お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『松屋長春』の羽二重餅を東京で!新宿高島屋の名古屋直行便で楽しむ名古屋銘菓。

先週の土曜日、新宿高島屋さんで『名古屋直行便』のお菓子を受け取ってきました。

このブログでも何度となく登場している『名古屋直行便』ですが、これは年に2回高島屋さんの和菓子バイヤーさん達が、名古屋から和菓子を手運びし、新宿高島屋の銘菓百選前で販売してくれるという、なんとも嬉しい催しです。

今回は4月3日に予約が開始され、受け取りは4月20日でした。

予約開始は午前10時から。あっという間に売り切れるのは、毎度「芳光」さんのわらび餅です。
好きなお菓子ではありますが、過去何度もいただき、昨年は名古屋の『芳光』さんで色々なお菓子を堪能させていただいたので、ここ2回はお見送りしています。

もう一つ、今回あっという間に完売となったのが、『梅花堂』さんの「鬼まんじゅう」でした。
初登場でありファンも多いのでしょう、すぐに完売でした。
私はあんこを使ったお菓子優先なので、こちらも予約はしませんでした。

当日は名古屋から運んできてくださるので、受け取れるのは午後4時半〜となっています。
4時頃になると予約品を受け取る列がどんどん長くなるので、私も早めに並びました(早く帰っていただきたいので)。

品物の到着時間によるかもしれませんが、早めに用意ができると、4時半を待たずにお渡しを始めてくれます。
今回も10分ほど早い開始でした。
順番がきたら、自分の名前を告げると注文書が渡されますので、その紙を商品ワゴンの前にいる店員さん(いつも主に和菓子バイヤーさん達が立たれています)に渡すと、予約したお菓子がレジに回され受け取り終了です。
クレジット決済のため、ここで金銭のやり取りはありません。

私も無事に予約したお菓子を受け取り、すぐに帰宅。楽しみにしていた名古屋のお菓子を楽しみました。

※ちなみに全てのお菓子ではありませんが、当日販売されるお菓子もありますので、予約できなかった場合でも、まだチャンスはあります。
そちらは午後5時半からになります。



今回はこれまで『名古屋直行便』でいただいたことのないお菓子を選んでみました。

その一つがこちら。
昨年の名古屋旅で訪問できなかった『松屋長春』さんの代表的なお菓子、『羽二重餅』です。

稲沢市にある老舗の和菓子店で、看板はなんと言ってもこの羽二重餅。
店舗での当日販売には早朝からこのお菓子を求める人々が列を作り、早くに完売してしまうという予約必須のお菓子でもあります。

過去にいただいたことがあるので、その美味しさは承知していましたが、『名古屋直行便』では5個入りでの販売です。

一人では食べ切れないと、これまでは諦めていましたが、今回は一緒に食べてくれる大きな胃袋を持つ夫がいたので、迷わず予約購入させて頂きました。




羽二重餅


5個入 ¥1,576(税込)
消費期限 2日

「赤ちゃんのほっぺ」と形容されるほど柔らかな羽二重餅。
ぽってりと厚みがありますが、これが驚くほどにふわふわ。柔らかいという言葉ではおさまらず、ひとたび頬張ればお口の中でしゅわっと溶けていきます。

あんこはお餅と足並み揃えるように、ゆるっと水分量の多めのゆるめの粒あん。

甘さ控えめですが、このあんこがまったりとしていて、小豆の風味も豊かでとにかく美味しいのです。

『松屋長春』さんの羽二重餅は、お餅の柔らかさを賞賛されることが多いですが、このあんこも負けず劣らずの美味しさです。

しゅわっと溶けてしまう羽二重餅の軽さのせいか、普通のお餅のようにお腹に溜まることなく、幾つでもいただきたいくらい(笑)

また秋の『名古屋直行便』を楽しみにしたいと思います!

