今年もやはりチキンが残りました。
外国人夫が最後までムシャムシャとやっていましたが、お歳のせいか昔のようにたくさんは食べられなくなったようです。
翌日の昼も子供達に「今日がクリスマス本番よ!」と、食べさせましたが、みんなもう飽き飽きしています。私もです(笑)
しかし、まだ身もついているし付け合わせの焼き野菜も残っているし、捨ててしまうのはもったいないなぁ〜と眺めていると。。。
「これを丸ごと煮込んだら、さぞ美味しいスープができるだろうなぁ」
外国人夫が突然面倒くさいことを言い始めました。
「なんだか面倒くさそうね」
「いい出汁が出るだろうなぁ。。。」
「時間もかかりそうだし。。。」
「骨ガラっていいスープとれるんだよ。ラーメン屋とかそうでしょ⁉︎」
かなりしつこいです。
「誰がやるのよ⁉︎」
「私は仕事があります」
「私ししかいないじゃないのよ。。。」
「お願いします」
そんなわけで、渋々残り物処理をすることとなりました。
スープ作り
少し煮込んでチキンが柔らかくなったところで、ホロホロしてきた身をとりわけておきました。これはオムレツに投入します。
皮つきレモンも苦味がでるので、早々に引き上げました。
途中でチキンが崩れ、中につめた香味野菜が出てきます。
あとはただひたすら煮込んで骨からしっかりと旨味を出します。まるでラーメン屋さんの仕込みのように、ただひたすら煮込みます。。。
オムレツの準備をしたり、ブログを書いたりと、時間を潰しながら。。。
ようやくいい感じになったところで、娘からトマト味のリクエストがあったのでトマトピューレを投入し、塩コショウで味を整えます。十分に煮込んだらハーブや野菜を取り除いてから更に漉してスープ完成。
仕上げに『ふふふあん』さんのピリ辛お麩も浮かべました。
スープが出来上がったので、次はオムレツです。
オムレツ作り
オムレツはチキンから外れた身や焼き野菜の残りを細かくカットして具材にしました。
スパニッシュオムレツを作るのと同じように、たっぷりのオリーブオイルで焼き上げます。
昨年までは身を可能な限りほぐし、お米のスタッフィングでドリア仕立てにしたりしていましたが、スープの方が美味しいです。
なによりも骨の髄まで食べ尽くした気分で気持ちがいいのなんの!
殺生をしているのですから、最後まで残さず美味しく頂かなければ。。。
ご馳走さまでした、丸鶏よ!
「ウィッシュボーン」勝負
毎年楽しみにしている wishbone (ウイッシュ ボーン)勝負。
Wishbone とは鶏の鎖骨にあたる部分でYの形をした骨です。
この骨に2人の人が小指を引っ掛け、願いをかけながら引っ張り合います。
折れた時に長い方を手にしていた人の願いが叶うという言い伝えがあるそうです。
昨年は私が切り分けの途中で折ってしまうというアクシデントがありましたが、今年はちゃんと取れました!
長女VS次女
「今年こそは、勝つわよ〜!」
気合い満々の次女に対し、
「いいから早くやっちゃおうよ」
相変わらず長女に気負いなし。
結果はといえば、またまた今年も長女の勝利でした(笑)
昨年をスキップすると、3年連続です。
「いぎ〜!!!来年こそ勝つわよ!」
悔しがる次女を見ていると、また来年もチキンを焼くことになりそうだわ。。。と、思うのでした。