お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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スイーツを追いかける男子は確実に増えている。専業主婦の聖域を脅かすスイーツ男子達。

甘くて美味しいものを求めて、よくフラフラと街を歩いている専業主婦ですが、最近ふと気づいたことがあります。

それは甘いものハンターとも言うべき男性を多く見かけるようになったなという点です。
話題になったスイーツのお店にいち早く並び、お宝を手にする男性達。。。
並ぶのが嫌いな私などは、面倒くさがって話題のスイーツを手にするのはほとぼりが冷めてからというのが多いのですが、スイーツ男子達(女子もだけど)は行列もなんのそので、フットワークの軽さを見せつけてくれます。

どこへスイーツハントへ行っても、必ず男性の姿がそこにあります。一昔前まではそんな光景は皆無と言っていいほどでした。
私の周りの男子達も、スイーツにそこまでの興味を示すような人は記憶にありません。

それなのに、何故今はあれほど男性達がスイーツに群がるのでしょうか?

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男性だからといって、甘いものが苦手な人ばかりではありません。我が家の外国人夫も私以上に甘いものが大好きです。しかし、わざわざ行列に並んでまで、スイーツを買いに行くことはありません。
私が買ってきたものを「デリシャ〜ス」などと言いながら食べているだけです。




スイーツというのは、甘くて可愛いもの。イメージ的に「男らしさ」とは対極にあります。
そのせいでしょうか、世の男性達は「俺、ケーキとか甘いものが大好きなんだぜ!」などと、あえて口にすることは避けていたのかもしれません。

しかし、昨今ではそのイメージ自体が崩れています。
これはスイーツが女子供だけに許された可愛いものではなく、誰にでも愛されるべき中性的なものに変わったということではなく、「スイーツを愛する男子」に対するイメージが変わったということです。

昭和の女にとって、素敵な男性とは強い男!といった男性性にこだわっていましたが、娘達に尋ねると、ラガーマンのような頑強な男よりも、甘いマスクのひょろりとした可愛い男子の方がモテるといいます。
つまり、世間一般で言うところの「素敵な男性」の概念が変わったということです。
さよなら昭和。。。

そこで私が推測するに、長いことその姿をひた隠しにしてきたスイーツ男子達が、この時代の変化を察知して、ようやく姿を現してきたのではないかというものです。
「スイーツ男子」なる言葉が当たり前のように口にされ、さらには
「スイーツ男子はモテる!」
「イケメンスイーツ男子!」
などと、ポジティブな意味で理解されるようになったせいで、隠れていたスイーツ男子達はもう隠れている必要はなくなり、むしろそれは男としてのアドバンテージになり得るぞ!と、こぞって姿を現してきたのです!

概して女性よりも男性の方がオタク気質が強いもの。これ!となったらすかさず情報収集し、即実行(買いに走る)に移す!
流行る前のブレーク寸前といったものを嗅ぎつけるのも、男性の方が早い気がします。
そして、一つのことをこれでもか!これでもか!というくらいに分析し、いじくり回すのも男性です。

以前、とあるカフェで地下アイドル的グループのファンである男性グループと隣り合わせだ事がありました。そこで耳にした彼らの言葉は、
「発掘して有名してあげるまでが、俺たちの役目だぜ!」
必死で追いかけて声援を送り、プレゼント攻撃し、花よ、蝶よと愛情を注ぎ、売れたらまた違うアイドルに行くのでしょう。
自分の思いや感情に突き進むというこの思考は、まさにスイーツにも当てはまるのではないか⁉︎ と思ったのです。

女性はといえば、ここまで出来る人は少ないように感じます。
それは女性特有の「共感を求める」という性質も大きく関わっています。

「これ、食べてみたくない?」
「そうね!今度一緒に行きましょうよ!」

また

「あのスイーツ、食べてみて。本当に美味しかったわよ!」
「そうなの⁉︎ なら私も食べてみるわね」

といったプロセスがあるものです。すぐにトイレに行きたくても、お友達と一緒にトイレに行くために我慢!というのと同じです。

それと同時に、

「スイーツの前にランチは何を食べるべきかしら?」

「あそこまで行くついでに、他に買えるものはあったかしら?」

などと、同時にあらゆることに思いを馳せるものです。
つまり、頭の中は目的のスイーツから様々な方向へ広がり、それを合理的にまとめるという作業もしなければいけないので、即実行とはいきません。

男性は複数の事を同時進行で行うマルチタスクではありません。逆に一つのことに徹底、集中する能力に長けています。

「これ、美味そうじゃないか!」

そう興味をもったら、その足で買いに走るなどストレートに行動を起こす人が多いのです。それに加えてこだわりも強い(オタ気質)ときています。

先日もオープン間もないバスクチーズケーキ のお店に行ったところ、お店の袋を提げてすれ違ったのは男性。お店に到着したところ、3人の先客がおりましたが、それも全て男性でした。
このお店、すでにかなり話題になっているのですが、行列がないところをみると、ブレーク寸前といったところなのでしょう。
にも関わらず、平日の朝からチーズケーキを買いに来ているのです。

これは間違いなく「スイーツ男子」達だわ!と、いたく興味を惹かれ、勝手にあれこれと分析している専業主婦ですが、この説には何の根拠もごさいません(笑)




平日の昼間にふらふらと美味しいものを買いに走るのは、専業主婦の専売特許だったはずです。
その領域が今侵されようとしています。
この現状をかえりみると、専業主婦とてウカウカしてはいられません。このままではスイーツ男子達にその聖域を脅かされかねません。そう強い危機感を覚えるのです。
スイーツ好きのOLさんなんかより、一つのことに猪突猛進していくスイーツオタク男子の方が、よほど手強い存在となるでしょう。

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