お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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暑さで生活費が激減。真夏における究極の節約法。出かけなければお金も貯まる!

今日も昨日も引き続きの猛暑でした。
ゴミ捨てに出るたび、洗濯物を干すためにベランダへ出るたびに、そしてウォーキングで歩くたびにゲンナリとします。

本日は朝一から所用で出かけていましたが、8時にはすでにひどい暑さでした。いつもなら外出したついでにとあちこち回るのですが、さすがにこの暑さではすっかり消耗し、一刻も早く快適な我が家へ帰りたい!と、予定していたことをキャンセルして早々に帰ってきてしまいました。

最近はいつもこんな調子ですっかり出不精になっています。
子供の用事などで渋々出かけることはありますが、わざわざ用事を作ってまで出かける気が起きません。

ところが、そんな生活にも意外なことに良いこともあるものだと気付いてしまいました。何かというと、それは節約!




ちょっと外出すると、こんなにお金がかかる!

自分が外出した時の行動を思い起こしてみると、本来なら遣わなくてもいいお金を沢山遣っていることが多いものです。

例えばシャンプーを買いにドラッグストアへ出かけたつもりが、ついでに他のヘアケア製品や化粧品などに手を出したり、食材を買いに入ったスーパーではお菓子やドリンクを買ってしまったり。。。
また普段使っていないようなものでも、ちょっと物珍しかったり、新商品だったりすると、ついつい手を出してしまうこともあります。

他にも「どうせここまで来たのだから!」と、あそこにも行ってみようかしら?こっちにも寄ってみよう!などと、余計な交通費を使った挙句に散財。。。なんてことも、私にはよくあるのです。

本当に必要な物だけなら1000円もあれば足りるのに、蓋を開けてみれば諭吉が居なくなった⁉︎ とガッカリ。
たとえ一回一回の出費は少しでも、これが塵も積もれば山となるで、1カ月にしたら何万、何十万もにもなってしまうのです。

「それはあなたの財布の紐がビロンビロンに伸びきっているからよ!」

そう言われればそうなのですが、案外私のように小さな無駄遣いをしている人は多いのではないでしょうか?

スタバにコーヒーを買いに行ったついでに、ついついクッキーやプレッツェルまで買ってしまった!という事をやっている人たちです。

よほど節約を意識した生活をしている人でない限り、心当たりのある人は沢山いるはずです。

財布を開く機会は買い物だけではありません。
あちこちとショッピングなどして疲れると、ついついどこかで休憩したくなります。暑い夏は特に水分補給も必要ですし、熱中症対策にも涼しいところで休むのは大切なことなのです。

そうなると、必要になるのが「お茶代」です。
別にホテルのティールームへ行くわけでもなく、子供達と一緒ならばスタバ、一人の時はチェーン店ではないカフェや喫茶店なのですが、こんなお茶代も馬鹿にはなりません。
お茶と甘い物でも頂けば、一人1,000円では足りません。子供達とスタバへ行こうものなら、3人で最低4,000円はかかります。これってお安いランチより高い値段です!

お金がかかるのはお茶だけではありません。 
暑い中、外出している疲れから、すっかり家事意欲も低下し「帰宅してから晩御飯の支度なんてしたくなーい!」と、ついついデパ地下へゴー!
もしくは帰りがけにちょっと早いけど夕食を外で済ませるなんて流れになることもあります。ランチならともかく、家族でもディナーを外食でまかなうと、ちょっとした金額になります。
その上、後で小腹が空くといけないから。。。と、デザートなども調達してしまったり。

とにかく諭吉がヒラヒラと飛び去っていくのです。

家にいれば支出はゼロ ‼︎

これがもし外出もせずに家にいたら?
当然のことながら、お茶代も食事代もかかりません。細かい事をいえば、交通費もかからないのです。

実際に「今すぐ必要!」なんてものは案外少ないものです。
食べる物も冷蔵庫の中や乾物を漁れば何かしら作ることは出来ます。お米と玉子、ネギにツナ缶など、どこの家にも常時あるものですが、それで炒飯くらいは作れてしまいます。
パスタの乾麺ならニンニクと唐辛子、オリーブオイルがあればペペロンチーノなど、食材が豊富になくても作れるものはあります。

