お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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海外移住。日本がダメならどこで暮らせばいい?現実は厳しいとか甘くないとか言われているけれど。。。

さて「ここからが本題」といった昨日の記事の続きでございます。

昨日はジャイアントコーンだったので、今日も何かアイスを食べながらと、前に買いだめしておいた期間限定のハーゲンダッツ『キャラメル ヴァニーユ』を食べながら、第2弾を書くことにします。

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さて、日本がダメならどこで暮らす?
そんなお話でしたが、具体的にどこがいいなんてことは、実際に住んでみないとわからないのですよね。
これを言っては、お終いなのですが。。。

しかし、どこで暮らすかは非常に重要な事なので、真剣に考えてみなければいけません。
だって、いくら夫がいきなり「アマゾンの奥地とか、チリの高地で暮らしてみようぜ!」などと言ってきても、私にそこで生活できるかと言えば、はっきり言って無理です。もはや、そんな気力はございません。

そもそも、よその国で暮らすためには、それなりのパーミットが必要となります。観光ではスイスイと入国できる国でも住むとなれば別です。その国にとって厄介者にならず、なおかつお金なり技術なり、なにかしら貢献できるものがなければなかなか許可されないでしょう。
若い方々であれば、現地の学校に入学し学生ビザ、また簡単ではありませんが仕事をしたい人であれば企業で働き労働ビザを取得などが考えられますが、もう勉強も仕事もしたくないという中年の場合は、皆さんどうするんだろ?と思ったところ、お金さえあれば永住できる国はあるそうなのですね。
あとは、私の周りは外国人や国際結婚した人が多いので、外国人配偶者の所縁ある国などに移住するケースも多いのです。
日本のような単一民族国家ではないため母国だけでなく、入りやすい国というのがあったりするのです。我が家の外国人夫も親類縁者があちらこちらに散らばっているので、ちょっとでも「日本を出て、他所で老後を過ごそうと思ってるんだよね」などと呟くと「ここにおいでー!住むとこくらいはあるよー!」なんてオファーがあちこちからかかります。
ニューヨークやロンドンなんかの都会なら別ですが、アメリカやヨーロッパの田舎、南半球あたりなら、みんな敷地の広い大きな家に住んで、のんびりと暮らしているので、つねに「バーベキューでもしようぜ!」ってノリなのです。
まぁ、そんな生活もこの歳になればいいかも?と思えてきますが。




よその国で暮らすとなれば、不自由もあるでしょうが、住めば都で慣れてしまえばどうということもありません。
よく海外移住は難しい、現実は厳しいよなどという話も聞きますが、やって出来ないことはありません。少なくとも普通に人の暮らしているところであればですが。
日本で当たり前になっている過度な諸々なことを期待をしなければいいだけ。
言葉が不自由なのをいいことに、お店でお釣りをちょろまかされたり、ぞんざいな態度をとられたり、挙句に逆ギレされたり、Fワード連発されたり、人種差別されるだとか、うかうか夜道も歩けないだとか、時刻表などないも同然の交通機関だとか、もう数え上げたら笑っちゃうほど、あれこれありますよ。
しかしです、日本で受けているサービスなどはキレイサッパリと忘れ、言葉が通じない不便、わけわからんちんなナンセンス、そういったことを当たり前と受け止め、そういうもんだと生活していればそのうち慣れてしまうものです。
ただ中高年になってから初めてチャレンジするとなると、それはそれで難しいかなとも思います。多分、ものすごくストレスフルな日々を過ごすことになるでしょう(笑)
若い時は無知なので、受け止める力も大きいものですが、年寄りは自分の価値観も定まり、好奇心も減退しているので、すんなりと入り込むには努力や我慢が必要となることは間違うありません。
日本で起きている社会の変化にすら戸惑う昨今なのに、いきなり海外移住となるとかなりハードルは高いと言わざるを得ません。
海外旅行と暮らすことは違います。どんなに何十カ国も旅をしてきました!と言ったところで、所詮は暮らしではないからです。
とりわけ中高年などは、病院とのお付き合いも視野に入れなければいけません。そんな時に言葉の壁があっては、大げさな話、命に関わることになる可能性すらあります。また、現地の医療を受ける際の費用なども、目が飛び出すほどだったりと、うかうか風邪も引いていられないといった感じになるでしょう。

そんなことばかり言っていると、悪いことばかり?と思われそうですが、いいなと思うこともあるのですよ。
国にもよると思いますが、海外にいると周りからの干渉を受けずに済むのが実に気楽です。
日本では何かするたびに、あれやこれや噂され、こうしないとまずいわよ!などお節介を焼かれ、時には依存されたりと、なんだかベッタリした関係を好む空気があって、それがあまり肌に合わない私は、海外でのほっとかれる感がものすごく心地良く感じてしまうのです。
「誰も助けてくれない、だから頼らない」海外では特にそんな気持ちで生活することが必要になるので、まずは人の目線よりも自分がどうするかに心を砕いていられるのがいいのです。
あとは所詮人の国に住まわせて頂いているお邪魔虫です。自分がエイリアン(異国人)だと思って生活するのって、責任もないのでものすごく気楽です。




我が家を始め、移住を考えている人達は、少なからず過去に海外生活を経験している人ばかりです。
嫌な部分も散々見て、不便も経験した先には「まぁ、こんなものよね」といった開き直りと共に、別の意味での気楽さみたいなものも感じられるようになることがわかっているからです。
苦労もあるけれど、そんな海外での面倒と、今後日本で働きづめの老後を送るか? どちらがいいのか天秤にかければ、私はやはりのんびりバーベキューやりながら暮らしたいと思ってしまうのです。
まだ子供達も学生などで、2、3年のうちとはいきませんが、5年後を目処に「バーベキューに勤しみながら、晴耕雨読の老後」について、真剣に考えようと思っている次第。

どこの国で暮らすかは、やはり英語が通じる国で、食べ物が美味しくて、治安がそこそこよくて、清潔な街。もう一つ付け加えるのなら、バーベキュー文化の盛んな国なら、夫も満足でしょう(笑)
十代の娘達に聞いてみると、一番に「Wi-Fiとショッピングモールのあるとこね〜」ですって(笑)
なんとも都会育ちでスマホ命の若者らしい答えです。