お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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嫌な事ばかりを繰り返し思い出してしまう鬱な夜、私はこうしてやり過ごす。

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同じ失敗を二度と繰り返さないために、そしてこの世知辛い世の中で上手く生きていくために、どんなに悪い出来事も絶対に忘れないようにしよう!

まるで小動物のようだなと思いながらも、若い頃から常にそう心してきました。
しかし、私とて人間です。時に「そんなの辛すぎるわ」と、逃げ出したくなることがあります。

ちょっと疲れている時、心が弱っている時、低気圧が迫っている時(笑)
そんな時は、しばし嫌なことは頭から追い出そうと思うのですが、そんな時に限って繰り返し繰り返し嫌な思い出ばかりが頭に浮かんできます。

忘れないようにしようと、その辛い現実をガン見してきたせいで、眉間のシワ同様にすっかりと心に癖がついて、ちょっとやそっとじゃ取れないのかもしれません。

どんなに他のことを考えようと努力して、雑念で頭の中をいっぱいにしているつもりでも、気づけばまた嫌な思い出がくっきりと浮かび上がってきます。

眠れない夜に「寝よう、寝よう」と必死で羊を数えるものの、余計に目が冴えてくる。そんな時とどこか似ています。



これを放置すると、余計に気持ちが落ち込むので、なんとか改善策はないものか?と考えたのが以下の方法です。

ひたすら寝る

こんな時はただひたすら眠るに限ります。
私は寝ても寝ても、どこででもいくらでも眠れるので、昼間だろうが夜だろうが横になって目を閉じれば、何も考えなくてすみます。
嫌なことばかり思い出す夜は、とにかくさっさと寝てしまうことにしています。

YouTubeで動画三昧

そうは言ってもいつも寝ているばかりもいかないので、そんな時はYouTubeです!

普段から動画ばかり見ている人にはあまり効果がないかとも思いますが、私は普段あまりYouTubeなどを観ることもないので、たまに見始めると次から次へと観たいものがわんさか出てきます。
本来なら「時間の無駄!」と思うところですが、気持ちを散らすには、他の情報を頭に押し込むのが一番です。
気持ちが病んでいる時は文字を追うような余裕もないので、動画で攻めるというわけです。
ちょっと勢いのある歌なんかを動画と合わせて観ると気も紛れてくるような気がするので、私は昭和の時代を思い出すようなものを立て続けに観ます。

何だかんだいっても昭和の時代はよかったです。数々の失敗あれど、それを覆い隠すくらいに楽しいことや面白いことがありました。自分が若かったせいもありますが、あの時代はとにかく勢いがありました。
そんな片鱗を垣間見ると、ちょっと元気になったりします。
懐かしさだけではありません。
「また、あの頃みたいに頑張らないとなぁ。。。」
そんなふうに気持ちを奮い立たせることができたりします。

格好いい人の今と昔を見る

嫌な思いを脇に追いやるほど素敵なものを観るというのもなかなか効果的です。
YouTubeなどで自分の好きなアーティストの動画なんかを観たりして、「ああ、素敵だわ〜」などとうっとりしていると、しばし嫌なことも忘れられ気分転換になったりします。

しかし素敵だわと思って観ているのが30年前くらいの動画であった場合、その素敵な人の現在の姿などを間違って観てしまうと、また別の気持ちが湧き上がってきたりもします。

自分も歳を取っているのだから当然なのですが、素敵だったあの人がいきなりお爺ちゃんみたいになっていたりすると、結構ショックなものです。
それでも、時代が変わっても、若さを失っても、なお自分の居場所を見つけてみんな頑張っているのねと、元気付けられたりもします。

ブログで心中ぶちまける

ただでさえ気持ちが落ち込んでいる時、加えて台風が接近していたり、朝から曇り空のはっきりしない天気だったりすると最悪です。

一度は去ったか⁉︎と思われた嫌な思い出の嵐も、突如息を吹き返し、再び襲いかかってきます。
それは一つではなく、まさに芋づる式に次から次へと浮上してきては、さらに暗くなった心をより深い灰色に落とし込んで行くのです。

ああ、こうして人は鬱になっていくのだろうか?

自分は鬱などとは無縁の人間だと思っていたけれど、これは人ごとではないかもしれない。。。

そんなところにまで気持ちの落ち込みが及んでくると、もうかなりの重症です。




そんな時、唐突にブログを書き始めたりします。
ブログなんか書いている余裕ないでしょ⁉︎ と、自分で自分に突っ込みを入れながらも、なぜか筆がスイスイと進みます。普段よりも饒舌なくらいに。

何故こんな気持ちになるのかと、客観視するのに「書く」という行為はとても有効なようです。
嫌な思い出のカオスと化した頭の中を、ほんの少しの冷静さをもって整理できる気がします。

過去記事を読み返してみると、そんな嫌な思い出に攻撃されている時に書いた記事がいくつかあります。
自分にしか分かり得ないものですが、こうして書くことによって、どこか救われてきたのは確かなようです。

悩み多き人、何かに苦悩していたりする人はブログでも日記でもなんでもいいので書くことをお勧めしたい。

過去は変えられないけれど。。。

どんなに思い悩もうが、どんなに努力をしようが、過去を変えることはできません。
しかし、時間が解決してくれることもあります。何年、何十年と経つうちに、その辛さも確実に薄らいでいきます。

完全に消すことは出来ずとも、その消えていかない嫌な思い出を一つの「経験」と捉え、二度と同じ事を繰り返さないための知恵と考えれば、少しは前向きになれるかなとも思えます。

本来捨てるべき大根や人参の葉っぱを炒めて、常備菜を作るように、好きではなくても役立つこともあるかもしれません。

そんな風に思えるようになるまで、思い出が辛いと感じなくなるまでは、向かい合うことをせずに、寝たり他のことで頭をいっぱいにしながら、逃げ回りたいと思います。
「逃げるが勝ち」って事もあるので。

「ああ。。」「ああ。。」と鬱鬱としてないで、とにかく何かしらやればいいって事なのでしょうかね。