お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『 ビスキュイテリエ ブルトンヌ』のアニバーサリーサブレ缶。サブレ・フルール・アニヴェルセル。

今日ははっきりしないお天気の東京でした。暑さの方はずいぶんと和らいできましたが、昨日は終日外出していて疲れたので、本日はお疲れ休みです。

買ってきたお菓子を広げて、のんびりと過ごしました。

そんな週末のおやつは、『BISCUITERIE BRETONNE』(ビスキュイテリエ ブルトンヌ)さんの発売されたばかりのサブレです。





『ブルトンヌ』さんのお菓子は以前にもこのブログでクッキー缶やガトーナンテをご紹介済みですが、この度8周年記念として新しいサブレ缶が限定にて発売されました。

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昨日(9月11日)の発売を前に、8月にネットでの事前予約受付がありました。私も予約をしようかとサイトを訪問したものの、繋がらないハプニングなどありで、予約できそうになかったので、直接店舗の方で予約しておきました。

そして、昨日お買い物がてら、他のお菓子と共にピックアップしてきたのがこちら。

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1缶 ¥1,944(税込)

販売開始日でしたが、特に混雑することもなく、予約をしておかなくても店頭で購入できたかなとも思いました(予約した方が確実なのは間違いありませんが)。





さて、クッキー缶では、既に販売されている「ブルターニュ クッキーアソルティー缶」での可愛さで定評のある人気の『ブルトンヌ』さんですが、こちらも期待を裏切らない可愛いビジュアルです。

サブレ・フルール・アニヴェルセル

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アニバーサリーの記念アイテムとして、お花のブーケをイメージした華やかなクッキー缶です。

缶の蓋を開けると。。。

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その中には2種のサブレとピスタチオ。

アプリコット

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サクサクッと軽い食感のサブレの真ん中にアプリコットのコンフィチュール。

一口サイズのお上品な大きさです。

紅茶フレーズ

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こちらの生地は紅茶の風味。そこに苺のコンフィチュールが絞ってあります。

ほんのり紅茶の香りと、甘酸っぱい苺の組み合わせです。

プラリーヌ・オ・ピスターシュ

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カリッとしたピスタチオをお砂糖で包んだ糖衣がけナッツ。

ピスタチオだけでも美味しいのに、甘いお砂糖を纏って美味しさパワーアップです。

以前、同じような糖衣がけナッツをご紹介しましたが、こちらも商品化してもらいたい!

ジャム入りのクッキーが好きなので、私にとってこのアニバーサリー缶はまさにストライクでした。

サブレは各8枚ずつ、ピスタチオが6個の全22個入りです。

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www.bretonne-bis.com


私は家族の手が横から伸びてきたので、すぐに完食してしまいました。
サブレ一つ一つが小さいので、4人ではあっという間。。。これは一人で食べるべきお菓子でしょう(笑)

ちなみにこのアニバーサリー缶は数量限定で、販売期間が9月11日から10月31日までとなりますので、お試ししたい方はお早めに(笑)

この日、『ブルトンヌ』さんでは季節限定のガトーナンテもお持ち帰りしてきました。
そちらはまた次回ということで。。。


こちらが『ブルトンヌ』さんのお菓子についての過去記事です。

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『ブリコラージュブレッド』の絶品あんバターとチョコレートタルト&タルトトロピカル。

外を歩いていると、だんだんと暑さも和らいできたなと感じます。
今日もお買い物のために渋谷まで出かけてきましたが、以前のように汗だくになることもありませんでした。

季節は秋ですね。。。

ますます食欲旺盛になり、普段は控えていたパンを食べ過ぎたせいでしょうか、すっかり胃腸が疲れたようで、ここ数日は調子がよくありません。
美味しいものが多くて困ります(笑)

こちらもそんな美味しいものの一つです

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先日、娘が「美味しそうだったから」と、買ってきてくれたのが、この「あんバター」です。
あんバターといえば、私にとってはおやつです。どこのパン屋さんでも美味しそうなものを見つけるとお持ち帰りするのですが、お気に入りはそう多くはありません(笑)