今回は『松屋長春』さんのお菓子のほか、『むらさきや』さん、『一朶』さんのお菓子を購入しました。
そちらはまた後日アップする予定です。


www.matsuya-choushun.jp

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『エシレ•パティスリー オ ブール』のマドレーヌ。エシレバター満喫の焼菓子。

先日、知人から『ECHIRE PATISSERIE AU BEURRE (エシレ•パティスリー オ ブール )』のマドレーヌをいただきました。
実を言えば、エシレバターはご贔屓のバターではないのですが、パティスリーで作られるお菓子は好きです。

渋谷スクランブルスクエア1階にある『エシレ』にはかつてカヌレを求めてよく足を運びましたが、次第に行列が長くなりなかなか気軽に買えなくなった上、現在は完全予約制となり、すっかり足が遠のいていたので、久しぶりの『エシレ』のお菓子でした。

頂いたのはマドレーヌ。こちらもまた何故か自分ではなかなか手に取らないお菓子ですが、いただいてみると美味しいのですよね(笑)




マドレーヌ

表面は軽いサクッと感があり、中は比較的みっちりとした生地です。
一口頬張ると、バニラと濃厚なバターの風味がふわりと広がります。

バターのよい香りに溢れていますが、ヘビーになり過ぎないところがエシレバターらしくていいですね。

前述した通り、エシレバターファンではないのですが(バターは断然ボルディエ派)、やはり良質なバターで作られたお菓子は美味しいものです。

この日、もう一つお菓子を頂いたので、そちらはまた次回ということで。。。

www.kataoka.com

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東京ミッドタウン『虎屋菓寮』よもぎ餅。もちもちのお餅にたっぷりの御膳餡を楽しむ。

先日、東京ミッドタウンへお買い物へ行った際に、ちょっと一休みしようと『虎屋菓寮』さんへ寄ってきました。

なかなか暑い日だったので、最初は冷たいあんみつでも。。。と思っていましたが、店頭の美味しそうなお写真を見て心変わり(笑)

この『よもぎ餅』、2024年3月15日(金)~ 4月20日(土)という期間限定。
時期を逃すとおそらく来年まではいただけなくなるので、こちらを楽しんでみることにしました。

相変わらず投稿が遅くなり、今季の提供は明日で終わりです。。。




よもぎ餅


1,320円(税込) 
(帝国ホテル店のみ 1,430円(税込))

よい塩梅に焼かれた一口大のよもぎ餅が3つ。なんとも美味しそうな御膳餡が添えられています。
いつもながらプレゼンテーションが美しいですね。

上品な甘さと小豆の風味をたくわえた御膳餡は、とろとろっと滑らかなテクスチャー。

適度に弾力があるモチモチっとしたお餅は、よもぎの良い香りに焼きの香ばしさが加わりなんとも美味。。。

いかにも『とらや』さん的に、味わいは控えめで上品。
期間中にいただけて大満足しました。



一口大の小形羊羹は、試食として添えられていた紅茶の羊羹です。こちらも美味しかったです!

前述した通り、このよもぎ餅は今月の20日(土)まで。

以下の『虎屋菓寮』さんでいただけます。
•赤坂菓寮
•帝国ホテル菓寮
•東京ミッドタウン菓寮
•御殿場菓寮
•新宿伊勢丹菓寮
•横浜そごう菓寮
•京都一条菓寮
•京都四條南座菓寮

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『とらや』特別販売の特製菊焼残月と定番の残月。似て非なるふたつの残月。

このブログでもたまに登場する、私の大好きなお菓子の一つ、『とらや』さんの『残月』。
焼菓子なので百貨店の店舗でも販売されていますが、普段はなかなかお目にかかれない、もう一つ『残月』と名のつくお菓子があります。

それが『特製菊焼残月』です。
このお菓子は天皇陛下主催の園遊会などで下賜されるお菓子として知られています。

そんな貴重なお菓子ですが、焼印は皇室ならではのものと異なるものの、菊を基調した焼印の入った同じお菓子がいただくことができるのです。
但し、通常は6日前までに要予約となっているお菓子なので普段店頭に並ぶことはありません。
しかし店頭でお買い物できるチャンスがあります!

