専業主婦という生き物

美味しいもの、美容、国際結婚、噂話、専業主婦についてなどを思いつくまま綴るブログ。

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人はお金があれば幸せになれるのか。生きていく上で必要な 『F (富)』について。

師走も半ばになり生活も徐々に慌ただしくなって参りましたが、それに応じて我が財布の中の諭吉さん達も外出が増えております(涙)

今日も娘におねだりされ、渋谷へお買い物に行ってきました。
これも欲しい、あれも欲しいと物欲を炸裂させる娘ですが、そこは親としてビシッと諌めなければいけません。



「大きくなったら、絶対に大金持ちになって、Francfrancを丸ごと買ってやる!」
※Francfrancとは可愛い雑貨や家具を扱うお店です。

そんな事を呟く娘ですが、欲しい「物」が全て買えるほどお金があっても必ずしも幸せとは限りません。
そこをどう説明していいのか、なかなか難しい事だなと思ったのでした。

お金と幸福

お金持ちは幸福なのか?と言えば、すべてのお金持ちが幸福であるとは言えないでしょう。当然ながらお金では買えないものも世の中にはあるからです。しかし、お金を持つことによって幸福になる人もまたいるのも確かです。実際に私の周りのお金持ちはそこそこ幸せな暮らしを営んでいます。

昔読んだ本で林望、岡本和久著の『金遣いの王道』という本がありました。
内容はお金の遣い方にみならず、歴史、教育、仕事、社会貢献、最後には遺言書までに及びますが、その一節に人が幸福になるためには6つの「 F(富)」が必要というお話が書かれていました。

6つのF(富)

そこで語られている6つのFとはどんなものか?
私自身、自分に照らし合わせて考えてみたところ、幸せを考える上での大きなヒントになりました。

①ファイナンシャルアセット(金融資産)の F

早い話が「お金」ということですね。こちらは考える必要はありません。誰にでも、あるに越したことはありません。私も沢山欲しいです(笑)

お金があることによって可能になることはたくさんあります。時に幸せすらお金で買うことができるのですから。

②フィットネス(健康)の F

これは本当に生きていく上で一番大切なものではないでしょうか。
若い頃は健康とはただ当たり前にあることと思い、体をいたわることもなく不眠不休、暴飲暴食の限りを尽くしていたものですが、この年齢になりかつての不摂生が祟りあちこち不具合が出てくると、健康であることのありがたさがわかるのです。

どんなにお金がたくさんあって、大好きな人たちに囲まれていたとしても、健康を害していてはちっとも幸せは感じられません。
私も過去に大きな病気をしたことがあります。病気の発覚から治療、完治するまでの数年間、いつも心の何処かに灰色の影が見え隠れしていたものです。いまでも検診などを受けるたびに、結果が出るまでは心穏やかでいられないのは、あの時の経験があるからです。自分の健康に対して自信が持てないのです。。。
私にとって健康はお金以上に重要視するべきことと言ってもいいでしょう。

③ファミリー(家族)の F

こちらに関しては、なんとも難しい問題だなと思います。
仲が良く、何かあれば助け合い、互いに良い関係の築ける家族ならいいのですが、そうでない家族もいます。
家族といえども気の合う人ばかりではありません。他人以上に遠く感じる家族もいるのです。

性格の違いに始まり、生き方の違い、経済格差、財産問題による軋轢、親の介護、家庭内暴力、子の非行など様々な問題が絡んでくる家族という存在は、時に他人以上に厄介であったりします。

付かず離れず、有事には互いに助け合えるような、「適度な距離と思いやり」を持った家族がそばにいてくれたらきっと幸せになるのでしょうが、厄介事ばかり運んでくるような家族なら、たとえどれだけいても考えものです。。。

④フレンド(友達)の F

こう言ってしまうとなんとも薄情な感じですが、私は友情というものが永遠のものだとは思いません。
その時々、自分の生活に合わせて友達が変わってきたせいです。
学生時代には親友であったお友達も、数十年後にうまくいかなくなるなんてことも往々にしてあるものです。

もちろん友達はいないよりもいた方がいいとは思います。
私も一緒に食事をしたり、お喋りを楽しんだりするお友達のおかげで、楽しい時間を過ごすことができています。
しかし、どうしてもお友達はいなければいけないとは思いません。
飾らず無理せず一緒に楽しめるお友達でないのなら、一人の方が気楽でいいのでは?と思います。

しかし人によってはお友達がいないと不安になる人も確かにいます。
人生を楽しむためにお友達は必ずしも必要な存在であるとは思いませんが、もしも気の合う仲間がそばにいれば、それはそれで人生に彩りを与えてくれるのでしょう。

⑤ファン(趣味)の F

これ、ものすごくわかります。。。私は何が悩みかといえば、これと言った趣味がないことなのです。子供達から言わせれば「ハマれない人」というらしく、若い頃から何をするにもとことん泥沼にはまるように溺れることができないのです。

周りを見渡せば、アイドルを追いかけたり、テニスやヨガなどスポーツに勤しんだり、お料理や手芸などといったお教室に通ったりと、何かしら夢中になってやっていることがあります。
そんなお友達を見ていると、とても羨ましさを感じます。皆さん「ご一緒にどう?」と誘ってくださいますが、興味のないことはやる気になれません。。。

これは若い頃の心持ちが悪かったせいと言えましょう。趣味と実益ではないですが、とにかく何かやるからには利益が発生しなければやらない。と、そんな女の子だったのです。例えば手芸であれば、その作品を制作するにとどまらず展示会などをして販売するというところまで考えてしまいます。お料理もしかりで本格的に習いに行くのなら、それでどういったお金儲けができるのか?など、そんなことを考えてしまうと、もう趣味を楽しむどころではないのです。
そんな心の癖が残っているせいか、とにかく趣味と言えるようなものが見つからないのです。