目下のベストは表参道の『ブレッドワークス』さんの胡麻たっぷりの「あんバター」ですが、こちらのあんバターも甲乙つけがたいくらいのお気に入りになりました。


六本木ヒルズのけやき坂にある『ブリコラージュブレッド』という人気のパン屋さんのものです。。

以前、は『ローダデール』というレストランでした。モーニングメニューがあったりと、朝からお友達と会うのにとても便利なお店で、よく足を運んでいましたが、こちらも美味しいパンが盛りだくさんで、ローダに負けず劣らずといった感じ。





あんバター

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1個 ¥350(税込)

ハードなフランスパンにこんもり餡子とたっぷりバター。見るだけで期待が膨らみます。。。

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この餡子がこの店の自家製かどうかはわからないのですが、とっても美味しかったのです。

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大納言でしょうか、大粒の小豆がゴロゴロしていて、水分少なめの餡子とコクのあるバター、それがこのハードなパンによく合っていて、おやおや。。。という意外な美味しさ。

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パンだけでなく、ケーキもあります。
私はこちらのお店のケーキは食べたことがなく、「食べたーい」と言っていたのを娘は覚えていたようです。
というか、いつでもスイーツを買っていけば間違いなく喜ぶだろうということでお味見に少しだけ。とのこと。。。

チョコレートタルト

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1個 ¥500

チョコレートタルトはまったりと濃厚なチョコレートですが、甘すぎずいい塩梅です。

上にパラパラとカカオニブが散らしてあるので、カカオの香ばしさとカリッと食感がプラスされています。

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チョコレートのタルトは中にフランボワーズの甘酸っぱいアクセント。

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箱ではなく、小窓付きの紙袋に入っているのですが、なにかくっついています。。。

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「海塩」を加えて食べようということですね。

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氷の結晶のような荒い塩の粒が入っています。

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このお塩を表面パラパラっとふりかけます。

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スイカに塩、メロンに生ハム、ピザにパイナップル。
これは私が苦手とする組み合わせなのですが、どうしたことでしょうか、チョコタルトと塩があまりに美味しいではありませんか⁉︎

海塩のまろやかな塩気が、チョコの甘さを引きてて、甘かったり、しょっぱかったり、お口の中が忙しいながらも充実という状態です。

美味しい「塩」は絶対だと思いますが、スイーツに塩というものを、初めて「美味しい!」と感じました。

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パイ生地はかなりしっかりと堅焼き。ザクザクと歯応え、かみごたえのある生地で、パイというよりはパン屋さんの片鱗が伺える味わいのものでした。





タルトトロピカル

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1個 ¥500(税込)

ライムの爽やかな酸味いっぱいのタルト。

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酸っぱい好きには「たまらない。。。」というくらい、かなり酸味が強くでています。

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表面にはライムゼストがチリチリっと散りばめられています。

そんな酸っぱい中に、さらに甘酸っぱいクランベリー、そしてマンゴーの優しい甘みが隠れていて、なんとなくトロピカル。。。

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『なんとなくクリスタル』みたいです。

お若い方は知りますまいが、作家であり、元長野県知事でもあったヤッシーこと田中康夫氏の著書です。
ご興味のある方はググってみてください(笑)

家で家族と食べながらそんな話をしたのですが、年若い娘たちや外国人夫には通じるはずもなく、つまらないのでブログに書いている次第。

旦那様が日本人の同年代であれば、きっと楽しいのだろうなぁ。。。などと思いながら、なんとなくトロピカルを完食したのでした。。。



bricolagebread.com

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名古屋『CAFE TANAKA 』のビスキュイブールアマンド とショコラサントメ。リピートしたい美味しさです。。。

今日は高島屋さんの『京都航空便』の予約開始日でした。夏の間は毎年お休みなのですが、コロナにもめげず、9月から従来通り再開となりました。

コロナ感染防止対策のために、当日店頭に並ぶのではなく、新宿店は原則予約制。日本橋店ではなるべく事前予約でと、お願いとなっていました。

『京都航空便』の際は、いつもは新宿高島屋さんへ行くことが多いのですが、今回は日本橋方面に寄りたいお店があったので、日本橋店の方に予約を入れてみました。

お目当てのお菓子もキープでき、2週間後が待ち遠しくて仕方がありません。

『京都航空便』について、詳しくはこちらの記事にあります。


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さて、和菓子トピックから始まりましたが、ガラリと変わって、本日はお取り寄せでも大人気の『CAFE TANAKA 』さんのビスキュイです。

