。

最近はよく銀座へ足を運びます。
お歳暮やお中元という習慣のない外国人夫のいる我が家庭ですが、夏になると友人知人が毎年美味しいものを送ってくれるので、そのお返しの品を探しに百貨店へいく機会が増えるのです。





銀座は私にとってお気に入りの街です。
なにかお買い物があれば、暑い日寒い日問わず、すぐにふらふらと銀座まで出て行きます。

その理由はずばり百貨店の存在です。

銀座の百貨店

とりわけこの季節、銀座の百貨店なら地下鉄を降りてすぐ、地上に出ることなく店内へ入ることができます。
まさに暑さを避けながら移動できるのですから便利この上ありません。

その上、服でも化粧品でも雑貨でも食べ物でも、なんでも揃っています。
お腹が空けばレストランだってあります。
何よりも大好きなスイーツがよりどりみどり!

面倒くさがり屋の私にとって、一つの建物の中で全てが賄われるのはとても都合がよいものなのです。

とりわけ今のような夏の暑い日は、汗だくになりながらあちらこちらを歩かずに済むので大変助かります。

銀座はかつて百貨店天国でした。
今では銀座三越、松屋銀座だけになってしまいましたが、数年前までは松坂屋もありました。そして数寄屋橋交差点には阪急や有楽町西武もありました。おまけにプランタン銀座も。。。

その頃に比べると、現在の銀座は激変したといってもいい雰囲気です。
ご存知のとおり多くの外国人が闊歩する歩行者天国ならぬ「外国人天国」となっています。
その影響か昔の百貨店とは少し雰囲気も品揃えも変化しているように感じます。

変わってしまったかつての銀座を懐かしく思いながらも、それでも未だに銀座へ足が向くのは、やはりなんだかんだ言っても便利であり、落ち着ける街だからなのでしょう。

さて、そんななんでもある便利な百貨店ですが、疲れたらゆっくりとお茶を飲めるようなお店ももちろんあります。
しかし、私はお買い物に疲れたら、一旦外に出ます。

それは裏通りにある喫茶店で一休みするためなのです。

老舗の喫茶店

今はどこの街も「カフェ」といった形態のお店が花盛りですが、昭和の女にとっては昔懐かしの喫茶店の方が落ち着けます。

銀座には何軒かそんな昭和の雰囲気漂う老舗の喫茶店があります。

喫茶店のコーヒーはチェーン店のカフェなどよりは若干割高です。しかし、そのプラス数百円で得られるものはお値段以上と私は思っています。

ゆったりとしたBGM。。。

静かな空間。。。

席の広さ。。。

冷えたおしぼり


カフェオレではありません。アイスコーヒーです。ミルクピッチャーに入ってくるのではなく、このようにあらかじめ入っている。そんな店もあります。

私はほとんどの場合、百貨店のオープンと同時にお買い物を開始して小一時間で「お買い物第1弾」を一気に済ませます。
そして裏通りの喫茶店で一休み、そして荷物の整理などをしながら「第2弾」に備えるのです。

時間はまだランチ前。店内はお客様もまばらでとても静かです。

客層はほとんどが年配の方々。そしてこの時間帯、お一人様率が非常に高く、お年寄りや私のような買い物がてらの中年主婦、お仕事のお話をしているサラリーマンっぽくないおじさんなどが、ポツリポツリと間隔をあけて座っているくらいです。

ショッピングの後はたいがい両手に紙袋などをぶら下げ結構な大荷物なのですが、こんな時、席が狭く隣同士がくっつき過ぎていると、どこに荷物を置いていいのやら。。。と困ってしまうことがあります。

その点、昭和な喫茶店はまるでお買い物帰りを前提としているかのように、どこかしら荷物を置けるスペースがあるのです。
ここで買ったものなどを大きなショップバッグにまとめるなど、荷物のコンパクト化を図ります。