それが例の「15日の特別販売」です。

毎月15日、『とらや』さんでは通常は予約しなければいただけないお菓子を、限定で店頭販売しています。

過去記事にある「干羊羹」なども、すべてこの15日の特別販売で購入しました。

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毎月、登場するお菓子が異なるのも、また楽しみなもので、なるべくならば15日は朝一番に駆けつけたいと思うほど、貴重なお菓子が登場します。

そして今月、4月15日は『特製菊焼残月』がやって参りました。

実を言えば、私が『残月』(定番の残月)好きになったのはここ数年のことです。それ以前はあの生姜風味が苦手でした。
歳を重ねたせいか、大好きなお菓子になったことで、いよいよこの『特製菊焼残月』のお味が気になってきました。

予約すれば手に入るものですが、過去に「15日の特別販売」でも登場しているので、そのうち来るはずと気長に待っておりました(笑)

そうして、ようやく念願叶っての『特製菊焼残月』の登場です。




特製菊焼残月


1個 ¥972(税込)
消費期限 4日

大きくずっしりとしたこの残月、重さがなんと100グラムもあります。

薄めの焼き皮は生姜風味の定番『残月』と異なり、卵の香りと焼きの香ばしさで、とにかくよい香り。
ふくらし粉を使わずに焼き上げた生地は、みちっと締まっていて、しっかりとした歯応えがあります。

生姜の風味もすり蜜もひかれていないシンプルな生地は、ほんのりと甘く焼き皮本来の美味しさが味わえます。

鮮やかな焼印は菊を基調にその都度変わるようですが、今回は「籬の菊」でした。2018年にも登場している焼印ですね。

中にはたっぷりの飴あん。
これがとにかく絶品です!

通常の『残月』のあんと比べると、かなりしっとりと感じます。

きめ細かい絹のような舌触りなのに、ねっとりとした濃厚なテクスチャー。
飴のこっくりとした甘さと小豆の風味が溶け合い、なんとも美味しい!

このあんこ、永遠に食べ続けていたいくらい!
大きめのおつくりなので、それを存分に味わえるのは満足度も高く嬉しい限り!もっと大きくてもいいですが(笑)

これは味わってよかった!と、つくづく思いました。




定番『残月』と『特製菊焼残月』

この日、もちろん定番の『残月』もお持ち帰りしてきました。せっかくなので、『残月』と『特製菊焼残月』の違いをざっとまとめてみます。

大きさ
『残月』が約47gに対し『特製菊焼残月』は100gと倍の大きさです。
ちなみにカロリーは『残月』152 kcal 、『特製菊焼残月』が320 kcal。

お値段と消費期限
『特製菊焼残月』 ¥972(税込)
消費期限 4日

『残月』 ¥346(税込)
賞味/消費期限 製造から21日、到着日から10日前後

焼き皮
前述したように『残月』は、すり蜜のひかれた生姜風味の焼き皮です。
一方の『特製菊焼残月』の方は、シンプルに卵の風味。

あんこ
ぱっと見あんこは同じだろうと思いきや、こちらもまた違いました。
両方一緒に味わってみると、『残月』に比べ『特製菊焼残月』の方が、よりもったりとしたテクスチャーで濃厚に感じます。

『残月』だけ味わっていると、十分に飴感のある重厚さを感じますが、『特製菊焼残月』はそれをさらにパワーアップした感があります。

使われているあんこの量的な問題でそう感じるのかしら?と思ったものの、やはり違う。。。

総じて、同じ「残月」という名が使われてはいますが、それはお菓子のフォルムによるものなのかも知れません。お味自体はまったく違うお菓子です。

『特製菊焼残月』に関しては、機会があるのなら何度でもいただきたい!と思うほど美味しいものでしたが、『残月』も変わらず私のお気に入りです。
定番の『残月』はほとんどの『とらや』さんの店舗でお取り扱いがあり、気軽におやつにできる購入ハードルの低さもありますので、今後も変わらず楽しんでいくつもりです。

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『亀屋陸奥』松風。伊勢丹オンラインのクーポンで老舗のお味を楽しみました。

