お友達から季節限定の『あも 蓬』が出てるわよ〜との知らせを受け、外出ついでに早速某百貨店の叶匠壽庵さんへ寄ったところ。。。
令和元年を迎えた祝い菓子として作られたという『令月 あも』を発見。
「ああ、どうしましょう。。。」
両方食べたいけれど、二棹もあるとなんだかありがたみを感じることなく、味わうことよりも消費することが目的となり、無駄に食べまくってしまいそうだわ。。。
これはどちらか一棹を選ばなくちゃ!
迷いました。お店の前で「どうしましょう⁉︎」とモジモジ。。。
結局『令月 あも』に軍配が上がりました。
どれくらいの期間販売されるかはまだわからないという店員さんの一言が決め手になったのです。
これは逃したら、きっと私は後々激しく後悔することになるでしょう。
と、いうわけで、今回は『あも 蓬』は後回しに。こちらに関しては6月でも購入できるので、また次回ということで。。。
令月 あも(梅酒)
丹波大納言小豆で作られた餡子を贅沢に使った「あも」は、とにかく口当たりが柔らかく、小豆の美味しさが堪能できます。
中にちょこんと入っている羽二重餅もまたとろりんと柔らかく、この餡子にとってこの上ないパートナーです。
そして、今回はさらに梅酒の風味が加えられました。
思った以上にしっかりと梅酒が効いていて、それが従来の「あも」と違ったお菓子という印象になっているように感じます。
優しさに爽やかさという変化球が加味されたといったところでしょうか。
うまく表現できないのですが、またまた違った味わいの「あも」に改めてそのポテンシャルの高さを見せつけられたということです!
いつもながら美味しくて、丸々一棹一人で食べてしまう勢いです(笑)
そして、この爽やかさを更に際立たせるのが、冷凍庫で冷やして頂くという食べ方です。
冷凍庫になどに入れてしまったらお味が落ちないかしら?と思っていましたが、お店の方のアドバイスなら間違いないだろう!と冷やして食べてみたところ、これがまた美味しい!
半日くらい冷凍庫に入れても凍らないそうです。
保存目的ではなく、あくまでも冷やすためなので、長期保存のために冷凍庫へ入れておくことはおすすめしないとのこと。
夏ならではの『令月 あも』の楽しみ方と言えましょう。
賞味期限は26日。
寿長生の郷の梅酒
接客して下さった店員さんのお話では、この「あも」に使用されているのは、叶匠壽庵さんが滋賀県大津市に所有する「寿長生の郷(すないのさと)』で育てている上州白梅から作られた「寿長生の郷 梅蔵』という梅酒だそうです。
夏の暑い夕方、キンと冷やした和菓子屋さんの梅酒を味わうのもいいかも。。。
想像すると、買いに走りたくなるところですが。。。
「寿長生の郷」ではこの梅酒も購入可能とのことでしたが、百貨店などではお取り扱いはないそうです。
【寿長生の郷については、叶匠壽庵さんのホームページで詳しく見ることができます】
www.kanou.com
こちらのホームページは写真も美しく、なおかつ美味しそうなお菓子が盛り沢山んで見ていて楽しいです。
「蓬」も捨てがたかったのですが、やはりこちらにして正解でした!
ああ、やはり『あも』です。
美味しいです。何度食べても飽きることのない『あも』。
時々無性に食べたくなる『あも』。
さすが叶匠壽庵さんの看板ともいえる和菓子です。
お婆ちゃんになってまた元号が変わり、次なる「新あも」に出会うのが楽しみになりました。長生きしなければいけませんね。
『令月 あも』を堪能した後、やはり蓬が食べたくなりました。
お待ちかね、夏のお菓子も出始めたようなので、近々また足を運ばねば!
うふ。