お麩好きなら誰もが知る、京都の老舗麩専門店『半兵衛麩』さんによって、全く新しいコンセプトで作られたという『ふふふあん』さん。
本店は京都ですが、東京にもGINZA SIXの中に店舗があります。
私は生麩が大好きなのですが、残念ながらこちらではやき麩の商品しかありません。
しかし、ただのやき麩ではなく、ちょっとおやつになるような変わり種のお麩菓子があったりするので、ついつい足を止めてしまうのです。
『梢』抹茶
こちらの商品はコンセプトごとに一文字の名前がついています。
『梢』のほかに『枝』『種』など。その中でまたフレーバーが分かれています。
最近私がイチオシなのが、こちら『梢』の抹茶味です。
パッケージも凝っていて素敵なので、気分が上がります。
細長いやき麩にチョコレートがコーティングされています。サクサクっとしているけれども柔らかさも感じられるお麩独特の歯ごたえは、まさに新食感です。
生地にも抹茶が練りこまれている上、コーティングされているチョコレートも濃厚で、しっかりとした抹茶の風味を堪能できます。
フレーバーはココア(ビターチョコ)、紅茶(ミルクチョコ)、そしてこちらの抹茶(抹茶チョコ)の3種類になります。
全種類食べましたが、私は圧倒的に抹茶が美味しい!ということで、自分用にはこちらばかりですが、ギフトなら全種類揃えてプレゼントなどもいいと思います。
『種』ポルチーニ&オニオン
甘いものだけでなく、お酒のおつまみやお料理のトッピングになるようなやき麩もあります。
それが、こちら『種』のポルチーニ&オニオンです。
コロコロとした豆菓子のようですが、れっきとしたやき麩です。私は口寂しい時などにポリポリ食べちゃいますが、我が家の外国人夫などは、ワインのお供にチーズなどと一緒に楽しんでいます。
お料理にも使えます!
半分に砕いて、クルトンがわりにサラダやスープのトッピングにしても、クルトンとはまた違った美味しさでグッドです。
こちらは「ポルチーニ&オニオン」のほかに、「トマト&バジル」があります。
『スープ de お麩』レッドペッパー
こちらのシリーズは名前の通りスープに入れて食べるやき麩です。
スープといっても、洋風のもののみならず、和のお吸い物やお味噌汁でもOKの万能麩です。
パプリカで色付けされた。ピリッと辛いお麩ですが、色目も綺麗なのでお吸い物などに浮かべても華やかになります。
お店の方から教えて頂いたのが、「レッドペッパー」のお麩を、七味がわりに入れるというものです。
色々と試してみましたが、本当にその通りでした!
普通七味などを振って頂く汁物にこのお麩を加えると、同じような効果があり、なおかつお麩の食感も楽しめるという優れものだったのです。
他にも「プレーン」「チーズ」「バジル」「パンプキン」「ブラックペッパー」など沢山のフレーバーがあるので、スープによって使い分けられます。
私はいつも和風の汁物には「レッドペッパー」を、洋風には「ブラックペッパー」と使い分けていましたが、今日は冬至ということで、パンプキンスープに「レッドペッパー」を合わせてみたところ。。。
甘いパンプキンにピリピリっとした辛さが意外なくらいに合っていて、もはや和洋問わずでいいのではないかと思いました。
いずれにしても、ペッパー系はどんな汁物にも合うということですね。
新しい「やき麩」
今回ご紹介した以外にも、まだ食べたことない商品が沢山あります。
今月から『玉』というシリーズも登場しましたが、なかなか足を運べず残念ながらお味見には至っていません。
そして、なによりも京都の本店でしか手に入らない「ふィナンシェ」というお麩を使ったフィナンシェ。。。
食べたくてたまりません。
どうにか東京でもお取り扱いしてもらえないものか、切に願っております。
従来の「お麩」のイメージを一新するくらいに、さまざまな新しい試みをされている『ふふふあん』さん。
甘いお菓子のみならず、普段家庭で食べているお料理を新しいものに変えてくれるという点でも、目が離せないお店です。
www.hanbey.co.jp
ふふふあん Fu Fu Fu and... by 半兵衛麸
全然違うトピックですが、今日は冬至です。あまり日本人らしくない我が家ですが、カボチャを食べ、柚子湯に入り温まりたいと思います。。。