まだ私が独身で実家にいた頃、よく父が買って来てくれたのがここ『おいもやさん興伸』さんの大学芋です。
結婚して子供が産まれてからも日本にいる時は、この大学芋と『ペリカン』のパンを手土産に、我が家を訪れていた父も10年以上前に他界し、今では外国人夫が浅草方面へ行った際に買ってきてくれるようになりました。
しかし最近は忙しいのか、なかなかお目にかかることがなく、時折食べたいなぁ。。。と、思っていたのですが、たまたま『根津のたい焼き』さんへ寄った帰り道に、偶然にも発見!
たい焼きを買ったばかりにも関わらず、どうしても食べたくて少量お持ち帰りしてしまいました。
あ〜、また太る。。。と思いながら。
おいもやさん興伸『あづま』と『みやび』
これまで何度となく食べてきましたが、いつも買ってきもらっていたのでどちらの大学芋かを意識して食べたことがなかったのです。そこで今回は両方を少量づつ買って食べ比べてみることにしました。
どっちが美味しい!?
こうして見ても違うのがわかります。
(向かって左が「あづま」右が「みやび」です。)
お味の方も実際に食べ比べてみて、かなり違いました。
「あづま」はしっかりとさつま芋っぽさを味わいたい人。
「みやび」はスイーツっぽさが好きな人向け。
そんな結論になりました。どちらも甲乙つけがたいのですが、やはり大学芋は「あづま」でしょうか。
いや、やはり両方買って両方味わいたいというのが正直なところかと。
こればかりは本当に好みの問題なので、迷った時は思い切って両方買ってみて、自分の舌で味わってみるが一番です。
蜜だく
こちらの大学芋は蜜がたっぷりとかけられていることで知られています。
ショーケースの大皿に盛られたお芋を詰めてもらうのですが、当然に蜜は皿の下の方に溜まっています。
それをすくうの?と思いきや、違うのです。袋にお芋を入れたあと、やおら近くにあるジャグ(一見すると麦茶でも入っているように見える)に入った蜜をダーっとかけるのです。
袋の下にはたっぷりと蜜がたまっています。