最近、東京の街には以前にも増して外国人観光客が目につくようになりました。
これは来年の東京オリンピックに向けて、さらに増加していくのでしょうか。
先日も六本木を歩いていると、一人の白人男性がスーツケースを引きながら前を歩いていました。
どちらの国のお方かはわかりませんが、40代前後と思われる白人男性でした。
短髪にいい具合に焼けたブロンズの肌。ブルーのワイシャツの袖をまくり、下はチャコールグレーのスラックスを履いています。
一見すると、ビジネストリップで東京を訪れたビジネスマンが、「ランチでも食べてからホテルにチェックインすっかな〜」といった感じに見受けられたのですが、ふと彼の足元を見てビックリ!
なんと靴を履かずに裸足で歩いているではありませんか⁉︎
こんな光景を東京で見ようとは⁉︎
昔、海外ではこんな光景を時折目にしたものです。ビーチの周辺はもちろん、街中でも裸足で歩いている人が少なからずいて、最初こそ驚きましたが、次第に気にならなくなっていました、
そして何十年ぶりに東京の真ん中で裸足で闊歩する紳士を見ることになるとは⁉︎
驚いたと同時に、
どこにいようが自分が快適であると思えばそれでよし!
そんな自由なマインドが羨ましくなりました。
人からどう見えるかなどまったく意に介さず、自分流を貫くことは時に強さが必要だったりします。
私も常々そうした生き方がしたいと心に留めてはいますが、やはり「こんなことしたらみっともないわよね。。。」と、本当はやりたくても出来ないことが多くあります。
年齢のせいなのか、長く日本に留まっているせいなのか、それは年々強くなってきているような気がします。
本当ならもっと自由な心で生きていきたい!と思っているのに。。。
この裸足の紳士だけでなく、外国人観光客のファッションを見れば、真冬でも半袖のTシャツ一枚で歩いていたり、大関並みに太っていても、ノースリーブにミニスカートを履いていたり、どこでもビーチサンダルで闊歩していたり、本当に自由です。
こんな季節にこのファッションはさすがにおかしい。。。
この大きな贅肉を見られたら恥ずかしい。。。
本来なら気にしてしまいがちな人目などなんのそので、自分の好きなものを着ています。
私も普段は「誰も見てないんだから、気にしても損よ」」などと思っていますが、さすがに贅肉を見せることはできません(笑)
こんな外国人達に比べれば、私などまだまだ人目を気にして自由になり切れていないのだなぁ。。。と思ってしまいます。
TPO(時 time 、場所 place 場所 occasion)をわきまえることも大切であると承知しつつも、東京の街中を裸足で歩ける外国人の自由なマインドは、この窮屈な社会を生きていく上で、持っていて損のないことなのではないかなと思ったのでした。。。