広島へ行っていた外国人夫から、「なにか買ってきて欲しいものはありますか?」と聞かれたのですが、いきなり言われても困ります。
私も出先だったので、リサーチする時間もありませんでした。
「それなら、紅葉まんじゅうとレモンケーキ以外の甘いお菓子!」
そうリクエストしました。
広島のお菓子といえば、紅葉まんじゅうかレモンケーキしか頂いたことがなかったので、他にどんなものがあるのか?また外国人がどんなお菓子をチョイスするのか?
ちょっと興味深くもあったのです。
そして、外国人夫が選んだお菓子が『平安堂 梅坪』さんのお饅頭でした。
こちらのお店、初めて知りましたが、広島では創業100年にもなる老舗で、かなり知られた和菓子屋さんのようですね。
まだまだ全国には未知のお菓子が溢れているということです。
長生きしなくちゃ。。。(笑)
安芸れもん
瀬戸内産のレモンを使用した、広島ならではのお菓子。
封を切るとまずレモンの香り広がります。
しっとり柔らかな薄い生地に包まれているのは、白インゲン豆を使ったレモン風味のミルクジャム。
しっかりとしたレモンの風味、そして爽やかな酸味のあるジャムはきめ細かな食感。それはジャムというよりはレモン味の白餡のようです。
ほんのちょっぴりレモンピールの粒々が入っています。
レモンの酸味が強く、レモン好きさんには美味しく頂けるお菓子かと。
私もこれはとっても好きです!
吾作饅頭
皮は薄めで見た目よりもしっとりとしていて、中にはしっかりと小豆の風味が感じられる粒あんがたっぷり入っています。
ちょこんと乗った信州産の胡桃が思いの外、お味の良いアクセントになっています。
餡子が割とあっさりしているので、軽く食べられてしまいます。ちょっと甘いものが欲しい時にパクッとするのに最適です(笑)
実際に私もブログを書きながら、2つ食べてしまいました。
とても食べやすいお饅頭でお味もいいので、お土産には喜ばれる一品だと思いました。
どちらもお日持ちは1ヶ月あります。
広島土産といえば、よく頂くのが紅葉まんじゅうですが、ちょっと違った目新しいお菓子は嬉しいですね。
とりわけ地方のお菓子は、都内のデパ地下や催事などでしか出会うことがないので、自分の知らなかったお菓子を頂くとテンション上がります(笑)
代表的な銘菓だけでなく、その土地その土地には色々な美味しいお菓子がまだまだ沢山あるということです。
広島は訪れたことのないところなのですが、若い頃から何故か広島出身の方々にお世話になることが多く、私にとってはどこか不思議な縁を感じている場所でもあります。
このたび初めて広島を訪れた我が家の外国人夫も、
「あなたも一度は行って、歴史を振り返り、美味しいものを沢山食べてきなさい!」
そう申していますので、そのうち牡蠣三昧の旅でも企画したいなと思っています。
もちろんお菓子も事前にお勉強して、沢山食べてみたいです!