荷物整理をするにも十分なスペース。大きな荷物を脇においてもなお、ゆったりと座っていられる空間は銀座ショッピングの中継地店としては必要不可欠なのです。

あまりに出没率が高いので店名は決して明かしません(笑)

百貨店からそう遠くない場所には何軒かの老舗喫茶店がありますが、必ずそのどちらかで一休みするのが、私の銀座ショッピングの定番コースとなっています。

私にとってはこれも銀座に足が向く理由の一つで、百貨店+老舗喫茶店がワンセットになってこその銀座なのです。

ちなみに、こうした古いタイプの喫茶店はよくて分煙、全席喫煙可のような店も珍しくありません。

午前中、お客さんの少ない静かな時間帯であれば気にはならない程度ですが、昼頃になり人が増えてくるとそうもいきません。お煙草の苦手な方は避けた方がいいと言えましょう。




おひとりさまの似合う街

銀座という街は、子供の頃から週末には両親に連れられて毎週のように買い物や食事を楽しんだ思い出のある街です。

あれから何十年経ち、軒を連ねる店もちょっと敷居の高い高級店ばかりではなく、ファストファッションに代表されるような大型店なども増えています。
歩いている人も外国人の姿が多く、時折「ここはどこの国?」と思うようなことすらあります。

それでも私にとって銀座はいまだに大好きな場所です。
しかし、子供達世代にとってはそれほど魅力的ではないようです。

今、私が子供達とお買い物へ行くのは渋谷や新宿です。
銀座だってファストファッションの大型店舗もあるので若者にとってもいいと思うのですが、「買い物なら断然、渋谷!」だそうなのです。。。

考えてみれば、百貨店だけがお目当てなら渋谷、新宿、池袋など、あちらこちらの街にあります。
そして数は少なくなったとはいえ、古い喫茶店だって探せばあるはずです。

それでも銀座という街に引き寄せられるのは何故なのか?

それはずばり、ひとりでいることが居心地のいい街だからではないでしょうか。

お買い物をしたり、ランチなどでレストランに入るとわかるのですが、銀座ではひとりでお買い物や食事をしている女性をたくさん見かけます。

私はお買い物でも旅でも、ひとりが割と好きです。誰に気兼ねすることなく、自分のペースで動けるのでストレスがないからです。

ごくたまに、荷物持ちにと外国人夫を連れて行くと、「まだ買うものあるの?」「喉乾いた。。。」「お腹すいた」など、しばしば横槍が入ります。
そして消化不良のまま、「もういいわよ。。。」と、お買い物を中断することになるのです。

思う存分見たかったものが見て回れなかったというモヤモヤはいつまでも消えることなく、私はまた翌日にひとりで銀座へ繰り出すことになるのです。

やはり銀座はおひとりさまの似合う街です。
これかるも私はひとりでゆっくり銀座を楽しもうと思っています。

瑞月院の東京塩豆大福〈火乃塩〉。東京産ひんぎゃの塩と北海道産エリモ小豆のかほり豆を使ったこだわり素材の豆大福。

お盆休みとあってか、ちょっとボンヤリしています。
ちょうど赤坂青野さんの近所に用事があったので、そろそろ麩饅頭でも買いに行こうかと寄り道をしたところ。。。

閉まってる⁉︎

そうでした。こちら日曜・祝日はお休みなのでした(涙)

とぼとぼと肩を落とし、汗を流しながら涼をとるためにミッドタウンへ寄ることに。ひょっとしたら、食べたいものがあるかもと。。。
和菓子、洋菓子、見て回るも、食べたい気分のものがみつかりません。

仕方がないのでプレッセ(ミッドタウン内のスーパーマーケット)に寄り、食材などを買いレジに向かおうとした時、あるお菓子コーナーが目に付いたのです!
こちらのスーパーでは、お店のセレクションとして期間限定で銘菓などが並んでいることがあるのです。





