お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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今年2回目の『土用丑の日』。鰻(うなぎ)は上等なものを食すべき。

今年、2017年は『土用丑の日』が2回あります。
一度目は7月25日でした。そして、二度目は本日8月6日です。

こちらは1回目の丑の日の鰻

セレブなお魚

鰻はもはや高級魚です。庶民のあなた達の口に入るなんてゴメンだわ!と、そんなセレブ魚に成り上がってしまいました。
前回の『土用丑の日』でも改めて物色してみましたが、ちょっといいものを買おうと思えば、一人前3000円くらいします。
いくら「食費に糸目はつけないわ!」などと見栄を張っていても、いざとなると腰が引けてしまいます。
鰻ネタのたびに「高い!高い!」うるさい私ですが、一応家計を預かる専業主婦なのです‼︎
しかしです!『土用丑の日』であれば大義名分得たりとばかりに、大手を振って鰻を買うことができます。
(今日は土用丑の日よ!これを食べなきゃ夏は越せないんだから仕方ないのよ!必要経費だわ)
そんな気持ちです。


安かろう、不味かろう

食べ物の全てが「安かろう、不味かろう」というわけではありませんが、鰻に関しては、かなり値段による差が大きいように感じます。
それは食べた時の満足によるものです。
普段、食べたい時はスーパーなどでお安いペラっとした鰻を買いますが、これは満足感がその鰻のごとく薄いせいか、箸を置いた途端に思うのは「もっと食べたいなぁ。。。」というものです。しかし、倍の金額を出して上等な鰻を食した後は「あゝ、お腹いっぱい!もうしばらく鰻はいいわ」などと思うのです。
何度食べても満足行かずに、さらにさらにと食べ続けていれば、気がつけばものすごい出費になっているものです。
それなら最初から満足度の高いものを買って食べた方が、よほど費用対効果が高いというものです。
カレーライスやハンバーグのように、頻繁に食卓にのぼるものとは違います。それならば、たまに食べるときくらいは上等なものを選ぶべきと、この度改めて思った次第。

鰻、好き嫌い

この二度目の『土用丑の日』、もちろん晩御飯は鰻!
と、考えていたのは家族で私だけのようでした。
「この前食べたからもういいや」と、子供達が言えば、
「そんなに美味しいか?俺は餃子のがいい。安くて美味い!」と、夫も鰻に背を向けます。。。
結局、食べたいのは私だけのようです。
思えば、私の友人なども鰻が嫌いな人が結構います。「丑の日以外は食べないわ」という人、「丑の日も我が家は絶対に鰻を出さない」という大嫌い派まで、鰻嫌いは思いの外いるもので、そんな人からすれば、なぜわざわざ高い金を出して食べる?という理屈になるようです。

夏の鰻は美味しくない

鰻が一番美味しいのは、脂の乗ってきた秋から冬にかけてだといいます。どうせ食べるなら美味しい時期に食べたいのはやまやま。
しかし『土用丑の日』と、バーンっと扇ぎ立てられると、もうなにがなんでも食べなくては‼︎ と、鰻好きは思うのです。
夏場の鰻は美味でなく売れ行きもよくないので、販売促進のために『土用丑の日』は作られたという説があります。
もしそれが本当だとしても、鰻好きにとっては、セレブ魚を食べる大チャンスなのです。

今夜、私は一人で心ゆくまで今年最後の『土用丑の日』を満喫しました。今回は一人分なので、またしても奮発して大きいのを。

ちょっと大き過ぎて、ご飯が見えません。でも、しっかりお茶碗一膳分くらいは入っています。
ダイエット中で夜の炭水化物はご法度ですが、『土用丑の日』なので仕方ありません。禁を破りました。

ちなみに、夫と子供は勝手に餃子を焼いて食べていました(笑)