結構前にお取り寄せしたものなので、現在はオンラインショップには出ていませんが、また出るかも。。。パッケージは違っても、クッキー缶の中に入っていたりすることもあるし。。。ということで、ご紹介しておきます。

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新型コロナの自粛期間中に始めたお取り寄せですが、
『CAFE TANAKA 』さんのお菓子もそのひとつです。

それまでは、なるべく地元の東京で買えるお菓子をと、ブログにあげるお菓子も東京中心でしたが、お取り寄せを始めて以来、もう美味しいのなら、どこのものでも!と思うようになりました。

今でも、気に入ったものがあると、お取り寄せして楽しんでいます。

その中でも『CAFE TANAKA 』さんのお菓子はとっても気に入って、オンライショップや『婦人画報のお取り寄せ』などを利用して、ちょこちょことお買い物をしています。

もちろん催事で東京へ来た際には朝霧払って参戦しています(笑)

これまではクッキー缶ばかりでしたが、今回はビスキュイオンリーです。





ビスキュイ・ブール・アマンド

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クッキー缶もとても可愛いですが、このBOXもお洒落ですね。
カラーも女子好み。もう女子と言える歳ではありませんが、いくつになっても綺麗なものは好きです(笑)

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リボンを解いてBOXを開けると、中はこんな感じ。
隅々まで「可愛い」ので、女子へのプチギフトには最高です。

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きれいに花の形のビスキュイが並んでいます。全部で12枚入っています。

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ザクザクっとした食感、噛んでいるうちにジワッとバターと小麦粉のよい風味にお口の中が満たされます。

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シンプルですが、まさに飽きのこない美味しさで、我が家でも大人気のビスキュイです。
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ビスキュイ・ブール・ショコラサントメ

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我が家の面々が好き過ぎるショコラのビスキュイです。
争奪戦になってしまうので、二箱お取り寄せ。

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サントメ島に自社農園まで作ってしまったといいますが、そのこだわりがよーくわかるビスキュイです。

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こちらも一箱に12枚入っています。
できれば、この大箱が欲しいくらいです(笑)

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こちらのチョコレート系クッキーは、ディアマンショコラもそうですが、とにかくチョコレートが濃厚。それでいてまろやで、本当にお味がいいのです。

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ザクザク食感なのに、上質なチョコレートをそのままお口に含んでいるような、チョコレートが大好きな人には最高のビスキュイです。

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『CAFE TANAKA 』さんのオンラインショップでのお取り寄せは月に一度です。
しかも、毎度かなりの争奪戦になります。

あっという間に売り切れてしまうのですが、次のチャンスは約1ヶ月後と、なかなかハードルが高かったりします。


https://cafe-tanaka.cake-cake.net/index.phtml

先日は「ハロウィン缶」が出ましたが、これもあっという間に完売しました。
私はと言えば、用事で外出していたため、参戦できず。。。

しかし、チャンスはまだあります。
不定期で『婦人画報のお取り寄せ』で登場することもあるのです。
私もこちらのサイトには大変お世話になっています(笑)

オンラインショップで逃した「ハロウィン缶」も、『婦人画報のお取り寄せ』サイトからも違った内容のものが出ていたので、そちらでお買い物しました。
それもまた瞬時に売り切れましたが。。。


fujingaho.ringbell.co.jp


後日、品物が到着してからブログにアップすることになりますが、オンラインショップとは違った大きな缶入りです。

年に数回は東京の百貨店で催事出店されるお店ですが、その際も大行列で大変です。
そんな人気も「お菓子が美味しい」からこそ。

購入のハードルが高いのは辛いところですが、美味しいお菓子のためです。これからもお買い物しますよ!


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『とらや』栗づくしの生菓子。重陽、栗鹿の子、栗粉餅、この時期だけのお楽しみ。そしてふるさとをリピート。

本日、9月9日は重陽の節句です。
五節句のうち、他のお節句に比べると、なにげに地味なお節句と言えるのではないでしょうか。

お正月が明けたら、七草粥を食べて「ああ、これで寿命がのびたわ。」といい気分に浸りながら無病息災を祈る。。。

桃の節句には人並みにお雛様を飾り、ちらし寿司に蛤のお吸い物、そしてメインの桜餅に舌鼓をうち、またしても無病息災。。。

端午の節句には鯉のぼりを揚げたいところですが、男の子がいないので、菖蒲を花瓶に挿し、柏餅や粽を食べて軽く通り過ぎます。菖蒲湯には入らず無病息災。。。

七夕ではお素麺を食べると言いますが、気が向かなければ食べません。特に決まったお菓子もないという、知名度が高い割にはお菓子の楽しみがないというお節句。とりあえず星に願いをかけて無病息災。。。

