お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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柴又帝釈天『髙木屋老舗』の草だんご。おひとり様に優しい少量パックを幼少期の思い出とともに頂く幸せ。

『舟和』さんの餡子玉に続き、少量パック第二弾は、『男はつらいよ』の舞台、柴又帝釈天『髙木屋』さんの草だんごです。

『男はつらいよ』といえば、我ら昭和世代が子供の頃から親しんできた山田洋次監督の映画シリーズです。

寅さんこと寅次郎を演じるは、今は亡き渥美清さん。決してイケメンではありませんが、まさにドンピャリのはまり役で、唯一無比の存在感を醸し出していました。

寅さんを観るたびに、家族で笑い転げたのを未だに温かい気持ちで思い出します。
そんなドラマってなかなかあるものではありません。







ちょっと下品でありながらも、ウィットに富んだ寅さんの口上に笑い転げ、なんと自由な生き方か。。。と、寅さんにある種の憧れを持っていた幼き頃の私。

柴又帝釈天には父に連れられて、何度も行きました。
子供の頃は帝釈天を訪れたら必ず鰻を食べ、草だんごを提げて帰る。そんな美味しい思い出のある場所でもあります。


そんな柴又帝釈天の名物といえば、言わずと知れた『髙木屋』さんの草だんごです。


わりとしっかりねっとり系餡子が好きな私ですが、さらりとした感じの餡子にも例外はあります。それが上野『うさぎや』さんとこの『髙木屋』さんの餡子です。


どらやきは普段好んで食べるお菓子ではないので、『うさぎや』さんの餡子は好きでも、口にするのは数年に一度くらい。最後に食べたのは、もう6年くらい前でしょうか?
そのかわり草団子は大好物なので、時折ここの草だんごが恋しくなることがあるのです。



柔らかなお餅に搗きこんだ、ほんのりとした蓬の香りに、さらりとしていながらも小豆の美味しさが存分に堪能できる餡子の組み合わせは、間違いなく東京で頂く草団子の代表の一つと言ってもいいでしょう。







ただ一つ、問題が。。。
それは量です。今は柴又まではなかなか行けないので、デパ地下などで見つけた時に買うのですが、一人で食べきれるサイズではないのです。赤福などにもいつも同じことを感じているのですが、もう少し少量パックはないものか?と。
つまりは、おひとり様用のサイズということです。

もちろん、ドンっと大きな折に詰まった草だんごと餡子は魅力的で、本来ならばそちらを思う存分に味わいたいところですが、アラフィフの胃袋は大量の餅を難なく消化するほどの機能はもはやありません。

買ったはいいけれど、食べきれずに無駄にするくらいなら、我慢するわ。。。
そんな気持ちでやり過ごしたこと数知れず。。。
こんな時、少量パックがあったらどんなにいいか。。。と思っていたのです。

そんな日頃からの念願であった、まさにおひとり様用の草だんごが日本橋高島屋さんにあります。

お団子が5個という、まさに食べきりサイズです。
ちょっとおやつに頂きたいわ。という時に気軽にパクッといける、まさに理想的な量で、これにはいたく感動しました。

どれくらいのサイズ感かというと、、、

普通サイズのおにぎりと並べてみました。

ミニサイズでも餡子はたっぷり入っています。

お店の方によると、この少量パックははなかなかの人気で、多くの人に喜ばれていると言います。
私と同じように、ひとりのおやつにちょっとだけ頂きたいわ。。。と思っている人がたくさんいるということですね。





 

久しぶりにいただいた『髙木屋』さんの草だんご。量という壁に阻まれてご無沙汰でしたが、やっぱりとても美味しいですね。
この5個という「もう少し食べたい気分」にさせてくれる微妙な量も、美味しさを倍増させてくれます。

いつもよりも美味しく感じる上に、血糖値にも優しい(そんな気が。。。)少量パック!

これからは、躊躇することなく、食べたい時に食べられるのです。

これも時代の流れか、おひとり様をターゲットとしたビジネスの波は、お団子にもひたひたと押し寄せているということなのでしょう。

とはいえ、色々なものを毎日少しずつ食べたい人にとっては喜ばしいことです。
そして、食べたいものが食べられることは本当に幸せなことだと改めて思ったのでした。。。


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