最近、お腹周りを気にするようになった外国人夫、あまり小麦粉は摂りたくないといいます。
そして子供達二人もお年頃の娘らしくダイエット中。。。
しかしインフルエンザの蔓延しているこの時期、しっかりと食べないと免疫が下がり、感染リスクも高くなります。
そこでしっかり食べても太りにくいお食事をと、最近は黒パンを無理矢理食べさせています(笑)
プンパニッケル
プンパニッケルはドイツの伝統的なライ麦パンで、ちょっと酸味のある真っ黒などっしりとした重量感のあるパンです。
黒パンというと、酸っぱくてパサついたイメージですが、プンパニッケルは水分量も多く、モチモチっとしています。
ライ麦粉100%の粗挽きなのでツブツブとした食感が楽しめます。
ビタミンや鉄分も豊富で、特筆すべきはその繊維質の多さです。栄養もバッチリ、そのくせヘルシーということで最近では低糖質のダイエットなどに利用する人もいるそうです。
実は私、パン作りが結構好きで、子供達が幼い頃は毎朝パンを焼いていました。今でも気が向くと、たま〜に作ることもあります。
しかし、プンパニッケルはいくら好きでも作れません。なにせ20時間近くも蒸し焼きにするというのですから、家庭で手軽に作れるパンというわけではないのです。
そんなわけで、このパンは海外の食品を多く扱うスーパーやドイツパン専門店で購入しています。
東京フロインドリーブのプンパニッケル
プンパニッケルはインターナショナルスーパーマーケットなどでも手に入りますが、やはり焼き立ては美味しい!
ということで、広尾の『東京フロインドリーブ』さんへ。
午前中、早い時間に行くと、まだホカホカと温かいものが頂けたりします。
一本、ハーフ、クォーターとあります。
クォーターだとこの薄いスライスが9枚ほどです。
私は黒パンが好きなので、そのままでも食べてしまいます。特に『東京フロインドリーブ』さんのプンパニッケルは酸味よりもコクが優っていて食べやすいので。
しかし、やはり色々乗せて食べる方が美味しいです(笑)
おすすめの食べ方
よくお友達などから「どうやって食べるの?」などと聞かれるのですが、「好きに食べればいいのよ」と答えています。
自分で美味しいと思えば、それが美味しい食べ方なのです!
私はその時々、家にあるものを適当に乗せて食べていますが、やはりチーズや生ハムなどはよく合います。
ここで、我が家の定番。ある日のごはんです。
ベーコン+レタス+チーズ
ブロックベーコンを小さなサイコロ状にカットしてカリカリになるまで焼き、レタスの上にカッテージチーズを、その上にトッピングして、さらに上からミモレットをパラパラ。
外国人夫のお気に入りの食べ方です(本当は火を使うのがとても面倒です。。。)。
また、別の日は。。。
ブルサン+ドライフルーツ+ナッツ
ブルサンのガーリック&ハーブの上に、レーズンとクランベリーのドライフルーツ、ナッツをトッピング。
これは、我ながら素晴らしい組み合わせ!と自画自賛したくなるほど美味しくて、このためだけにブルサンを買ってくるほどです。
ちなみブルサンはこれです。割とどこのスーパーでも見かけるチーズなので、手に入りやすいと思います。
コンビーフ+レタス
マヨネーズを少々かけた上にレタスとコンビーフ、ブラックペッパーをたっぷりかけるとさらに美味です。
次は私用の甘いバージョン。
ダイエット中の家族が羨ましそうに見守る中、一人で美味しく頂きます。
クリームチーズ+シロップ
『LYLES GOLDEN SYRUP 』は我が家の常備品です。
クリームチーズとの相性はもちろんのこと、パンケーキにもアイスにもトーストにもなんでもオーケーの神シロップです。
クリームチーズ+フルーツジャム
ジャムはその時家にあるものを使います。ストロベリーの時もあれば、ブルーベリーの時もあります。
この時はたまたま頂き物で、アップル&シナモンジャムがあったので使ってみましたが、アップル系が最高に合うことがわかりました!
甘いプンパニッケルにはアップルジャムです!
最近お気に入りのクリームチーズ。
トロリと柔らかく、パンに塗って食べるのに最適です。
甘いバージョンは、やっぱりクリームチーズが一番です。
今のところ、これ以上のものは見つかっていません。
とにかくなんでもOK
ほんの一例ですが、我が家ではこんな感じで、その時々冷蔵庫の中にある具材をたっぷり乗せて食べています。
もはや、ルールはありません。。。
もしかしたら、ドイツでは定番の食べ方というものがあるのかもしれませんが、食とは自由に楽しむもの。
自分が「美味しい!」と思って食べるのが一番です。
色々なものを乗せて食べていますが、やはりチーズ、お肉類、野菜の組み合わせが一番腹持ちがよく、バランスも整っているように思います。
パンが超薄切りな上に、100%粗挽きのライ麦粉なので、普通の小麦粉を使用したパンよりもずっとヘルシーに頂けます。
カルテスエッセン
プンパニッケルを焼いて食べるという方も多いと聞きましたが、なんと言ってもドイツは「カルテスエッセン」のお国です。
「カルテスエッセン」とは、火を使わない冷たいお食事という意味で、ドイツでは夜ご飯をパンとチーズ、ハムなどで簡素に済ませる食文化があるそうです。
実際にドイツ人と同じ家で暮らしていたとき、その人は毎晩パンにハムとチーズを挟んだサンドイッチのようなものを食べていました。
これを初めて知った時、私は小躍りしました。お料理をするのが面倒なときは、
「今宵はカルテスエッセンよ!」
そう言って、あるものを並べて食べて貰えばいいのですから!
この言葉の響きからは「面倒くさい」や「手抜き」という私の本心は想像しづらいようです。
外国人夫はもちろんのこと、食に関しては洋の文化を好む子供達にとっても、願ったり叶ったりのようで、不満の声が出るどころか、喜んで食べてくれます。
まさに一石二鳥のカルテスエッセンです。
本来は共働きの多いドイツの主婦達の負担軽減のために生まれた食文化のようなので、専業主婦の私がその恩恵にあやかっていいのかどうか。。。
と、そんなことは脇において、野菜、コールドミート、チーズ、ナッツなど、たくさんの種類を並べれば、栄養の点でも問題はありません。
そして、蜂蜜やシロップ、ジャムなどをつければデザートがわりにもなります。
「手抜き」と言えば罪悪感が生まれそうなものですが、そんな時は「カルテスエッセン!」という言葉に置き換え、世の主婦の負担を少しでも減らして欲しいと思うのでした(笑)
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com