では、この重陽の節句はどうでしょうか。
本来なら菊酒や栗ご飯などを食す慣しだそうですが、栗ご飯など普段から食べているので、とりあえずお菓子を食べて無行息災。。。

そんな具合で、つまりはいつもと同じように過ごし、食べたお菓子で無理やり無病息災をこじつけているだけです(笑)

こういってはなんですが、「重陽の節句」などという文言を見るのは、和菓子屋さんくらいのもので、雛祭などのようなイベント性は皆無です。

しかし、日本に昔から伝わる大切な慣習です。たとえ食を楽しむためのお節句になろうとも、食べることで祈願できるのなら、いくらでも食べましょう。

ちなみに「重陽の節句」は「大人の雛祭」といって、お雛様を出して陰干しなどをする人もいます。
私は1年間有効の「ムシューダ人形用」に管理をお任せしているので、雛祭は年に一度です(笑)





さて、そんな私のお節句に登場するのは、栗のお菓子です。

「重陽の節句」を意識していたわけではなかったのですが、お買い物ついでにそろそろ栗菓子が出ている頃かしら?と、
東京ミッドタウンの『とらや』さんをのぞいてきました。

なにか欲しいものがあって足を運ぶと言うよりは、行ってみて好きなお菓子があれば買うということが多いのですが、割とタイミングよく、期間限定のお菓子などに出会うことが多いのです。

これは御膳餡様のお導きなのでしょうか(笑)

今回も重陽の節句にちなみ、9月7日〜9日までのわずか3日間限定のお菓子と運良く巡り合えました。

まずはそちらのお菓子からまいりましょう。





重陽〈栗餡きざみ栗入〉

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¥584(税込)

重陽の節句にちなみ和菓子界隈では菊のお菓子花盛りですが、とらやさんからは栗のお菓子も出ていました。

「菊節句」と言われるように、菊を模したお菓子が多いのですが、この時期は収穫期にあたることから、栗を食べる習わしもあり「栗節句」とも呼ばれています。

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なんとも美しい肌。形といい色合いといい、完璧な姿で、食べてしまうのが惜しいほど。。。

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中の栗餡にはきざんだ栗がたっぷり。見た目では分かりづらいのですが、結構大胆に入っています。

そして、もちろん栗の風味は最大限!
なんとも贅沢な桃山といった印象です。。。

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普段、桃山はあまり選ばないタイプの和菓子ですが、やはり絶品の白餡が使用されているゆえ、これほどまで美味しいのでしょう。

リピートしたいところですが、残念ながら今日で終わってしまいました。
たった3日間しかチャンスがないなんて。。。

しかし、この時期は他にも美味しい栗のお菓子があるんです。。。

栗鹿の子

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¥584(税込)

これは、もう至福の味です。。。
甘く煮た栗は適度な硬さを残した絶妙な塩梅。とにかく風味が濃厚で、一瞬にして栗の香が鼻腔を駆け巡ります。
『とらや』さんでは毎年栗を厳選していると言いますが、それも納得。なんとも美味しい栗です。

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この色艶もすごいです。薄い寒天を纏った栗はゴールドの輝きと言ってもいいくらいゴージャス。
そして、なんと言っても白餡との組み合わせが最高です。
ため息が出る美味しさ。。。

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こちらはミッドタウン店で10月31日までになっています。
まだ1ヶ月半以上あるので、何度かリピートできそうです!