最初にブログを始めてからもう2年半ほどになります。途中こちらの「はてな」に変えてみたりはしましたが、忙しくない限りはほぼ毎日のように記事を書いています。これはもう立派な趣味では?と思いましたが、やはりちょっと違います。本を読んだり映画を見たりと言った誰でもしているようなことと同じで、どうもブログを書くことが趣味とは思えないのです。

私のいう趣味とは、ライフワークとも呼べるほどズッポリとはまることのできる何かなのです。「オタク」とも呼ばれるレベルでハマれる何かがある人は、とても幸せそうです。それさえあれば、もう他はほどほどでよろしいといった具合に満足度が非常に高いように思います。

一生を通してそんな趣味に没頭できれば、きっと老後も楽しく暮らしていけるに違いありません。だからこそ、私はそんな趣味が欲しいのです。
これまでは趣味はなくても、何か好きなことがあればいいかしらね。。。などと思っていましたが、最近はちょっと真剣に探しています。自分が楽しい、好きだとお思えることで、何かこれという趣味になり得るものはないかと。。。
あれこれと模索中ですが、見つかった暁にはお披露目したいと考えています。

⑥フィランソロピー(社会貢献)の F

社会貢献というと、「社会の利益に資する行い」ということになりますが、ここでいうところの社会貢献とは、「philanthropy 」とされているので、慈善事業やボランティアといった意味合いになります。

このようなことは、自分自身に物理的、精神的な余裕がないとなかなかできることではありません。
そこまで考えられるのは、きっと上にあげた5つのFをすでに手にしている人なのかもしれません。

今の自分に何ができるのか?社会や他者のために尽力できることがあるのか?
自分が幸せだと感じられなければ、他者のために尽力するなど、そこまで気持ちは及ばないものです。

私的な意見としては、家族や友人など、自分の身の回りの人を幸せにできない人は、ボランティアなどに奔走していても尊敬はできません。
まずは自分の周りにいる人の幸せを考えること、その先にフィランソロピーがあるのだと思っています。



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全てなくても幸せになれる

人が幸せを感じながら生きていくためには、様々な要素が必要なようです。しかしこれはあくまでも理想です。この6つすべてを持っている人は案外少ないのではないでしょうか。

全てを手にしなければ幸せになれないわけではありません。

人生の幸せとは結婚相手選びに似ています。それはパーフェクトでなくてもいいということです。
理想を言えばきりがありません。100点満点の白馬に乗った王子様など、その辺にゴロゴロしているわけではないのです。しかし白馬の王子さまと結婚しなくても幸せになることはできます。

それは自分にとって最も重要と考える問題をクリアーしているということです。
結婚相手選びなら、私の場合はとにかく「明るい性格で心も身体も頑強な人」。これが当時は一番求めるものでした。

結婚当初、我が家の外国人夫は大きなバックパック以外のものは何も持っていませんでした。妻である私の方が養っていたくらいでしたが、今では家族4人が不足なく生活するだけの力はあります。
つまり、その時お金がなくても後から作ることは可能だということです。

全てを持っていなくても、少しずつ手に入れていくことはできるのです。

お金以外の大切なもの

先日、とあるパーティーで同年輩の独身外国人男性とお話をした時のこと。

「名声とお金こそ、人生を豊かにする!」

そう豪語していました。

「お金は欲しいけど、名声なんていらないわ。有名になんか絶対になりたくない!」

間髪入れずにそう言いかえす私。
彼は理解できないといいます。

「名声とはお金と同じパワーだよ。名声がビジネスチャンスやお金を連れてくることもある。パワーを持つことこそが成功なのだ!」

確かに有名であれば、たくさんの人が寄ってきて、様々な人や物と接する機会もあるでしょう。
しかし、マイナス面もあるはずです。

この男性は叩き上げというのではなく、元々資産家のご子息で、何かあれば文字通り「パワー」のあるパパがなんでもしてくれるのです。
いくつになっても話していても夢見る夢男君?といった感じの方。
お金とパワーがある事こそが、幸せであると信じています。

これこそが、「お金があれば幸せなのか?」の答えなのだと思いました。

自分で「お金があるからこそ幸せだ」そう思っている人にとっては、お金こそが幸せのバロメーターなのです。
もしもこの人が健康を害していて、どんなにお金をかけて世界中の名医に託しても克服出来ない病を持っていたら、そんな風には考えられないでしょう。

つまり、お金とは幸せになるための一つの要素ではあるけれど、それが全てではないということです。

お金はあっても邪魔になるものではありません。私も「沢山欲しい〜!」などといつも言っています(笑)
必要なものではあるけれど、時にそれ以上に大切なものもあるということです。




身の丈に合った幸せが一番

今の自分に必要なのはなにか?
それが明確にわかっていれば、お金に執着する事もなくなります。

自分の身の丈に合わないものを求めていては、いつまでも満足感は得られません。
闇雲にお金を崇拝して求めて、それ以外の幸せの要素を見逃してしまう人もいます。

上にあげられた幸福になるための「F(富)」からもわかるように、お金だけではなく、人が幸せに生きるためには、それ以外にも大切な事が沢山あるということなのです。

お買い物をしながら、娘にもそんな話を懇々としましたが、どこまで理解したことやら。。。

「クリスマスプレゼントはAirPodsでいいからね〜」

と、そんな台詞を聞くと、物欲脳に変化はないようです。。。