先月はお誕生日月ということで、たまにお買い物をする伊勢丹オンラインさんからクーポンが届きました。

クーポンの内容は「送料無料」というもの。
それだけ?と思うなかれ、送料もなかなかバカになりません。百貨店さんなどは一般に比べると送料お安めですが、ケチンボな私は「この送料分でもう一つお菓子が買えるのにな。。。」などと思ってしまい、最近は送料のかかるお取り寄せはあまりしなくなりました。
コロナ禍では外出制限もあったのでよく利用していましたが、いまはそれも無くなったので。
東京にいると百貨店をはじめ、店舗へ出向けば欲しいお菓子は手に入るので、交通費と送料を天秤にかけると、やはり自分で買いに行った方がいいとなるわけです。

そんな送料が無料になるというのなら、これは使わない手はないと、高島屋オンラインさんにズラリと並ぶ商品をつらつらとみておりました。

そこで見つけたのが、こちら。

京都の『亀屋陸奥』さんの松風です。

小麦粉、砂糖、麦芽糖、白味噌を練った生地に、けしの実をふって焼き上げた、このお店の看板と言ってもいい一品。

『亀屋陸奥』さんの歴史は古く、創業は室町中期の1421年年伝えられています。
本願寺との縁も深く、この『松風』は織田信長と石山本願寺の合戦で兵糧代わりとして生まれたお菓子だそう。
数百年もの昔から同じお菓子が、受け継がれているというのもすごいものです。



松風をお作りしているお店は多々ありますが、実を言えば私のご贔屓は『松屋常盤』さんの『味噌松風』なのです。
こちらは東京でも月に一度、新宿高島屋さんの『銘菓百選』でお取り扱いがあります。
毎月第三土曜日のみの入荷で、なかなかその日に都合がつかないこともあります。
ここ何ヶ月かお買い物できなかったこともあり、今回はオンラインショップに出ていた『亀屋陸奥』さんの松風をお取り寄せしてみた次第です。

注文日から10日以降のお届けで、届け日は指定できます。
(一部配送除外地域もありますので、詳しくは高島屋オンラインで確認してみてください。)

支払い方法ですが、私はいつも登録してあるクレジットカードでお買い物をしています。
それ以外ですと、タカシマヤ友の会お買物カード・高島屋ネオバンク(スゴ積み払い・銀行口座払い)・楽天ペイ・PayPay・d払い・au PAY・Amazon Pay・コンビニエンスストア・ペイジー・ネット銀行




松風


24枚入 ¥1,790(税込)
48枚入 ¥3,500(税込)
※送料 今回は送料無料クーポンを使用しましたが、通常の送料は¥660。

消費期限 製造日より常温で10日

お箱を開けると、しっかりとシーリングされた紙の袋に収まっています。

袋から取り出して、お箱に入れてみました。
すぐにいただかない場合は、袋の中に保存した方が硬くなりずらいと思います。

『亀屋陸奥』さんのものは、かなり薄めのお作りで、箱の中に二段重ねに入っています。

もちっとした強い歯応えの生地は、大きな気泡が入っていてドライな食感。
これまでいつも『松屋常盤』さんの味噌松風ばかりだったので、そちらと比較すると、かなり水分量が少なめに感じます。

ところが噛んでいるうちに、味噌の風味と共に、甘さがどんどん広がってきて、お口全体がその旨味に満たされてきます。
表面に散りばめられたケシの実のプツプツっとした食感と香ばしさも、美味しさに一役かっています。

同じ『味噌松風』でも、まったく味わいが違いますが、こちらも本当に美味しいですね。



数年前に一度お試ししたことのあるお菓子ですが、その時は正直ピンときませんでした。
ところが、今回はこれもまた美味しいものねと後を引き、パクパクとやっていたら、夫も横から手を出してきて「これ、美味しいですねー」と二人でパクパク。
一箱あっという間に完食です(笑)

以前から思っているのは、年齢を経るごとに味覚も変わるせいか、はたまた食の経験が積み重なるせいなのか、以前はあまり好きだと思えなかったお菓子がとっても美味しく感じることがあるということです。

この『松風』も然りでした。
お菓子にも出会うタイミングというものがあるとするならば、以前はどうであれ、もう一度お試ししてみる価値はあるのだなと思った次第。

お取り寄せしてよかった!
高島屋オンラインのお誕生日クーポンのおかげです。
来年も待っております(笑)

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