私もこの暑さでスーパーへ行く頻度が激減しています。
以前、冷蔵庫をスッキリさせたら節約効果があったなどという記事に書いた通り、我が家の冷蔵庫の中はそれほどの蓄えはありません。
しかし、それでも知恵を巡らせれば簡単なものくらいは作れるのです。


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素麺やお蕎麦には残った野菜で作ったかき揚げを添える、キャベツや根菜が残っていれば野菜だけのコンソメスープ、浅漬けなど、普段食べないような質素な食事をするチャンスにもなります。

育ち盛りの子供たちのためと、これまでずっと食に関しては一切の節約などせずに献立を考えて、好きなものを食べてきました。
食べたい物を思い浮かべて献立を考えてから買い物へ行き、必要なものを揃えてといった感じで、あるもので工夫などということは基本的にしてきませんでした。なければ買いに行くのが当たり前だったのです。

ところが、家から出たくないとなると、あるものでなんとかしなければいけません。
私はウォーキングなどで一応毎日外出はしていますが、帰りにはすっかり消耗しきって、スーパーへ寄るのも億劫でそのまま帰ってきてしまうことも多いのです。
それでも、毎日ちゃんと食事は摂れているのですから、家の中にはまだまだ食べ物が沢山あるということなのです。
にも関わらず、足繁くスーパーで食材を買っていたというのは、またまだ無駄があったということなのだわ!と気付いてしまいました。

毎日忙しく生活していると、無駄にしている自覚は持ちづらいものです。買い物も食事の支度も不足のないようにと、そればかりを気にして万全な食生活というものを理想としていましたが、よくよく考えてみると万全な状態はいいことばかりではないのです。

「ハレの日、ケの日」の食生活

「ハレの日、ケの日」という言葉があります。
「ハレの日」とはご馳走を食べる日、「ケの日」は粗食で過ごす日です。
一昔前までは特別な日にはご馳走を食べ、普段は質素な食事をするのが当たり前であったといいます。

これは「寝かせ玄米」の本に書かれていたことですが、これを読んでからいつもご馳走ばかり食べる必要はないと思うようになりました。
健康を考えればむしろ普段は粗食にして、週に一度ご馳走を食べる。そんな生活の方がいいような気がしたのです。

そうはいいつつも、相変わらず「毎日がハレの日」といった生活を送っていましたが、思いもよらずこの猛暑で再びそんな食生活を思い出したのです。
暑さのせいで買い物へも行かず、なんとかある物でしのごうとした結果、自然と質素な食生活を送ることになりました。そして当然の事ながら余計な出費も減ったという訳です。


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これは家計簿を見れば一目瞭然で、家にこもっていた日の支出はゼロ、逆に外出した日は1日に何万円ものお金を遣っています。

人間、毎日毎日引きこもっている訳にもいきません。正常な社会生活を送ろうと思えば、外に出て消費活動をしたり、人とお付き合いをすることも大切なことです。ただ、そんなことばかりしてたら、幾らでも支出は増えるということです。

本来あまり節約など考えない私でも、学費のかさむ大学生、高校生の子供を抱える現在、少しでも支出は少ない方が助かります。

これまで家にいるよりはどこかへ出かけることの多かった私ですが、この暑さで家に居ることが増え、わずか2週間足らずで10万円近くも節約できてしまいました。
ちょっとしたヘソクリになりそうな額で、ニンマリとしてしまいましたよ!



好きなものを食っても呑んでも一生太らず健康でいられる寝かせ玄米生活

遣わなければお金は減らない。

これは当たり前のことですが、節約が苦手な人間にとっては、理屈ではわかっていても、なかなか実践することが難しいのです。「欲しい」物は「必要な物!」と、勝手にこじつけることのなんと多いことか!(笑)

しかし、この暑さのおかげでそんなご都合主義もすっかり影を潜め、健康にも節約にも役立つ生活を発見です。

この暑さが続くうちは、この「ケの日」生活を実践できる気がしますが、秋になったらどうなることやら。。。
果たして「食欲の秋」に打ち勝てることが出来るのか⁉︎

細かいことは言わず、秋には食欲を満たし、また冬になったら今度は寒さを理由に冬ごもりの節約などというのもいいのでは?と、またもご都合主義の私らしく思うのでした。