専業主婦という生き物

美味しいもの、美容、国際結婚、噂話、専業主婦についてなどを思いつくまま綴るブログ。

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恋愛、結婚の本質は等価交換だそうな。お相手選びの秘訣は、相手から何を得られるかだけでなく、何を与えられるかを考えるべきというお話。

台風が一つ去ったと思ったら、また暑い日が戻ってきました。
しかしひとたびランチのお呼びがかかればいそいそと出かけていくのがヒマな専業主婦というもの。

先日は某婚活現場で働いていたマダムMに呼び出され、近所にある小洒落たお蕎麦屋さんで集会が開かれました。

お蕎麦屋さんへ到着すると、すでに見知った面々が揃っていました。この時期、海外で過ごすお友達が多いのですが、若干名日本残留組もいます。そんな面々が「暇だわ!」と雁首そろえて集まったというわけです。

メニューを開くこともせずに喋り始めるマダム達。
いつも集会場所は個室のある店にしているのですが、人目がないと遠慮がありません。

「ちょっと!お喋りの前にオーダーよ!」

食いしん坊の私は何を食べるか考えるのに忙しく、みんなの話が頭に入りません。おもしろい話を逃しては悔しいので、必死でお喋りを阻止するのでした。



ようやくオーダーを済ませお料理がテーブルに並ぶと、待ってましたとばかりに蕎麦を啜りながら、また喋りまくるマダム達。

毎日暑くてたまらないわね〜などと一通りの 他愛もない戯言が終わると、それぞれが自分の持ちネタを繰り出してきます。
自身のネットワークから得た裏芸能ネタ、お約束の効果満点美容情報、グルメから夜遊びスポット、時々子供の教育ネタなど、話題は多岐にわたります。

そんな中、この日最も関心を集めたのが結婚相談所ネタです。
招集をかけたのが、元婚活現場で働いていたマダムMということで、様々な質問が飛び交っておりました。

「あなた達、もう結婚してるじゃない。。。何人旦那が欲しいのさ!」

と、心の中で突っ込みを入れていましたが、人の婚活話というのもなかなか面白いもので、話を聞くうちに思わず身を乗り出してしまいました。

まぁ!世の中には色んな人がいるものね〜と思うような、様々な人間ドラマが満ち溢れた場所のようで、これからでも婚活カウンセラーでもやろうかしら⁉︎などというマダムまで出てくる始末。

上手くいった話を聞くのも微笑ましく、また玉砕した話も楽しく、会は大いに盛り上がり、ボルテージは上がる(声が大きい!)一方です。

そこで一人のマダムが話し始めました。

「私の従姉妹なんだけど、40過ぎてもまだ結婚しないのよ。それでね、結婚しない理由が、したいと思うような相手がいないって。絶対無理!っていう人ばかり寄ってくるから話にはならないっていうのよね〜」

これ、よくある話です。
私の周りにもまったく同じような事を言っていた女性が何人かいました。

そこでマダムMがピシャリ!

「それは恋愛の本質がわかってないのよ!」

恋愛の本質などと言われても、そんな事をいちいち考えて恋愛や結婚をするわけではありません。

「本質もなにも、好きか嫌いかじゃないの?」

私が当たり前のように尋ねると、別のマダムがひとこと。

「好き嫌いだけじゃ、結婚相手は選べないでしょう?」

「そうね。それで上手く行くのはラッキーなケースと思った方がいいわね」

などと、皆さんかなりシビアな意見をお持ちです。
どうやら、私だけが能天気のようです。。。

そんなマダム達の意見をマダムMがまとめます。

「つまり等価交換なのよ!それをわきまえていないから結婚できないとか、あわよくば出来ても上手くいかないなんてことになるのよ!」


等価交換。。。
等しい価値を有するものを相互に交換すること。


これを恋愛に当てはめ、手っ取り早く例をあげるなら、お金持ちの男性はお金という価値を持っている、美しい女性は美という価値をもっている。
それを交換すると。。。

男は美女を連れて歩ける。
女は贅沢ができる。

そんなところでしょうか。

実際にマダムMは言います。

「うまくいかないのは、お互いに相手が求めるものを持ち合わせていないから。双方向性というわけよ」

なるほど。。。

「よくいるのよ。自分は何にもないしがない中年オヤジなのに、若くなきゃダメ、美人じゃなきゃNG!なんて好き勝手言う年寄りが!」

こんな風に自分を棚に上げるのは男性だけではないそうです。

「そこら辺にいる美しくもない平凡なOLが、お相手は医者か弁護士、もしくは会社経営者ってとこにのみマークして、まさに昭和の時代に流行った3高狙い!」

同レベルの男性からのアプローチは一切お断りしているそうです。

望みは高い方がいいけれど、あまりにお山のてっぺんばかり狙っていては可能性が果てしなく低いのもわかります。

「つまり、お相手も相手を選んでるって意識が欠けてるのよね」

なるほど、なるほどと聞き入る専業主婦達。ここで己の結婚はどうであったのか?