栗粉餅〈求肥包御膳餡入〉

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¥584(税込)

白餡と裏ごしした栗そぼろの中は、求肥に包まれた御膳餡。

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ポクポクとした栗のそぼろ、もちっとした求肥を潜り抜けると、滑らかな御膳餡。
この餡子がまた上品な味わいで、全体的に優しいお味になっています。

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ミッドタウン店では10月31日まで。





ふるさと〈求肥製〉

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¥486(税込)

以前にもこのブログに登場していますが、黒糖の香り豊かな薄い求肥に、上品な甘さの白餡。
このお菓子は私のストライクゾーンで、本当に好みなのです。
普段、どちらかと言えば求肥は避けがちなのですが、こちらは特別です。

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あまりに好きでリピート。もう3回目になります。
食べていると細胞が喜び、寿命が延びる気さえします(笑)
「重陽の節句」のお菓子ではありませんが、無病息災を祈願できそうです。

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販売終了の9/18まで、あと何回いただけるでしょうか。。。





今回、他にも季節の生菓子はあったのですが、一人だったので食べるにも限界があります。
とりあえず、好みのものをチョイスして、栗のお菓子3つとお気に入り一つの4つに絞りました。

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ひとりでゆっくり美味しいお菓子を味わう「重陽の節句」。なんとも贅沢な時間で、またしても寿命がのびそうです。


ご存知のとおり、『とらや』さんは全国に店舗がありますが、地域や店舗によって販売されているお菓子、また販売期間が異なることもあります。

また営業時間なども、新型コロナの影響で変更になっていることもなきにしもあらずなので(今後も含め)、ホームページなどで確認してみて下さいね。

美しい和菓子を見るだけでも楽しいですよ。


こちらは六本木ミッドタウン店のサイトです。
www.toraya-group.co.jp


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上野駅「のもの」で昔懐かし『ペリカン』のパンに出会う。食パンにロールパン。思い出の味は今も健在です。

上野へ行ったときには必ず寄る店があります。上野駅グランドコンコースにある『のもの』です。
こちらは主に東日本エリアの食を扱う地産品ショップで、お菓子からグルメまで様々なものが揃っています。
もうそれだけで楽しいお買い物ができるお店なのですが、ここではあの『ペリカン』のパンを買うことができるのです。

www.jreast.co.jp


『ペリカン』といえば、古くから下町界隈では有名なパン屋さん。
食パンとロールパンのみ販売という、ちょっとこだわりのお店で、今ではかなり知られたパン屋さんとなっています。

先日、所用で上野へ出向いた際、17時頃に『のもの』へ寄ってみると、『ペリカン』のパンがたくさん並んでいました。
店頭に出るのが15時半か16時頃だったと思うのですが、普段なら行列ができていて、あっという間に売り切れてしまうので、横目で眺めているだけでした。
ところが今回は並んでいる人もなく、パンも山型パン以外はたくさんありました。

これもコロナの影響なのでしょうか。。。

それなら!と、ものすごく久しぶりにお持ち帰りすることにしました。

『ペリカン』のパンに関しては、ちょっと思い入れがあるので。。。






『ペリカン』の思い出

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子供の頃、今は亡き父とよく喫茶店へモーニンを食べに行っていました。
ただのトーストにサラダとコーヒーだけというような、子供にとってはあまり面白くない朝食ですが、「モーニングを食べる」という行為が割と気に入っていました。

その頃からでしょうか、父が『ペリカン』のパンを買ってくるようになったのは。
これが父の『第1次ペリカン熱』でした。

ついでにサイフォンまで買ってきて、朝から自分でコーヒーを淹れ、『ペリカン』のパンと共に食べることにハマっていたようです(笑)
当時としては珍しく、丸々1本の食パンを、自分の好きな厚さに切って食べられるのが気に入っていたのです。

この「ペリカン熱」は、完全に消えることなく、細く長くゆるゆると続いていきました。。。

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その後、私が成人して海外へ出て、戻ってきたと思ったら、外国人と結婚することになったとき、父が買ってきたのがまたしても『ペリカン』のパンでした。
これが「第2次ペリカン熱」です。

「外国人はお米ではなくパンだ!好きなだけ食べさせてあげなさい」

そう言って、また食パンと沢山のロールパンを買ってくるようになりました。。。
「外国人」というワードがガソリンを注ぎ込んだように、再び「ペリカン」という炎を燃え上がらせたようです。。。

