専業主婦という生き物

美味しいもの、美容、国際結婚、噂話、専業主婦についてなどを思いつくまま綴るブログ。

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最近、外国人夫と言葉が通じない。 年々難しくなる異言語コミュニケーションの理由。

最近、外国人夫と話が通じないと思うことが度々あります。
一体なんの話をしているのかすらわからない時があります。
「はぁ?」「はぁ?」「なに言ってんの?」そんな事ばかり口にしていると、ふと自分の英会話力が低下している⁉︎ と、日頃の勉強不足を反省したりしますが、よくよく考えてみると原因はそれだけではなさそうです。



言葉が通じない。。。

私が「なに言ってるのかわからないわよ!」とキレていると、すかさず二人の娘のどちらかが通訳に入ってきます。
「だから、ダディーが言ってるのは〜」と。。。
そこで、夫の話している言葉の単語や意味がわからないというわけではなく、なにを言わんとしているかがわからないということに気づくのです。
そこを娘が通訳するわけですが、これは私よりも娘たちの方が夫のことを理解しているということなのでしょう。

以前ならこういう事を話したいのだなとなんとなく雰囲気で察することができたので、どんな表現をされようが、どんなに言葉を省略されようが理解出来たものですが、人は変わるものです。その変化についていけなくなると、相手の言っている事すらわからなくなるといった事態が起きるようです。
しかし、何がどう変わったのか? 本人たちに自覚はありません。まるで雨だれが石に穴をあけるように少しづつその穴は大きくなっていったのでしょう。

その雨だれの一粒一粒はどんなものなのでしょうか。

相手の母国語を話そうとしない

結婚した当初は私が英語を話し、コミュニケーションをとっていましたが、日本在住期間が長くなると、さすがに夫も日本語が話せるようになってきます。
そこで本来の面倒くさがりが出て、日本語で通じるならその方が楽でいいわ!と、英語を話すことをしなくなりました。
相手も同じで、日本語を一生懸命お勉強していた頃は必死で日本語を話そうとしていましたが、ある程度不自由しなくなると途端にサボり始め、今では家の中で日本語をあまり話さなくなりました。
お互いに自分の母国語で好き勝手に喋っているのですから上達はしません。

難しい単語でもお構いなし

20年以上も一緒にいれば、相手に対する気遣いなどお互いにしなくなります。
まるで空気のように、必要だけれど有り難みなどいちいち感じることもなく、そこにいるのが当たり前のようになってきます。
会話をしていても以前なら「この意味わかる?これはねこういう意味でね」などと丁寧に話してくれたものですが、今ではそんなことは皆無です。
政治や経済など難しい話題になると、夫の口から時として知らない単語が飛び出してきます。こちらが「は?」という表情をしていても、お構いなしでまくし立ててくるのです。そうなるとこちらも面倒になって、話半分で適当に相槌をうつようになり、もはや会話は成立しなくなります。
しかしそれで円満なのは、相手も聞いてもらおうなどと思っていないからです。ただ自分のオピニオンを撒き散らせば目的達成といったところだからです。

慣れによる怠惰

「ほら、あれだよ」
「あれ、前にあったじゃん」
「あそこがさぁ〜」
もう、「あれ」とか「それ」「あそこ」とか、それでもなんでも通じると思っています。
昔はストレートな物言いをしない日本人を「おまえたちはエスパーか?はっきり言わないとわからないではないか!」と、散々ディスりまくっていたにも関わらず、今ではすっかりそれに慣れてしまっています。
言わなくてもわかる。忖度。まったくもって便利なものですが、相手にそれを求めるのは怠惰であることの証でもあるのです。
相手に理解してもらおうと努力するのでなく、相手が自分から理解することを期待するのです。
お互いにそんな感じなので、会話が成り立たないのもわかります。

相手の話を聞かない

人間は歳をとると頑固になるものです。若い頃はお互いに素直で相手の言葉に耳を傾け、たとえ意見が違ったとしても、相手を尊重する努力をしていたものです。
しかしアラフィフともなれば、「我こそが王様なり!」と、お互いに自分が一番偉い!一番正しい!と、相手に譲ることをしなくなります。
相手の話を聞き終わらないうちに、覆いかぶせるように言葉を挟んできては喧嘩になることも珍しくありません。
男性にも更年期障害はあるようなので、お互いにここまで傍若無人になれるのは、ひょっとしてホルモンバランスの乱れ?とも思わないでもありませんが、とにかく酷いもんです(笑)

身勝手なサプジェクトチェンジ

これもまた相手に対するリスペクトが欠如しているから起こることでしょう。
例えば私が「今日は暑かったから、晩御飯は冷やし中華なんでどう?」と話しかけると、「いや、辛いものがいいから、タイカレーは?」と、ここまではいいのです。
「タイカレーならココナッツミルクがないから買いに行かなくちゃね」などと、私は依然として晩御飯について話しているのに、夫の方は突如「ココナッツの木」→「森林」→「森のゴリラ」→「動物保護」など、勝手にサブジェクトを変えて暴走していくのです。
もはや会話ではありません。夫による独白です。
私は晩御飯のタイカレーのお話をしているつもりで、頭の半分では何時になったら買い物に行って〜などと考えながら話しているので、半分くらいしか相手の話を聞いていない状態です。一方夫の方はとうにタイカレーから離れ、勝手に話題を変えているのです。気付いた時にはいきなり動物保護の話になっているのですから、私は訳がわかりません。

こんな時、横で会話を聞いていた子供が通訳に入り、その辺のズレを説明し、「タディーもさ、勝手に話題変えるのやめなよ」
「マミーもさ、ちゃんと人の話を聞きなよ」
そう諭されるのです。
もはや言語の問題ではありません。



理由の全ては長きに渡る結婚生活にある

私の英会話力が衰えているのは否定してしませんが、それでも毎日英語を聞いて生活しているのですから、まったくわからなくなったというわけではありません。
普通なら、他の人が話す英語は分からずとも、夫の話す英語だけはよくわかる。そういう人が多いものですが、私は夫の英語こそがわからない!という事態になっています。
まぁ、言葉など通じなくても、充分快適に生活はできるので、大した問題でもないのですがね。

ムカッ!ときたり、ストレスになるのは、言葉が通じないからではなく、そこに透けて見える相手に対する配慮のなさなのです。
これはお互い様なので外国人夫だけを非難することはしませんが、かつてのジェントルマンがいきなり暴君になるのは容赦できません。

よくぞこんなにも長く一緒にいられるもんだと、己の忍耐強さに拍手喝采を送ってあげたい気持ちです。

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