お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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名古屋『山田餅本店』古代米おはぎ、草餅、栗おこわ。自然の色彩を目と舌で味わうことの贅沢。

昨今では「インスタ映え」を求めてスイーツの食べ歩きなどをする人もいるようですが、若い人が多いせいか、どうしても洋菓子の方が目につきます。

たしかに芸術品のような佇まいの上生菓子は別として、我々が普段いただいているような和菓子は、白と黒の大福や、茶色のお饅頭やどら焼きなど、餡子からなる暗い色が多く、インスタ映えとは程遠いと思われがちです。

しかし、中にはあるのです。
表向きはとっても庶民的なのに、一皮剥けばいきなりのゴージャスを見せてくれるお菓子が!

それがこちら。。。
名古屋の『山田餅本店』さんの餅菓子です。






古代米おはぎ

ぱっと見、おはぎには見えませんが、れっきとしたおはぎです。
氷餅の下に古代米の小豆色が見え隠れしています。

さらにズーム

表面に氷餅がまぶされていてキラキラとしていますが、ここまでは割と地味です。

しかし、一皮剥くと。。。

とても鮮やかなライトグリーン!
ずんだ餡です。

ほのかな甘さと塩気のあるずんだ餡は、とにかく枝豆の味と香りが濃く、枝豆そのものを味わっているよう。

古代米の粒々っとした歯応えと、もちっと柔らかな餅米の食感がずんだ餡といい感じで合っていて、とても食べやすくなっています。

このてのおはぎで思い出すのは、青山『まめ』さんの『黒米おはぎ』ですが、そちらは餡子に黒米がくるんであります。
こちらもまた美味なり。。。

白いもちもちとしたおはぎも美味しいけれど、古代米などを使ったおはぎはまた違った美味しさを味わえます。

それにしても、この古代米の小豆色とずんだの緑。この色の組み合わせはまさにジャパンビューティー。。。

インスタ映え間違いなしです。

草餅

『山田餅本店』さんの看板商品でもある草餅。こちらも負けず劣らずに綺麗な色をしています。
色もさることながら、形も栗のようにツンとツノがあって、なんとも愛嬌があります。

よもぎの香りをふんだんに蓄えたお餅は、もちもちと柔らかくて、中の粒あんはあっさりとジューシーな感じ。

屋号が「餅店」というだけあって、このお餅がとても美味しいです。


庶民的な和菓子も派手さはないけれど、十分に美しく、上生菓子までいかずとも、目で舌で味わえる和菓子もあるのです。







さて、普段よく行く和菓子屋さんでは、お赤飯をお持ち帰りすることも多いのですが、こんな美味しい餅菓子をお作りしている「山田餅店』さんです。もちろんおこわも美味しいはず!と、こちらも。

栗おこわ

栗はほくっと柔らかく、甘く炊いてあります。おこわもしっかりとした歯応えがあり、「餅米食べてます!」という満足感が得られます(笑)

私はお赤飯が大好きなので、是非こちらのお店のお赤飯も食べてみたい!

やっぱり名古屋まで行かなくちゃダメかしらね。。。『一朶』さんの豆餅もすでに恋しくなっているし。。。

年内になんとか行けないものかしら?

ああ、無理だわ。。。

うわぁ〜、でも行きたい!

などと、カレンダーと睨めっこしています(笑)


www.yamadamochihonten.co.jp


www.hw-frankie.com