専業主婦という生き物

美味しいもの、美容、国際結婚、噂話、専業主婦についてなどを思いつくまま綴るブログ。

Sponsored Link

雑誌大好き世代が雑誌を買わなくなった理由は数あれど、まだ雑誌離れしたつもりはないのです。

最近、付録目当てで雑誌を買いました。本当に最後に雑誌を買ったのはいつ?というくらい久方ぶりでした。

www.hw-frankie.com


アラフォー、アラフィフ世代はあらゆる雑誌にお世話になった年代と言えましょう。
私も若い頃は週刊、月刊と何冊もの雑誌を読んでいたものです。

ところが今の若い人は、あまり雑誌を読まないようです。
我が家にはティーンエイジャーの女子が2人いますが、雑誌を読んでいる姿などほとんど見たことがありません。

「どうして雑誌を読まないの?」

そう尋ねてみると、

「読みたいものないし、ほとんどネットで済むでしょ?」

とのこと。。。

特に好きなアーティストの特集などがない限り、一切買おうとは思わないといいます。



たしかに共感できる部分はあります。

実際に若い頃はあれほど楽しみに定期的に買っていた雑誌を、現在は一冊も買っていないという状態なのですから。

周りの同年代のお友達に尋ねてみても、やはりみんな雑誌は買わなくなったと言います。

私達のような雑誌が大好きな世代が、いつの間に雑誌を買わなくなったのはどうしてなのでしょう。

雑誌を買わなくなった理由

雑誌を買わない理由など、これまで改めて考えたことはありませんでした。しかしあれほど好きだったこと、習慣化していたことがいつの間にか自分の生活から消えたのですから、それなりの理由はあるはずです。

他の人はどうかわかりませんが、私が自分自身思い当たることをまとめてみました。

①ネットの普及

これは巷で最も大きな理由としてあげられていることですが、私もこれには同意です。

私達が若い頃には、情報とは紙媒体かテレビ、口コミくらいしかありませんでした。
しかし今はほとんどの事はネットで知ることができるようになりました。
しかも、週刊、月刊などと違い、更新頻度も高くスピード感も違います。

これは若い人だけでなく、我々世代にとっても非常に便利になったと言えましょう。
次の雑誌が出る前に、ネットなどで情報を得られてしまうと、なんとなく「もういいか。。。」という気持ちになります。

そしてネットと雑誌の違いで最も大きいと感じるのは、スピード感のみならず、静止画と動画の違いです。

例えばビューティーなど、メイク方法はどう考えても動画で見たほうがわかりやすいといえます。
何枚もの写真で詳しく説明されるより、動画で実際の動きを確認する方が格段にわかりやすいのです。

服もしかりです。ひらりとしたスカートなどを履いて歩いた時、どんな風に見えるかなど、やはり動画の方がイメージが掴みやすいものです。

おまけにそのままポチッと購入までできてしまうのですから!

こうした面から言っても、もはやファッションなどは雑誌に頼るよりはネットの方がより正確で必要な情報が得られるというわけです。

②一般人は読者ターゲット外の内容

さすがにこの年齢ともなると、20代、30代の女子が読むような雑誌には手が伸びません。

しかし、最近は40代〜60代の大人の女性(中年)が楽しめるような雑誌も増えています。

美容院などへ行くと、当然そのような雑誌が私の前に置かれるので、パラパラと見ていますが、どうも現実離れしているように感じてしまうのです。

まず、分厚い、重い!
五十肩などに苦しんでいる時は、手に取るのも嫌になるほどの重量感です。

紙もしっかりとしたものが使われていて、1ページ1ページが厚い!といった感じ。

そんなハードに比例するように、内容の方もゴージャス路線真っしぐらです。
紹介されているものは、確かに素敵なものが盛りだくさん。

「あら、これ素敵だわ!欲しい〜」

そう思うものは、どれも高価なものばかりです。
ファッションにしてもドレス1着、バッグひとつ、うん十万円の物など買う人は限られています。
一般庶民にとっては、見て「あら、素敵ね〜」と目の保養はできても、真剣に買おうかどうか迷うなど参考にできるようなことは何もないのです。



ライフスタイルにおいても、結婚生活何十年という夫婦がいまだにラブラブカップルというのがお約束。「たまにはドレスアップして旦那様とデート!」などと、まるで現実離れした素敵な夫婦関係が当たり前のように紙面を飾っています。

さらにはお家紹介などで見る豪邸は「丁寧で美しい暮らし」がこれでもかと詰まった華やかさ。テーブルセッティング一つとってみても、

「毎日これやってるの⁉︎ 」

「毎日こんな豪勢なお料理作ってるの⁉︎」

「ちょっと!その家具、椅子だけで一脚100万くらいするんじゃない⁉︎」

「絶対にメイドさんいるでしょ⁉︎」

など、もうツッコミどころ満載なのです。

そんな豪華なものが幅を効かせるマダム雑誌は、実際見るのは楽しいですが、わざわざ買わずとも美容院で毛染め中にでも見れば、あっという間に数冊は見終わってしまいます。絵画集を見るのと大差ない行為なのです。

しかし、そんなふうに思う私のような女は、きっと最初から読者ターゲットにはしていないのでしょう。
雑誌不況と言われる現在、「ない者からは取れない。取るならある者から!」
と、ターゲットを富裕層に絞っているのかもしれません。

かつてはもっと等身大の身近なトピックを扱った雑誌がたくさんありました。自分の生活を重ねてみられないような雑誌にはやはり手が伸びないと言えます。

③愛や恋を語らなくなった

かつて若い女子が読む雑誌には、必ず愛や恋が語られていました。
どうしたら意中の彼に振り向いてもらえるか?
男子ウケするファッションやしぐさ。
そんな指南とともに、読者から送られてきた(本当かどうかは知りませんが)恋愛体験談などが、これでもかというくらい誌面を埋め尽くしていたものでした。