そこには『御菓子司 瑞月院(すいげついん)』さんという飯田橋にある和菓子屋さんのお菓子が並んでいました。

私にはお初のお店です。
よく知識もないままに、並んでいたお菓子の中から好みのものをいくつか選んでみました。

東京塩豆大福〈火乃塩〉

丸ではなく、細長い変わった形の大福。
皮がとっても厚くて、餡子と同量?というくらいのボリュームがあります。

国内産特選ブレンドのもち米を使用した皮はモチモチとした食感で、なかなか塩が効いています。こちら東京のお塩が使われています。

東京から約360キロ離れた孤島、青島で作られている塩だそう。東京産の塩があるとは初めて知りました。。。

塩辛いだけでなくほのかに甘みのあるお餅に硬めに炊かれた豆が入っていて、くるりと粒あんが包まれています。

餡子は甘さ控えめで、一瞬こし餡?と思うほど柔らかさがあります。
こちらは北海道産のエリモ小豆の中でも希少な有機栽培「かほり豆」が使用されています。皮がとても薄いのがこの小豆の特徴だそうで、口当たりもよく、とても美味しい餡子です。
ちなみにこちらの餡子にも「ひんぎゃの塩」が使用されています。

なんだか面白い味わいの豆大福です。
お餅の塩っぱさが際立っているせいか「この豆大福も皮が主役なのかも」と思わせておいて、実は餡子の方もなかなかの個性をだしているという。。。
斬新とまではいかないのですが、どこか新しいイメージを感じました。

初めて食べたお店の豆大福でしたが、美味しかったです。

ここで、ちょっと閃いたことがありまして。。。





以前、記事にあげたことのある湯島にある『つる瀬』さんの豆餅です。
私の大好きな豆餅なのですが、もしやこの豆餅に絶品の餡子などをのせて食べてみたら?。。。


www.hw-frankie.com


ん〜、間違いなく美味しいに違いない!

しかし、問題はあの豆餅に合う餡子とはどんなものか?という点です。

大福を頂くとき、皮の美味しさ、餡子の美味しさ、それぞれの魅力に焦点を当てて、その時々で食べたい大福を選ぶといったようなことを以前書いたのですが、その「美味しい」と「美味しい」を合体させることは可能なのか?

より美味しくなるのか、個性がケンカして台無しになってしまうのか。。。

いやいや、可能ならとっくに「つる瀬」さんがやっているでしょう?

などなど、またしても大福についての思いがグルグルと巡ります。

きっとあの豆餅はそのまま食べるのが美味しいのでしょう。。。そんな結論に辿り着きながらも、やっぱり自分の閃きを試してみることも諦められません。
次回、あの豆餅を買ってきた際には、必ず試してみることでしょう(笑)





兎にも角にも、こうした思いつきがあるからこそ、新しいお菓子を食べてみるのも楽しいものだわ!と思ったのでした。
たかが大福、されど大福。
なかなか奥が深いです。。。

他に食べてみたのは。。。

東京みたらし餅

こにらも米粉以外は、東京の塩、三温糖、そして丸大豆醤油が使用されています。

しっかり焼き色がつき、香ばしさもあります。

お餅自体がもうみたらしテイストで、その上中にみたらし餡がまたまたしっかり入っています。

これ、食べやすくて、面倒くさがり屋の私には一石二鳥的であり、結構気に入りました(笑)

東京ふわりわっふる

黒糖とメープルという風味、甘味ともに文句なしに美味しい素材を組み合わせということで、ついつい手にとったお菓子です。

名前の通り、ワッフル生地はスポンジケーキのようにふわふわです。

卵風味のシンプルな生地でメープルジャムがサンドされています。

黒糖のコクよりも断然メープルが優っています。和菓子というより、洋菓子といった方がしっくりくるお菓子で、小さなお子さんなどにもピッタリです。

今回は初めて知ったお店のお菓子を頂いてみましたが、新規開拓というのも新鮮でまたいいものだなと思いました。

とはいえ、老舗の味も捨てがたし。。。
新旧問わず、そして東京のみならず、全国各地に未知の美味しいお菓子があると思うと、ますます長生きしなければ!と思ったお盆の休日なのでした。


