専業主婦とはランチ会をする生き物です。
特に我々アラフィフ専業主婦は暇なので、度々「美味しいものでも食べましょうよ〜」なとど言っては頻繁に集っています。
食べ物を記事にする事も多いこのブログなので、ランチ活動はまさにブログにうってつけではないのさ⁉︎ と想像されるかと思いますが、そんなランチの記録は残念ながら一切ありません。
つい先日もお友達と美味しくて、まさにインスタ映えしそうな和食ランチを頂きましたが、残念ながらブログに登場させることはしませんでした。
食べたもの、訪れた店の全てを記事にできるというわけではないのです。それには私なりの理由があったりします。
写真を撮るのが苦手
私は公衆の面前で写真を撮るのが得意ではありません。
と、言いますか、撮るのも撮られるのも大変苦手なのです。
特に食事の席では躊躇してしまいます。
これは私がブログを始める遥か昔、ちょっと気取ったフレンチのお店などで食事をしていると、必ず近くでパシャパシャとお料理の写真を撮っている人がいました。
今思えばブログやインスタなどに載せるためだったのだろうと思いますが、そんな姿に激しく抵抗を覚えたものです。
自分が撮られているわけでもないのに、すぐ側で一斉にシャッターを切られると、どうも落ち着かない気持ちになり、
「料理は温かいうちに食べるのが基本よ!」
「シャッター音がうるさいわ!」
などと、正直嫌悪感を丸出しにしておりました。。。
いざ自分がブログなどを始めてみると、それらの写真がいかに必要であるかがわかります。
また、その店のインフォメーションが欲しい時など、その写真がいかに見ている人の参考になるかも。
わかっていはいるけれど、未だにその当時の心境を思い出すと、堂々と写真が撮れません。
自分が見る立場からいっても、百聞は一見にしかずで、特にお料理の記事などは写真がないとつまらないものです。
写真が撮れないとなると、記事にする気にもならないというわけなのです。
写真を撮ることすら忘れる
お友達とランチへ行くことが多い私ですが、そんな時もまず写真は撮れた試しがありません。写真以前に、携帯電話すら鞄の中から取り出すことは稀です。
お友達と一緒の時は、とにかく純粋に美味しいものを食べながら、楽しくお喋りだけしていたい!と思うのでしょう。そんな時、私の頭の中にはブログのことなど一切なくなっているのです。
お友達もインスタやブログなどをやっている人もいるようですが、やはり同じように写真を撮る人はいません。
普通なら「ブログやってるの⁉︎ 」「インスタ⁉︎ アカウント教えて!」などという展開になりそうですが、私の周りのお友達は他人にはあまり関心がない人が多く、誰がどこで何を書こうが、何を載せようが興味なし!といった感じなので、「ほらほら、撮影タイムよ!」などと親切に声をあげる人は一人もいません。
誰もかれもが、とにかくお喋りしたい!早くこの美味しそうなご馳走を胃袋へ落としたい!と、それ以外の行為はシャットアウト状態です。
その代わり、一人でランチの時や家族と一緒の時はブログ記事にする気満々です。
写真を撮るのは苦手ですが、一人の時は大丈夫な店ならば、なんとか頑張って撮るようにしています。
また家族と一緒の時などは、私が忘れていても「ブログに使えば?」と、子供達などが率先して撮影してくれたりします。
今時の子はインスタなどに慣れているのでお手の物といった様子で、ささっと手早く綺麗な写真を撮って送ってくれます。
知人の店や行きつけの店はNG
私には頻繁に行く店がいくつかあります。
そんな店の多くが知人の店だったりします。知人と言えども美味しくなければ頻繁には行きません。行くのは、美味しいものが食べられるからです。
本来ならブログに載せたいくらいですが、なんとなく知人のお店はシークレットにしておきたいと思うのです。
近所のお気に入りの行きつけも同様で、やはり人知れずご贔屓にしたいという思いもあり、それらは一切ブログには取り上げない事にしています。
美味しくなかったものや店
私は「この店はリピートしたい!」そう思ったお店だけを記事にするようにしています。テイクアウトのスイーツなども同じです。
「また絶対に食べたい」と思ったもの、また昔からリピートしまくっているものを中心に記事にするようにしています。
私も人の書いた記事などを参考にする事も多いので、もしも見た人が実際に訪れ「この店、イマイチじゃないのさ!」と思ったら、ちょっと残念な気持ちになるので。。。
もちろん味覚とは人それぞれ。私が良い店だと思っても、全ての人が同じように感じるわけではありません。
それも承知の上で、やはり自分が本当におすすめしたい!と思うものだけを記事にしたいと思うのです。
それともう一つ、ネガティブな事は書きたくないという思いが強くあります。
重ねて言いますが、味覚とは人それぞれです。にも関わらず、私見でネガティブな記事をあげることはしたくありません。
ただ、店員さんの態度がすごぶる悪かったり、本当に不快な思いをさせられた時などは、店名を伏せた上でその体験を綴り、憂さ晴らしをすることはあります(笑)
悪い所も知りたいという人もいるかと思いますが、とにかく私自身はネガティブな事ばかり書かれているようなお店は知らなくてもいいと思っているので、ブログであれこれと書く必要もなしとしています。
グルメブロガーにはなれない
そんなふうに、いくつかのハードルを作っていると、それだけ記事にできるものも限られてきてしまいます。
しかし、世の中には美味しいものが盛りだくさんです!
決してネタ切れになる事はありません。
私のiPhoneのメモには、これからブログ記事にしたいと思っているネタリストがズラリと並んでいます。
それらはもちろん、自分で設定したブログ掲載ハードルに引っかからないものです。
同じネタを扱った他者のブログなどを見ることもありますが、中には本当に親切丁寧に写真が添えられ、しっかりと必要なインフォメーションが書かれたものも多くあります。
それらを見るたびに、すごいなぁ。。。と感心することしきり。
まさにブログに対する熱量の違いを感じる時です。。。
だからといって、同じような真似はできそうにないので、どんなに食べることが好きでも、私はグルメブロガーにはなれそうにありません。