「私のお相手選びは間違っていなかった?」

「きちんと等価交換できる相手であったのかしら?」

我が身を省みて心の中で厳しく旦那様達を査定する専業主婦達。。。

あるマダムは某企業の会長令嬢で、その旦那様は財力こそ彼女の実家に劣るものの、由緒正しいお家柄の出身です。
「財力」と「お家柄」という等価交換が成立しています。

また別の帰国子女マダムは元バリバリの金融ウーマン。そして旦那様は外資系企業の管理職だそうな。
このカップルは帰国子女としての国際性と意識高い系エリート性の等価交換といったところでしょうか。

美人マダムには何をして儲けたのかは知りませんが、やたらとお金を持っている実業家の旦那様。
それは先に例をあげた典型パターンでお金と美の等価交換ということになります。

また別のマダムはサラリーマン家庭で育った普通の奥様で、旦那様はといえばこれまた普通のサラリーマンです。
物理的に与え合えるものがなくても、言ってみれば同じような環境で育った同じレベルの二人と言えます。

お互いに相手にメリットを与えられる、つまり等価交換できるものを持っている、また同じレベルのものを持ち合わせた結婚と言えましょう。

それぞれが、なるほど同レベルの人と一緒になっているなぁ。。。と納得しました。

そこで、ふと「あれ?私はなに⁉︎」

我が身を思い返すと、結婚した当初の外国人夫は何にも持っていませんでした。あったのは若さと能天気さだけ。
私はといえば、これまた何にも持っていませんでした。
そんな交換するものを何も持っていない同士、しかも外国人とあっては比較も難しく、こんな二人が一緒になるのはどうなの?と思っていると、

「あなた達は"自由"の等価交換と言えるわね。お互い好き勝手やっても文句を言わない、言われない。性格的に求めるところが同じだったのよ」

なるほど。言われてみればそうだなと、マダムMの観察眼に脱帽です。

確かに私は常々「私に一番必要なのは自由よ!」と言っています。
外国人夫も毎晩のように遊び歩き、休みの日も勝手気ままに過ごしていますが、私はなんとも思わないどころか、元気でよろしい!とさえ思っています。
この辺りの価値観が同じ、それが等価交換ということになっているのでしょう。



人間関係とは恋愛や結婚も含め、お金だけではありません。
もちろんお金はないと困りますが、お金は本人の努力で作ることのできるものです。
しかし、世の中自身の努力ではどうにもできないことがあります。
その一つが価値観でしょう。価値観が似通っているというのは、概して育った環境が影響してくるものです。
これをひっくり返すには、並ならぬ努力が必要といえましょう。
そんな大変な思いをするくらいなら、自分と同レベルの、より価値観の合ったパートナーといた方が気楽です。
どんなに肩書きが立派なお金持ちと結婚しようが、そこに上下関係が生まれてはどちらかが我慢を強いられることになります。

小賢しい手を使って、等価交換できないような相手と上手いこと結婚に漕ぎ着けた人も知り合いにチラホラといますが、一様に自分の人生を後悔しています。
今の暮らしを捨てるつもりはないけれど、今度生まれ変わってきた時は、お金や名声ではなく、心から安らげる人と一緒になりたいと。。。

自分にとって得になるかを考えることも生きていく上でとても大切だと思いますが、同時に自分は相手になにを与えてあげられるのか?
お相手の望むものを自分は持っているか?
その辺を考える必要がありそうです。

私などは深く考えもせず、なんとなく成り行きとノリで結婚してしまいましたが、周りのマダム達はお見合いというお互いの家柄やスペックなどを客観的に考慮しての結婚だったようです。

あんな闇雲に結婚したのに、20年以上一緒にいるのは、ある意味奇跡に近いのではないの⁉︎
と、己の幸運に感謝しましたが、自分の娘達にはこの「等価交換」のお話をよーく刷り込んでおかなければ!と強く思ったのでした。。。

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