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『風土菓 桃林堂』夏の定番、生水ようかんとおもたせに人気の小鯛焼。表参道、上野、銀座松屋のデパ地下でも買えます。

世の中は今日からお盆休みに突入です。
東京の街もどことなく閑散としていますが、お盆でもお正月でも甘いものにお休みはありません!(笑)

今日もまたつるりんとしたお菓子です。
ブログ的にはもっとバリエーションが欲しいところですが、暑いとどうしてもそうなってしまいます。





表参道交差点すぐの246沿いに居を構える『風土菓 桃林堂』さん。

本社は大阪府八尾市ですが、東京には表参道のほか、上野と銀座松屋に店舗があります。

こちらの人気商品といえば、やはりこちらでしょう。

小鯛焼


1個 ¥270(税別)
消費期限 4日

普通の鯛焼きの半分にも満たないミニ鯛焼きで、とっても可愛らしくおもたせなどにも重宝されているお菓子です。

姿は小さいですが、この鯛焼きは丹波大納言を使用した粒餡がたっぷり。

一枚一枚手焼きされているという、ちょっと贅沢な鯛焼きです。

こちらは結婚式の引き出物などにも使われているそう。見た目も可愛くて、なおかつ「オメデタイ」お菓子なのでした。





さて、今回のお目当ては「小鯛焼」ではなく、こちら。。。

生水ようかん


1個 ¥300(税別)

この「生水ようかん」は夏の看板商品の一つといっていいでしょう。

このペーパーボックスの中に水羊羹が入っています。

開くとこんな風になっています。
風車みたいでちょっと素敵です。


小豆

「生水ようかん」という名前に違わず、柔らかめのとろんとした水ようかんです。

ひんやりと口どけよく、小豆の美味しさが口いっぱいに広がります。
夏はやはり水羊羹に限るわ〜。

抹茶

白小豆と抹茶を使った水羊羹。
冴え冴えとした抹茶色に負けず劣らず、抹茶の濃厚な風味が楽しめます。

抹茶か餡子か?と問われれば、間違いなく餡子といいたいところですが、こちらの水羊羹に関しては、珍しくも抹茶の方がお気に入りです。

この「生水ようかん」もお味はもちろん包装も素敵なので、おもたせなどに使いたい一品です。
ただ、要冷蔵で冷たさをキープしておかなければ風味が変わってしまうそうなので、保冷剤をつけてもらってもタイムリミットは2時間程度。
この冷たささえキープ出来れば、最高のおもたせになるでしょう。

店舗情報

青山表参道本店
東京都港区北青山3-1-12
03-3400-8703
・東京メトロ表参道駅
みずほ銀行青山ビル1F

上野店
東京都台東区上野桜木1-5-7
03-3828-9826

松屋銀座店
東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座B1
03-3535-7688


www.tourindou100.jp


www.hw-frankie.com
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国際結婚の罠。中年女性も人ごとではないかも。。。国際ロマンス詐欺には御用心。

数年前、ちょっとしたことでお知り合いになった同年輩のアラフィフ女性がいます。

当時、その方は離婚されたばかりだったのですが、自分から望んだ離婚だったせいか、新しい人生に向けてのプランなどをあれこれ楽しそうに語っていたものでした。

それほど親しい間柄ではありませんでしたが、比較的近所に住んでいたため、何度かお茶をご一緒したのですが、その後お仕事を始められたとかでしばらく疎遠になっていました。

そんな女性から突然「お会いしたいのですが」と連絡があったのです。

連絡がないのは元気な証拠か、人には触れられたくないような出来事があったときだけ。
そんな持論から、彼女もそのどちらかの人生を送っているのだろうと、こちらから深追いすることはありませんでした。

連絡があったということは、もしや何かあった?