時に女子の大好きな「占い」なども絡め、さらに恋愛女子達を夢中にさせていたものです。

しかし今はそんな役割もネットに蔓延するキュレーションサイトなどにお株を奪われているのかもしれません。

すっかり枯れた(と思われている)中年だって、そんな色恋沙汰に胸騒ぐ気持ちは残っています。

周りを見渡せば婚外恋愛に胸ときめかせている女性もいます。
また離婚などを経験し、彼氏くらいは欲しいわと次なる恋の訪れに胸を膨らませている女性もいます。

そんな色恋事を赤裸々に、されど下品ではなく語ってくれるような雑誌はほとんどありません。

④シンプルな紙面構成

思い起こせばかつての雑誌はなんと饒舌であったこでしょう。

写真はもちろんのこと、至るところに文字が踊っていました。
まとまった記事のみならず、そんなあちこちに顔出すキャプションのようなものを読むのも楽しいものでした。

今の雑誌はミニマルライフの流行からか、紙面はとってもシンプルです。
一見するととてもお洒落ですが、私はカタログを見たいのでも、美術書を見たいわけでもありません。

本屋さんで、そんなスッキリ雑誌を見かけると、「あら、読むところがほとんどないじゃない」と手が引っ込んでしまうのです。

⑤広告ページの減少

広告なんか邪魔だ!
広告でページ稼ぎするな!

そんな人もいるかと思いますが、私は昔から雑誌の所々に散りばめられている広告を見るのが好きでした。

新商品の紹介から、リニューアルの情報を知ることもできましたし、どんなモデルさんを起用しているのか、どんなイメージを狙っているのか?など推測したりすることを楽しんでいたものでした。

そして添えられているコピーも秀逸なものがたくさんあったので、言葉のお勉強にもなりました。

他にも広告がどの程度入っているかを見て、

「この雑誌は結構売れてるみたいね。」

「最近、広告少なくなったわ。。。売れてないのかしら。もしかして廃刊になるかも。。。」

などと、その雑誌の価値を知るバロメーターとしても広告は便利なものであると思っていました。

しかし、雑誌全盛期と比較してしまうせいなのか、なんだか最近の雑誌の広告は面白くないのです。
数自体も少なくなりましたし、どこも同じような広告ばかり。

雑誌の楽しみが一つ奪われたような気になってしまうのです。

⑥コストパフォーマンス

最近の雑誌は高くなりました。雑誌に限らず文庫本なども高くなったなぁと感じます。

かつてはワンコインで買えたものが、今では千円札を出してもわずかなお釣りしか返ってこないといった値段になりました。

これを月に何冊も購読していたら、結構大変な額になるでしょう。

競合がなければそれも致し方なしといったところですが、なんといっても今はネットがあります。

そうなると、実質自分の懐を痛めることなく見たり読んだりできるネットに流れてしまうのは、我々中年といえども同じです。

動機があれば買う

このように、紙媒体にとってはとっても不利な、苦しい時代になっていると言えますが、それでも我ら中年は動機さえあれば買うつもりはあるのです。

しっかりと読み込みたいような、読み応えのあるトピックが沢山あったり、ここまでやるか⁉︎というくらいに色濃い特集記事があれば、じっくりと家で読みたい!と購入するでしょう。

また、好きなアイドル、タレントさんや俳優さんなどの特集もそのひとつでしょう。
ファンであれば永久保存しておきたくなるような素敵な写真ととも、他では聞くことのできないディープなインタビュー記事などがあれば、これまたお持ち帰りしたくなるものです。

そして、今回の私のようにお値打ちな付録が欲しい!というのも動機の一つになり得るのです。




雑誌の面白さ

私にとっての雑誌は情報収集よりも、むしろ「どうでもいいネタを楽しむ」という点にもあります。

今回久しぶりに雑誌(美容雑誌)を買ったのですが、もちろんメインである美容ネタも楽しく読ませて頂きましたが、最も面白かったのは、美容以外の記事だったのです。

自分がまったくノーマークであったトピックと出会えること。それこそが雑誌の面白さではないでしょうか。

ここがネットとは違うところです。
効率重視の方などは、逆に余計なものは必要なし!と考え、ピンポイントで検索をかけられるネットの方がいいという人もいるでしょう。

しかし、私は予期せぬ出会いの方がワクワクします。

雑誌から離れたわけではない!

「雑誌離れ」などとよく耳にしますが、離れた覚えはありません。

今でもマメに本屋さんへ足を運んでは、なにか面白い本は、雑誌はないかと物色しています。
頻度こそ若い頃のようにはいきませんが、少なくとも私は週に一度は本屋さんの中を長時間ふらふらと歩き回っています。

雑誌を買わなくなったのは、雑誌から離れたわけではなく、興味を惹かれるような雑誌が見つからないからというだけなのです。

我々は決して雑誌から離れたわけではありません。もしも離れてしまったのなら、本屋さんで「なにか面白い雑誌はないかしら?」などとうろうろはしないでしょう。

そのうち雑誌はなくなるのでは?

そんな声を聞くこともありますが、まだまだネットでは得られない楽しみを雑誌が担える部分はあるはずです。

等身大の話題を扱った余計な記事がたくさんあって、もうしつこいくらいに饒舌で、時に下世話な色恋を語り、ステマだろうが企業とズブズブだろうが色々な広告が楽しめ、欲を言えばもう少し安価なおばさん雑誌なんかがあったら、きっと私は定期購読申し込んでしまうでしょう!