お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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kutoo 職場のパンプス、ヒール強制。ヒールは仕事のためではなく、お洒落のために履きたい!と思った件。

最近、職場におけるパンプスやハイヒールの強制が話題になっているようですね。

Kutooという、「靴」と「苦痛」を掛け合わせた造語まで生まれ、そんな靴による苦痛からの解放に声が上がっていると言います。

今時の会社は人の靴まで強制するものなの⁉︎ と、びっくりしました。
もしかしたら、昔からそんなルールがあったのかしら?
私はこれまできちんとした企業で普通のOL生活をした経験がないのでわかりません。

いつも半ばフリーランスのような立場だったので、服も靴もバッグも自由でした。
仕事の内容や相手によって身につけるものを変えたりはしましたが、制服のように決まったものを身につける必要がなかったのです。

それでもハイヒールはいつも履いていました。今は5センチヒールがメインで、少し気合いを入れる時は7センチくらいまで頑張りますが、ちょっと痛いです(笑)
若い頃は10センチヒールを好んで履いていました。

今の時代にそぐわないのでしょうが、昔は痛みを我慢してでも美しさを優先!
暑さ寒さを我慢してでも美しさ優先!
そう思っていました。

どんなに足が痛くても、その苦痛をおくびにも出さずに仕事相手と会うというのは、私にとっては喜んでしていたことです。
ただでさえ「女のくせに!」などと甘く見られる時代です。パッと明るい色のスーツを着て、10センチヒールを履いてスクッと立てば、たいがいの男性と同じくらいの目線になれたものです。
若さゆえ、そんなことで虚勢を張っていたのだと思います(笑)

しかし、それはあくまでも自分がやりたくてやっていたこと。履きたくて履いていたハイヒールです。
もしもこれが会社の規則として、ヒールを強制されていたら、絶対に従う気にはならなかったと思います。





私は今でもハイヒールが大好きです。フラットなシューズを履いたときよりも脚が長く綺麗に見える気がしますし、カツカツと「颯爽と歩く自分」をイメージしては、大いに自己満足に浸れるからです。

また身長150数センチしかない背の低い友人なども、年齢的にハイヒールでの歩行が無理だと感じるまでは、絶対に履くのはやめないわ!と言っています。

しかし、そんな私や友人達もいつでもハイヒールを履いているわけではありません。
当然ながら長い時間高いヒールの靴を履いて歩くのは、足を傷めることにもなります。
日常的にハイヒールを履いていると、外反母趾などになる可能性もあります。

ヒールを履くのは「歩き回らない」前提の時です。
自家用車やタクシーなど車での移動の時、また足に負担がかからない程度の距離しか歩かないと予想されるときなどです。

では、それ以外の時はといえば、移動する時はスニーカーやバレエシューズなどフラットシューズを履き、目的地に到着した時にヒールに履き替えるなんてこともあります。

これは若い頃からで、当時観たアメリカ映画で主人公が通勤にはスーツにスニーカー、そしてオフィスに入るとハイヒールに履き替えるという場面を観て、「これは何という素敵なアイデアかしら!」と思い、以来真似しているというわけです。

今のパート仕事は服装も自由、おまけに人と会うような立場でもないので、通勤にもハイヒールを履くことはありませんが、例えば子供の学校関係の集まりなど、それなりの服装で行かねばならない時などは、現地に着くまではフラットシューズを、現場に着いたらヒールに履き替えるなんてこともシラッとやっています(笑)

身だしなみとは大切なものだとは思いますが、必ずしも高いヒールを履かずとも身だしなみを整えることはできるはずです。

3センチ程度のヒールでも形やデザインを選べばエレガントに見えるものがたくさんあります。また、バレエシューズなどでも素敵なデザイン、色味のものがたくさんあるで、そんなフラットシューズでお洒落をするのもいいかもしれません。
とりわけ、小さなお子さんのいるお母様方にはおすすめです。

また、これは私が日頃から気をつけている事ですが、とにかく自分の足の形に合った靴を選ぶということです。
靴に関しては、健康にも(姿勢、外反母趾など)直結することなので、多少値段が張ってもとにかく負担の少ないものを選ぶようにしています。

それでもオーダーメイドでもない限り、完璧にジャストフィットは難しいものです。そんな時はインソールなどを加えて調整します。
私はハイヒールに限らず、たとえスニーカーでも少しでも快適になるようにそうしています。





考えてみれば、女性のハイヒールに限らず、男性のスーツやネクタイ着用も同じようなものです。
真夏の茹だるような暑さの中、長袖のスーツにネクタイ姿の男性をみると「大変ねぇ。。。」と思います。
それでも、身体に合った素敵なスーツ姿の男性などを見かけると、なんだか爽やかな気持ちになるのも正直なところです。

きっと全ての働く男性がポロシャツにチノパンになったら、少しガッカリすることでしょう。

もしかしたら、男性も自分には決して履くことのできないハイヒールだからこそ、女性のそんな姿を見るのが好きなのかなとも思います。

さりとて、男性の目を気にして痛い思いをするのは真っ平御免。マナーだからという理由で外反母趾になるのも御免です。
あくまでも自己満足のために、私はハイヒールを履くのです。

ものの好みは人それぞれ。
ハイヒールが好きな人もいれば、履きたくない!と思う人もいるでしょう。
何がいいか悪いかではなく、選択できる自由がないというのが問題なのではないかと思ったのでした。