それから数年、子供が生まれると、「第3次ペリカン熱」の到来。。。
ここでも「外国人」というワードが着火点になりました。

「外国人の遺伝子があるのだから、子供達もパンは好きなはずだ。たくさく食べさせてあげなさい」

そう言って、今度は家族4人分として大量のパンが我が家に送り込まれてきたのです。

なんとも安直だなと思いながらも、今から考えれば父の愛情をひしひしと感じます。

何かというと、『ペリカン』のパンを抱えて訪ねてきた父の姿を思い出すと、とても寂しい気持ちになり、いまだに涙が出ます。。。

私にとって、『ペリカン』のパンとはそんな父との思い出が詰まったパンなのです。





時代を先取り⁉︎

今では割とよく見かけますが、昔は食パンとロールパンだけというパン屋さんは非常に珍しいものでした。

当時は子供心に「これしかないの?」などと思っていましたが、この特化型という形態は時代の何歩も先をいっていたということになります。

今では全国区で知られるようになり、カフェまでできたという有名なパン屋さんになりました。

かれこれ10年以上前、父が亡くなった際に田原町の仏壇屋へ行ったことがありました。
「そういえば、近くにペリカンがあった」と、お店に寄ったことがありましたが、そのときは行列はありませんでした。
しかし、少し前に蔵前へ出る用事があり、たまたま前を通ると、たくさんの人が並んでいて、初めて『ペリカン』人気を知りました。

パンといえば外国人夫の好みで、最近はブランジェリーのハード系が多かったので、日本の美味しいパンにはうといのです。

ふんわり高級食パンでさえ、最近初めて食べたというくらい出遅れているので、あの『ペリカン』がそこまで有名になっているとは知らなかったのです。。。

時代が『ペリカン』に追いついたか⁉︎
そんなところでしょうか(笑)

「のもの」の『ペリカン』

こちらでは、一人2個までという個数制限がありました。
販売されているのは食パン1斤、2斤、ロールパンは中ロールに小ロール。

食感の記載がある紙には「山型パン」もありましたが、品物は売り切れてしまったのか、店頭にはありませんでした。

一人2個までなので、食パンとロールパンを1袋ずつお持ち帰りしてきました。

食パン〈1斤〉

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1斤 ¥430(税込)

食パンは1斤、2斤(税込¥860)サイズとありますが、通常の食パンのように長さの違いではなく、こちらは長さは同じで太さが違いました。
私がかつて食べていたのは、3斤ほどもあろうかという大きなものでしたが、こちらにはありませんでした。

2斤に比べると、1斤の方が細めで小さく見えます。

1斤はもちもち、2斤はふんわり、山型はサックリと味わいは異なります。

もちもちタイプはずっしり重量感があります。

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触った感じもムチムチとしています。

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厚めにスライスした方が、よりもちもちとした食感が感じられます。

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生地目もしっかりと詰まっています。

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私のスタンダードは、やっぱりバタートーストです。

しっかりと焼いて、外側サックサック、中はもっちりという最高の食感です。

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中ロール

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5個入 ¥520(税込)

ロールパンはパンのサイズが大きなものと小さなものと2種類あります。

こちら中ロールは大きい方で5個入り。通常のロールパンよりもひと回り大きめなので、なかなか食べ応えがあります。

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しっとりというよりは、しっかりとした生地のパンです。特になにがというわけではないのですが、素朴な感じがいいのですよね。

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食パン同様に目がみっちりと詰まっています。

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このパンはシンプルな味わいなので、サンドイッチのように具材を挟んで食べても美味しいのです。
というか、私はむしろそちらの方が好きです。

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今回、子供のお弁当にもしてみました。
玉子ときゅうり、野菜とスパムを挟んでみましたが、具材にパンのボリュームが負けていません。
これでお腹いっぱいになったそうです。





素朴で飽きのこない味

今時の「高級食パン」のようなふわふわで甘いパンもおやつ感覚で食べるには美味しいですが、やはり食べ慣れているせいでしょうか、私にとっては日本人としての「お食事パン」といえば、こうした弾力のある小麦粉万歳!といった素朴なパンです。

なんだかパンのご紹介というよりは、思い出話になってしまいましたが、久しぶりの『ペリカン』は、いい意味で本当に普通のパンだなと再確認しました。
奇をてらったところのない、素朴で懐かしい味わいは、お米のように毎日食べても飽きのこない美味しさです。
思い出という隠し味もありで、とても美味しく、そして懐かしくいただきました。

外国人夫も覚えていて、

「おー!ペリカン!義父さんがよく持ってきてくれたなぁ」

そう言って、懐かしそうに食べていました。

また出会った際には、思い出の味を持ち帰るつもりです。何度でも。。。


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