とりあえず、お茶でも飲みましょうとお会いすることにしました。





約3年ぶりでしょうか?
久しぶりにお会いした女性は一見何も変わっていないように見えました。
熟年離婚とはいえ、経済的にはなんの不自由もなく、都心の広いマンションで犬一匹と暮らし、週に何度か半日だけのパートに出るという生活だそうです。

しばらくお互いに近況報告などをしあった後に女性が切り出したのは、恋愛に関する悩みでした。

ちょっとそれは相談相手を間違っていない?私はもう一生恋だの愛だのとは無縁に生きていく枯れた女(笑)

そう思ったところ、なんと恋のお相手が外国人だというのです。
お相手は外国人専門の出合い系サイトのようなところで知り合ったというやはりアラフィフ男性だそうです。

その男性との再婚を考えているという知人女性は、どこか引っかかるところがあるというか再婚の決心がつかずに悩んでいたようで、思い出したのが国際結婚している私だったというわけです。

いくら自分が国際結婚経験者だとしても、人様の結婚にまでアドバイスなどできません。

ただ、彼女がなぜ結婚を躊躇するのか、心の引っ掛かりがなんなのかを紐解いていくお手伝いくらいはできるかしら?と話を聞いてみることにしたのです。





その男性とはもう1年ほどのお付き合いになるそうですが、会ったのは1回だけだといいます。
男性はアメリカで事業をしている裕福な方と言いますが、詳しく聞いてみるとそれは本人の口から語られていることで、彼女自身はなにも確証となるものを見たことがないそうです。

「そのお相手は信用に足る人物なのかしら? ネット上ならどんな人物像だって作れるわよ」

そう言いましたが、恋は盲目。。。なんの根拠もなく、その男性のことを全面的に信用しています。

古い考えかも知れませんが、私はやはりネット上の出会いは慎重になるべきだという考えです。
口ではなんとでも言えますから。。。

しかし、ネットでの出会いを全面否定もしていません。実際に私の友人の中にはネットで出会った男性と国際結婚し、何十年も仲良く暮らしている例もあるので、きちんとしたお付き合い、そして結婚に発展するケースも沢山あることでしょう。

しかし、その知人女性に関しては、聞けば聞くほど中年になって訪れたロマンスに夢中になって、冷静に見られなくなっていると感じました。

そこで今度は知人女性がなぜ結婚に躊躇するのか?
それをストレートに尋ねたところ、原因は「お金」にあったのです。

過去に知人女性はお相手の男性にお金貸しているといいます。
男性が来日した際、なんらかの理由で日本ではカード類が使用できなくなったなどと言われ、困っているようなので滞在費として50万ほど手渡したそうです。

んん〜。。。
50歳を過ぎた大人が、しかも大金持ちの男性が、カード一枚使えなくなったくらいで身動きできなくなるものか?
どんな形にせよ、それくらいの地位とお金がある立場なら、滞在費くらいは調達できて当たり前でしょ?と思うのが普通です。

しかし、海外は短期旅行しか経験なく、また外国人とのお付き合いも初めての彼女にとっては、相手の言う「アメリカでは」「アメリカの銀行は。。。」という言葉で信じ込まされてしまっているようなのです。

そして、そのお金も返してもらっていないのに、再度お相手の男性からお金を工面してくれないかという連絡があったといいます。

理由はビジネス上の取り引きのあった銀行で手違いから口座を凍結されていて、日本への渡航費用を引き出すことが出来ないという理由だそうです。

結婚の準備をするために来日する約束になっていたため、知人女性はとても楽しみに待っていたらしく、以前貸したお金のことは「どうせ結婚するんだし。。。」と、なかったことにしてもいいくらいまで思っていたそうです。

