専業主婦という生き物

美味しいもの、美容、国際結婚、噂話、専業主婦についてなどを思いつくまま綴るブログ。

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不器用な性分というもの。愚直、一生懸命だけでは割りに合わない人生を送ることになる。

「不器用な男ですから・・・」
不器用といって思い浮かぶのが、高倉健さんのこのセリフです。(ちょっとというか、かなり古いな。。。)
いぶし銀の魅力を漂わせた健さんが言えば様になりますが、これって普通の人が言っても格好がつきません。

これまでに出会った何人もの不器用さんは、みんな割りに合わない生き方をしてるなと感じることが多っかたように感じます。
健さんのように人に尊敬されるのは本当に稀なケースで、ほとんどがその行動に眉をしかめられてばかり。
私の周りにもいるのですが「不器用」な人って、何にも考えていないか、逆に考えすぎているか、その2つを同時に抱えているという、なんだか厄介な性分の方が多いのです。
基本的にはものすごく真面目。直球しか投げられないというのか、「変化球」という言葉すら知らないのでは?と思わずにいられません。
しかし、当然のことながら、真面目なだけでは世の中うまく渡っていくことはできません。もちろん何事も真面目に取り組む人は立派ではあると思いますが、直球しか投げられないというのは、頭を使っていないからなのでは?と思われていまいます。

最近、そんな究極の不器用さんと出会い、少なからずその余波を受けることとなったため、改めて不器用さんについて考えてみました。



考える力
不器用な人って、想像力や考える力が足りないように思います。
なにかを成し遂げる時に、どうすれば効率よく良い結果を出すことができるのかを考えずに、ただ闇雲に目の前にあることに猛進していくといった感じです。
それは全体に目が行き届いていないということです。全容を把握していなければ、細部をどうするか見当もつきません。そのために、ただ行き当たりばったりな行動をしているように見えます。それもただの行き当たりばったりではなく、周りにいる人の行動を見ながら、モノマネさながらに動く人もいます。
自分で考えることなく、人と同じようにしようと思うことが、物事を余計に厄介な方へ導いてしまいます。

怠惰
考えることをしないというのは、怠惰と同じ意味です。
例えば「お金を貯めたい」という目的があっても、ただそこにあるからという理由で頭ではなくお金を遣う人がいます。
こまめに自炊したりお弁当を作るのが面倒だからと外食をしたり、コンビニなどで調達したりと、本来なら家にあるものを使えば余計な出費をする必要もないのに、そこを考えません。
本来の目的からいえば、そんな出費は出さないことが、目的達成への近道です。稼ぎながらも遣ってばかりでは、三歩進んで二歩下がるといったことをしているようなもので、結果を出すのに時間がかかります。
お金を節約したいという目的があるにも関わらず、不器用ゆえの直球勝負なのか、ただ少しの時間や手間を節約することを優先してしまいます。
つまりどうやったらお金を貯めることが出来るかを考えずに、結果的に楽な方、簡単な方へ流れていくので本来の目的から外れた行動になるのです。

方向音痴
不器用な人に多いのが、ピント外れな行動です。前記したようにとにかく考えることなく行き当たりばったりに行動して、その方向が人の顔色を見ながらなので、時として本来自分がやるべきところから遠く外れてしまったりします。
また状況によって行動を変えることが出来ず、てんで外れたことを人の迷惑かえりみずに一人で黙々とやっているなんて事もあります。
それでは何事も結果には結びつきません。目的に到達するためには、どこへ向かうかきちんと考えて臨機応変に進まなければなりませんが、不器用さんはまるで違う方向へ猪突猛進していくのです。

一生懸命さが迷惑になる
世の中、一生懸命な人が評価されるわけではありません。どんなに一生懸命に頑張ったところで、それが結果に結びつかなければ滑稽なだけです。
それだけでなく、その一生懸命さが周りを巻き込み、物事をひっちゃかめっちゃかにしてしまうこともあるのです。
チームプレイなどになると、一人の行動が周りに波及していくものです。
仕事を例に挙げてみると、とにかく一生懸命にやるのですが上部の手順だけを覚え、ただひたすらそれだけをやります。しかし臨機応変に対応しなければならない時も同じように行動するものだから、間違えたことを延々とやり続けていたり、別の仕事をしている人のやり方を見ては付け焼き刃で真似て、成果に結びつかないことを延々とやっていたりします。
こうなると周りは「あなた、なに無駄なことやってるの?」と、なります。
自分のやるべき仕事をおざなりに、人の物真似ばかりしているために本来やるべき仕事が終わらず、結局は他の誰かが尻拭いしなければならないなんてこともあります。
余計な仕事を増やされた方は迷惑千万というわけです。

こうなってくると、人間関係にも支障をきたしてきます。
決して悪い人ではない、むしろ良心の塊みたいな人でも、余計な問題を抱え込みたくないために周りの人間は自然と距離を置くようになります。一緒に行動していればとばっちりを受ける可能性もあるからです。みんな我が身が可愛いものです。他人のせいで自分の評価まで落ちるのは避けたいのは当然のこと。

不器用は性分か
このような不器用さんと行動を共にする場合、普通は誰かしらがアドバイスや忠告などをするものですが、私の知る限りそれで良い方へ変わった不器用さんは知りません。
自分でもその不器用さがわかっているのか、日に日にテンションが下がってくるのは見ていてわかるのですが、そのくせどんなに注意を受けても行動は変わることがありません。
頑固なのか、変えられないからこその不器用さんなのか、もうこれは持って生まれた性分としか思わざるを得ません。
誰にでも適正というものはあります。普段の生活の仕方にしても、仕事にしても、向き不向きというものはあります。
それでも人は経験することや教えを受ける事でどんどん成長していくものです。これがまったく変わらないというのは、本人が意図して変えたくないと思っているか、変えたくても変えることができないか、そのどちらかでしょう。いずれにしても不器用だからなのです。

不器用さんの対処法
そんな不器用さんには、とにかく期待しないことです。
普通はこうだから。。。などと、ついついもっと要領よくやってほしいとイライラついでにあれこれ口を開いてしまいがちですが、言っても治らないものはどうにもなりません。言っただけ余計にイライラが募るというものです。
もしも不器用さんとご一緒することになってしまった時は、相手を動かそうとせずに、自分が動くしかありません。相手が変わることを期待するよりも、自分が考え方を変える方がよほど簡単なことですからね。諦めてフォローに回るしかありません。

愛すべき不器用さん
ただ、こんな不器用さんが悪い人だというのではありません。
時に愛すべき不器用さんとの印象を受ける事もあります。
例えば恋愛において、耳障りのいい言葉を上手に語れる相手よりも、口は決して達者ではないけれど、その不器用さが朴訥に見えて逆に可愛いなと思ったり、融通のきかない一本気なところが信頼できる人だという印象を与える事もあります。
ただ不器用さが度を越して自分の思いとは逆の態度などを取ってしまったら、「あなた、小学生ですか?」などと思われてしまうので注意しなければいけませんがね(笑)



「不器用な人」というと、なんとなくポジティブな印象を受ける事もあります(手先が不器用とはまた違った意味で)。
飾り気のない正直な真面目な人というイメージがあるからなのでしょう。しかし実際には前記した通り、不器用な人というのは、周りから疎ましげに見られている場合が多いものなので、ちょっと要注意というわけです。

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