ちらほらと別ネタを挟みながらも、まだまだ続きます!長野旅行ネタ(笑)
今日は信州の家庭料理、また「信州の食の文化財」と言われるおやきです。
お食事にもなるし、おやつにもなる。そして甘い具材のものならちょっとしたデザートにもなるという万能なおやき。
東京にいても今は通販でお取り寄せすることも出来ますし、時に百貨店などの催事でお目にかかれることもあります。
それでもやはり地元長野でおやきを目にすると、テンションが異常に上がってしまうのは、私だけでしょうか⁉︎(笑)
おやきの店もたくさんあり、一体どこのものが美味しい?また、種類も豊富でなにを食べていいのか迷ってしまうほど。
一番いいのは、目にしたおやきを片っ端からお味見して、自分のお気に入りを見つけることなのですが、残念ながら胃袋が「いくらなんでも、それは無理!」と言って受け付けてはくれません。
今回はこれまで食べたことのないお店で、かつ滞在していたホテル近辺で買える3店舗のおやきをお味見してみました。
いろは堂
実はこの『いろは堂』さんは、東京でもお目にかかることができるようなのです。
銀座の長野県アンテナショップや渋谷東急本店でもお取り扱いがあるのですが、冷凍してあるものだそう。
また全国各地で催事出店なども行なっているのですが、私は食べたことがなかったのでお試ししてみることにしました。
本店は長野駅から車で40分ほどの山里、鬼無里(きなさ)ですが、そこまで足を延ばすこともできないので、今回は長野駅直結「MIDORI」2階にある店舗にお寄りしました。
ちなみに、ここでは他にもおやきのお店が何軒か並んでいました。
それぞれのおやきの説明、そして中身がどんな感じかわかるようなディズプレイがされています。
初めてでもおやき選びにはとっも便利!
小麦粉と蕎麦粉で練った生地を窯焼きしたおやきは、表面にこんがりと焼き色がついていて、見るからに美味しそうです。
粒あん
外側がカリッと、中は弾力のある生地と甘さを控えた粒あんのおやきです。元々は和菓子屋さんだったというだけに、餡子は美味しかったです。
甘党としては餡子がもっと入っていたら嬉しいところ。
こちらのおやきは冷蔵庫で3日ほど、冷凍なら2ヶ月くらいは保存できるとのことです。
とても美味しかったので、冷凍でもいいから近々東京の取り扱い店にでもおやつを買いに寄ってみようと思いました。
誠心堂
こちら、少し前に和菓子トピックでご紹介した長野駅近くの和菓子屋さんが作るおやきです。
案内の看板にも旬のおやきをおすすめする文言があり、「旬の茄子⁉︎」に激しく心惹かれました(笑)
手作り感満載のおやき。皮は蒸したタイプで、ツルッ、モチモチっとしています。
あんこ
さすが和菓子屋さん。餡子の美味しさは間違いありません!
大福などとはまた違った味わいで、これはふと気が向いた時にふらっと買いに行って食べたいなぁ。。。などと思いました。
季節の和菓子 おやき 誠心堂 - 食品・飲料会社 - 長野県 長野市 | Facebook - レビュー5件 - 写真325件
本店 西澤おやき
伝統の味を守り続けて88年という手作りおやきの老舗と言っていいでしょう。
本店は長野駅から比較的近い場所にあるようですが、駅ビルの「MIDORI」の中にも店舗があるので、今回はそちらでお買い物してきました。
おやきの種類は全部で23種類。定番からちょっと変わり種のお味まで、選ぶのが難しいくらいのお味を取り揃えています。
表面に焼き色がついているものと、そうでないものとがあります。
食べ比べの感想
今回は定番の野沢菜、そして旬のお茄子、甘いものは餡子を中心にそれぞれのお店のものを頂いてみました。
本当はもっとバリエーションをつけたいところでしたが、同じ具材でどう味が違うのかも興味があったので。。。
さて、色々なおやきを食べてみた感想ですが、これまでおやきといえば「やっぱり野沢菜!」と長年思ってきましたが、今回は「茄子のおやきが一番!」に変わりました(笑)
ちょうどお茄子が旬だったこともあるでしょうが、信州味噌で甘辛く味付けされたお茄子がとにかく美味しくて、これだけでも大量に買って冷凍しておけばよかったかなと思ったほどでした。
特に『いろは堂』さんの「辛味なす」はお気に入りとなりました。
餡子のおやきはやはり『誠心堂』さんのものが、和菓子屋さんの作る餡子だわ!といった味わいが好みでした。
そして、おやきの代表格である「野沢菜」も、こちらのものが好きでした。
ちょっと変わり種としては『西澤おやき』さんの「栗おやき」がその組み合わせは予想に反する味で、思いのほか美味しくてハマりそうなお味でした。これはまた食べてみたいなと思った一品です。
どこの店がおすすめ?
おやきと言っても、そのお店によって味わいは様々ですね。
どこが一番!というより、やはりこれはお好みになると思いました。
そして、皮はこちらのお店の方が好きだけど、中の味付けはこっち!と、なんとも奥の深いおやきの世界を見てしまいました(笑)
今回お味見してみた3店舗、どこのものを食べても外れはありませんでした。
選び方の一つの基準としては、やはり立地的な買いやすさ、そしてもう一つ重要なのが、買ったおやきをいつ食べるか?という点です。
例えば『誠心堂』さんのおやきは焼いておらず、蒸しただけのものなので、あまり時間をおくと硬さが出てしまいます。
こちらのおやきは和菓子同様に買ったらなるべく早く食べるのが、一番美味しく頂けると感じました。
すぐに食べるのは無理。。。そんな方は『いろは堂』さんや『西澤おやき』さんのように焼いてあるおやきの方がいいでしょう。
今回、色々なおやきを食べ比べてみて、改めておやきの美味しさを再確認しました。
次回はお菓子やお蕎麦のみならず、おやきにも再度挑まねば!と思った次第。
長野、美味しいものがたくさんあっていいですね〜。
まだまだ長野旅行関連は続きます。。。