お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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バレンタインに思う事。既婚、本命彼女持ち男性にあげたチョコレートは間違いなく別の女の胃袋に落ちる。

1月も半ばに近づくと、街中が徐々にチョコレート祭になります。
いつもふらふらと甘いものハンティングに出かけている専業主婦にとっても嬉しい季節です。

「これは美味しそうだわ!」
「このチョコレート、可愛い!」

もうそこかしこの店でピットストップを繰り返しては、思わず財布を開けてしまいそうになりますが、この時期はグッと我慢です。

その理由とは、自分で買わずともバレンタインデーにはたくさんのチョコレートが我が家にくるからです。
チョコレートのみならず、ザッハトルテなどケーキをはじめ、クッキーなどの焼菓子もあります。



これは決して我が家の外国人夫がモテるというお話ではありません。
若い頃ならばまだしも、アラフィフの中年となった今では、何かを期待してチョコを贈ってくれるような奇特な女性などそうそういるものではありません。
それでも外国人というマイノリティのせいか、今でも結構な数のチョコレートを持ち帰ってきます。
世の中には「義理チョコ」という、いいのだか悪いのだかわからないような習慣があり、職場や仕事関係、友人知人の女性達からチョコレートを頂けるからです。

チョコレートの行きつく先

持ち帰ってきたチョコレートは、まず最初に私と子供達の口に入ります。時には貰ってきた夫本人が食べないうちになくなることもあります(笑)

それも当然です!なんと言ってもお返しを用意するのは私なのですから。
約1ヶ月後に訪れるホワイトデーには、チョコレートをくれた全ての女性にお返しのお菓子を用意するのはいつも私の仕事です。その報酬として貰ったチョコレートを食べるのは当然の権利です(笑)



チョコレートを贈ってくれた人がどんな思いだったか知るよしもありませんが、世の中の既婚男性、また本命彼女のいる男性には、チョコレートなどあげるものではありません。
職場のお付き合いなどで、「あげた」という既成事実を作るための行為ならいいですが、何しらの気持ちがこもっているのなら、相手を選ばなければいけません。
あげたチョコレートは、間違いなく妻か本命彼女の口に入るのですから。。。

そして食べた妻や彼女の側も、わざわざお返しを用意するという面倒を背負いこむことになるので、双方にとってメリットがあるとは言えないでしょう。
メリットがあるとすれば、「俺ってなかなかモテるよな」と、男の自尊心を満足させるか、お返しなど考えず、食べるだけ食べてあとは何もしない子供達くらいのものです。

友チョコ

夫だけでなく子供が男の子の場合も、そのチョコレートは母親の胃袋に落ちる可能性大です。
我が家は女の子しかいませんが、男のお子さんを持ったお友達などは、嬉々としてそんなお話をしていますので間違いないでしょう。

女の子でもバレンタインデーにはたくさんのチョコレートを持ち帰ってきます。
昭和生まれの私には理解できませんが、「友チョコ」といって同性のお友達とチョコレートの贈りっこをするのです。



我が家の娘も毎年バレンタインには何十個ものチョコレート菓子を持ち帰ってきます。
そんな「友チョコ」の主流は何と言っても手作りです。何十人にもばら撒くのですから、市販のものを買っていては大変だからでしょう。

この「友チョコ」で母に回ってくるのは美味しくないものばかりです。
一生懸命につくってくれたのは有難いですが、時に石よりも硬いクッキーや、カサ増しするために何かを加えたのか、味の薄いよくわからないチョコレートもあります。
そんなものは大抵「これあげる」と、私に回ってきます。

我が家の娘達は、こんな時だけ都合よく外国人になるので、「本来のバレンタインは男性から女性にプレゼントでしょ?」などと言って、チョコレートの用意はしませんが、毎年バレンタインの翌日にクッキーなどを大量に焼いてお返しをするので、子供達が小さい頃は私もよく作らされました。
今では自分達で勝手に作っているので面倒はなくなりましたが、本当にこの「友チョコ」という習慣も面倒くさいものです。

とにかくチョコレートの情報が溢れんばかりに出てくるこの時期、美味しいもの探しにはとっても便利で、街にチョコレートが溢れるのは嬉しいことですが、喜ばしいことばかりでもないということです。




サロン・ドゥ・ショコラ

昔、新宿伊勢丹の催事場で「Salon du Chocolat (サロン・ドゥ・ショコラ)」という催しがありました。
小さな子供たちの手を引いて行っていたので、もう15年近く前のことです。
とても人気のある催しで多少は混雑はしていましたが、ショコラティエの方と雑談するくらいの余裕がありました。
それが年々人が増えて、どんどん規模が拡大され、今では大きなイベント会場に場所を移しただけでなく、チケット購入しなければ入場できないといった大イベントになりました。

「これはチョコレート祭だわ!」

そう心が浮き立つほど、あっちを見てもこっちを見てもチョコレート尽くし。

そんな楽しかった「サロン・ドゥ・ショコラ 」も、もう6年以上足を運んでいません。
また行ってみたいわ。。。と思うのですが、地獄のように混んでいるでしょうね。。。有料⁉︎ しかもチケットがなきゃダメなの?。。。とそう思うと、面倒くさがり屋の私などは腰が引けてしまうのです。

世界中から美味しいチョコレートが集まる機会など「サロン・ドゥ・ショコラ 」くらいなので行ってみたい気持ちは十分にあるのですが。。。
それでも毎年重い腰は上がらず、今はネットなどで、どんなショップが参加しているのか、また実際行った方のレポなどを見て楽しんでいます。
今年もまた行く予定はありません。。。

こんな大きなイベントでなくてもいいので、また昔の「サロン・ドゥ・ショコラ」のように、気軽に足を運べる「チョコレート祭」があればいいのにと思います。

「ニッポンのチョコレート限定!」

「地方の名ショコラティエが東京に集合!」

「第4のチョコレートを集めた祭典!」

このような限定されたチョコレート祭が、全国の百貨店催事場などであったら楽しいのに。。。
そんな想像を巡らせています(笑)




さてさて、今年はどこのどんなチョコレートが我が家にやってくるのか。
「あなたのくれたチョコレート。こんな私の胃袋に入ります。。。」と、申し訳ないやらなにやら、くれる方の気持ちを慮りながらも、なんだかんだ毎年楽しみにしていたりする専業主婦なのでした。。。

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