贅沢なキノコがお安く手に入ったので、お料理に使い満喫したのですが、なかなか家庭で一気に使い切るのは大変です。
気持ちは食べ尽くしたいところですが、不思議なもので豊富にあると「もう、いいわ。。。」という気になるのです。
(調理の腕にも問題があるのですが。。。)
とはいえ、この子は早く食べてあげないとすぐに香りが飛んでしまうので、どうしたものかと考えた末、生のままでおくよりもまだマシということで、オイルに閉じ込めることにしました。
微塵切りにしてもいいのですが、今回はスライスで。
トリュフ専用のスライサーなど持っているはずもないので、半分にパコンっと切って、愛用の千切りキャベツ用スライサーでスライスです(笑)
オリーブオイルに塩を加えて熱します。
塩は岩塩があったので、そちらをパラパラと。その中にザブンとトリュフを加えます。
火を入れて、香りが立ってきたら火を止めます。
冷めたら煮沸消毒した容器に入れて出来上がりです。
これを調理用のオイルとして使ったり、サラダにかけたり、微塵切りにしてソースに加えたりと自由に使います。
こうして置いておくと、面倒がないので家族があっという間に使ってくれるので、早く消費できます。
いくらオイルにしたとはいえ、長期保存できるものではないので、さっさと使ってしまわねばなりません。。。
半分はオイルに、残りはパスタソースに刻んで、残りをスライスしてトッピングしましたが、それでも一つしか使いきれませんでした。
やはり黒トリュフは火を通した方がいいですね。パスタのソースは美味しくできましたが、パラパラと生を上にかけるとなると、白トリュフのようにはいきません。
イマイチでした。。。
残りのトリュフは明日用にと保存。
密封できる容器にお米を詰めて、その中に埋めておきます。
お米にもしっかりトリュフの香りがつくので、このお米は明日トリュフリゾットに変身する予定です。
トリュフが好きなので、ついつい家庭でもどうにか美味しく頂けないものかと試行錯誤し続けていますが、やっぱりこうしたものはプロの手に委ねるべきなのではないかしら?と、いつも思います。
フォアグラなどもそうなのですが、家で自分で調理して食べるのと、レストランで頂くものの差がありすぎて。。。
なんだか無駄な出費をしているような気になってしまうのです。
それでも食いしん坊ゆえの飽くなき挑戦は続くのでした。。。