しかし、再度の金銭的要求です。ここまでくると、流石に知人女性もモヤモヤするものを感じたようで、私に連絡してきたというわけです。

その方とのやりとりは主にLINEを介して英語でなされていましたが、英語があまり得意でない知人女性は辞書を引きながらなんとか会話をしていたそうです。

もしかしたら細かいニュアンスが読み取れていないせいで誤解があるのかも?と、そのやりとりを読んでみてはくれないか?と言われました。

そこには知人女性の言う通り、「日本円で100万ほど送金してもらえないか?」といった文言がありました。

その理由もちゃんと記されていましたが、とにかく複雑極まりなく、頻繁に「アメリカの銀行では。。。」「アメリカの法律では。。。」などという言葉が飛び出してきます。




巷では日本人女性をターゲットとした「ロマンス詐欺」というものがあるそうです。
通常のロマンス詐欺はネット上でのやり取りだけで、海外送金させるという手口が一般的だそうですが、こちらのお相手は一度ならずリアルでもお会いしたことがあるので、それには当たらないのでは?と知人女性は言います。

しかし私がメールでのやりとりを見せてもらったところでは、ロマンス詐欺とは言わないまでも、お金目的のお付き合いを疑う余地は十分にあり、もっと慎重になるべきでは?と感じました。

確証はありませんが、お相手の男性は日本に頻繁にきているか、もしくは暮らしているのでは?と思える節があるからです。

その理由は時差を感じないこと。やりとりの全ては完全なる日本時間で行われています。
お相手が女性を気遣って日本の時間に合わせてくれていると考えればおかしいことはないかもしれませんが、私はどうも不自然に感じたのです。

もう一点が連絡の手段です。若い外国人の方々はどうかわかりませんが、我が家の外国人夫の周りに集うアラフィフ外国人おじさん達は、皆さんLINEを連絡手段にしていない人がほとんどです。
しかしそのお相手はメールアドレスはなく、全ての連絡をLINEでしているそうです。
ここでもまた違和感。。。

もう国籍自体疑ってかかる必要があるのでは?とすら思ってしまいました。

そこでお相手の写真を見せてくれない?
そう言うと、写真はないといいます。
遠距離恋愛でありながら、お相手の写真一枚ないの?と、、、。

私は実際にお相手の男性とお会いしたこともないので、「これは騙されているわよ!」などとは確信をもって言うことはできません。
ただ、メールのやり取り、そしてこれまでの付き合い方、そして借金の件などを総合して考えると、結婚は思い留まるべきでは?と正直に伝えました。

百歩譲って、これが詐欺ではなく誠実なお付き合いだとしても、借りたお金を返さず、さらに結婚を餌に借金を重ねようとする人に誠実さは感じられません。

知人女性は「彼が困っているなら力になってあげたい」と考えているようですが、私は安易にお金を貸すべきではないと言いました。

お金を貸さないことで関係が終わるくらいなら、その男性は知人女性ではなくお金を見ていたということです。そんな人と第二の人生を楽しむなどできるわけがありません。

外国人男性は当たり前のように愛情表現をします。愛を口にし、ハグをしてと鬱陶しいくらいに。。。
しかし、そこに我々日本人が考えるほど重たい意味はありません。愛情表現は彼らの習慣でもあるからです。

どんなに優しく甘い言葉でうっとりと良い気分にさせてくれても、普段の行動を見れば自分のことをどれだけ思ってくれているかがわかるはずです。

「結婚の準備のための100万」と知人女性はなんとか自分を納得させようとしていたようですが、本能の部分で黄色信号が点滅していたのですね。

とにかく結婚を焦らず、お金は貸すべきではないと伝えました。
もしも真面目なお付き合いで、本当に結婚する気があるのなら、お金の問題は自分で解決させること。そして以前貸した50万も返してもらう。
結婚はそれから考えては?と言いました。





この知人女性の例がそうだというわけではありませんが、国際ロマンス詐欺というのは決して若い女性だけに起こる事ではないのだなと思いました。
むしろ、我々アラフィフ というある意味生活にゆとりの出てきた年代も、良いターゲットになるではないでしょうか。

