お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『うな次郎』は鰻の代わりになるのか⁉︎ どれだけ鰻に近いか食べてみました。

鰻が大好きです。
しかし、昨今の価格高騰を受け、前ほど頻繁には食べられなくなってしまいました。
おまけにニホンウナギも絶滅寸前と言われています。そんな中、大好きだからという理由で食べるのもなんだか気が引けます。


(こちら、本当の鰻ですよ)

それでもちょこちょこと、ミニ鰻丼などを作って食べていたのですが、先日スーパーの鰻が並んでいる横にこんなものを見つけました。

その名も『うな次郎』

鰻を模した魚肉の練り物で、要は蒲鉾といったところです。

よくよく見れば鰻でないのは一目瞭然といったところですが、なんとか「鰻」にしようという努力は見てとれます。
がんばれ!

裏側だって、鰻の皮を再現しています。すごいぞ!

蒲焼きのタレに山椒まで用意してくれるとは!

では、まず白米に鰻のタレを。。。

レンジでラップをかけずに1分チンしてご飯にオン!
山椒も忘れずに。

切口を見ると、鰻ではないけれど、目を細めれば鰻に見えなくもない。。。

一口食べてみると

「ぐわっ!鰻⁉︎」

と、思ってしまったのは、タレと山椒のせい?

モグモグと噛んでみると、味は鰻ではありません。当たり前だけど。。。

噛んでいるうちに鰻から蒲鉾のような味に、いきなりチェンジです。

とても柔らかいけれど、食感も違います。それでも何故か食が進むお味です。

「鰻、鰻、鰻」と思って食べると、「ああ、やっぱり違うわ。。。」
そう思いますが、同じ系統の違う物として食べれば、なかなか美味しいものです。

新たなる発見としては、蒲焼きのタレと山椒という組み合わせは、想像以上に大きな役割を果たしていたのだわ!ということです。
この2つでかなり鰻に近づいている事は間違いありません。

ひょっとしたら、他のお魚でタレにつけ焼きして、さらに蒲焼きのタレと山椒をたっぷりとかければ、案外「鰻もどき」ができるのではない⁉︎

と、そんな風に思ったものの、原材料を見ると「うなぎエキス」なんてものまで入っています。
という事は、ここまで鰻に近づいたのは、蒲焼きのタレと山椒、そしてうなぎエキスの功績ということか⁉︎

蒲焼きのタレも作れるし、山椒も簡単に手に入りますが、うなぎエキスは無理です。
これはやはり「大人しく『うな次郎』を食せ!」という事なのでしょう。

ニホンウナギが絶滅すると悲しいし、なんだかギャグのようですが、結構気に入ってしまったので、鰻が食べたい欲求に駆られたら『うな次郎』を食べることにします。

鰻にもお財布にも優しい『うな次郎』。。。
きっと考えた人は鰻愛に溢れた人に違いありません。