50を過ぎて離婚し、また心華やぐような恋愛がしたいと語り、婚活に勤しんできた知人女性を愚かだとは思えません。
好きな人ができれば、「痘痕も靨」で誰しも自分の都合のいいようにお相手を美化してしまうものです。
恋する乙女に年齢は関係ないのです。

しかし、国際結婚に限らず、お金目当てに近寄ってくる人は男性、女性問わずいます。

恋は盲目。。。そういいますが、誠実なお付き合いを望むなら、なおさらしっかりと目を見開いてお相手を見ることが必要です。

ちなみに、その話を我が家の外国人夫にしたところ、「それ、完全にお金目当てでしょ?なんでわからないの?」と一刀両断。。。

結局のところ深読みなどせず、単純に相手の行動を見ればその心もわかる。。。ということなのかもしれません。

京都・紫野 和久傳 『西湖』。夏のおもたせにもぴったり。美味しいれんこんの生菓子。

今日も一日ものすごい暑さでした。
東京も気温が35度。。。
風もなく日陰にいても汗が流れてきます。

こんな日はひんやりと冷たいプルルンとしたものが食べたくなります。

ここのところ水羊羹ばかり食べていたので、わらび餅なんていいかしら〜と思っていたところですが、もう少しあっさりといきたい!ということでこちら。

紫野 和久傳さんの『西湖(せいこ)』です。
元々は京都の料亭「高台寺和久傳」でお料理の最後に出されていたことが始まりだそう。

その後、「おもたせの店」として始まった「紫野和久傳」のお弁当に入れたところ好評を得て、『西湖』として単品で販売されるようになったそうです。




西湖


1個 ¥324(税込)
消費期限 翌日まで


蓮根のでんぷん質である蓮粉と和三盆糖、和三盆糖蜜を煉り、笹の葉で包んだわらび餅のような生菓子です。

2枚の大きな笹の葉を開くと、ぷ〜んと生笹のよい香りと共に姿を現します。

黒くツヤッツヤッ。見ただけでつるりんとした食感が想像できます。

黒糖の風味よろしく、上品な甘さ。つるりと喉越しがよく、夏にはうってつけの生菓子です。

ものすごくコシがあって、持ち上げてもなかなか切れません。

今は暑いのでひんやりと冷やして食べるのが一番ですが、こちらのお菓子は軽く温めて食べても美味しいのです。

それにしても、夏はこうしたお菓子がより一層美味しく感じられます。

一つ一つがなかなかお上品なサイズなので、私は2つ、3つくらい一気につるりんと食べてしまいます(笑)

幸せです。。。

一つ一つ包装されています。
籠入り、箱入りは別途箱代がかかりるので、自宅用ならばバラで袋に入れてもらう方がお得です!

どなかへのおもたせなら、やっぱり籠に入ったものなどが素敵です。

和久傳さんでは、他にも『蓮もち』という蓮粉を使った別の趣のあるお菓子も有名です。これもまた美味。

そして、料亭の流れをくむお店らしく、ちりめんなどご飯のお供にぴったりな品もあります。
お菓子と組み合わせれば、ちょっと贅沢なギフトにもなります。

店舗情報

京都、名古屋の店舗の他、東京でも『西湖』を購入できるお店があります。

丸の内店
東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル1F
03-3240-7020
営業時間 10:30〜19:00
定休日 無休(元旦の休業)

伊勢丹新宿店
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿B1F
03-5367-8218

松屋銀座店
東京都中央区銀座3-6-1 松屋銀座B1F
03-5250-8669

玉川高島屋S.C店
東京都世田谷区玉川3-17-1
玉川高島屋本館S.C B1F
03-5491-2100

また、オンラインショップもあります。
お菓子以外にも美味しそうなものが盛りだくさんで、見ているだけで楽しくなるお店です。

shop.wakuden.kyoto