お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『くりはち』のやきぐり。栗そのまんまの美味しさを!産地にこだわった個性豊かな栗が楽しめる店。

栗の季節もあと少し。この時期に栗を堪能しなくてどうするのよ!と、せっせと栗を買っては茹でて、小さなスプーンでクリクリとすくって食べるのが、毎年恒例となっています。

実は私、栗の木を持っています。
若い頃、都外に購入した土地に栗の木があったのです。というか、栗の木があったから気に入って購入した?とも言えるかもしれません。
遠方にあるため、もう何十年も訪れてはいませんが、時折様子を見に行ってくれている親類によると、毎年秋になると栗の実が散乱、それを近所の方が拾って食べているとのこと(笑)

こんなに栗好きなのに、自分の栗を頂けないのはちょっと悔しくはありますが、無駄にするよりは誰かのお楽しみになっていることを喜ぶべきでしょう。

いずれ、隠居の身にでもなったら、我が栗でモンブランなど作ってみたいわなどと思っています(お菓子代節約!)。

栗を使った洋菓子、和菓子、美味しいものがあたくさんあります。もちろんそんな栗菓子も大好きなので、時折手を出しますが、やっぱり一番好きなのは「栗そのまんま」かも知れません。

「栗そのまんま」というと思い浮かぶのが、天津甘栗です。こちらも大好きで子供の頃からよく食べていました。
ところが最近は大振りの和栗をそのまま焼いた栗の専門店が出てきたので、天津甘栗が霞みつつあります。

だって。。。いい感じに焼き色のついた栗の殻、そこから覗く黄金色の実。。。

もう素通りはできませんでしょ?

そんなわけで、見つけるとついつい立ち止まってしまうのが、
『くりはち』さん。

くりはち

こちらのお店、創業が2005年といいますから、すでに16年も前からあったのです。

その割にあまりお見かけしないのは、長いこと常設店舗がなかったからなのです。ずっと催事や通販での販売だったと、お店の方が仰っていました。

現在は世田谷に店舗を構えていますが、まだそちらだけなので、やはり遠方の人にとっては催事か通販でしか出会えないのです。

しかも、営業は栗の出回る時期限定。1年のうち、10月から2月までなので、余計に遭遇する機会も限られているというわけです。






『くりはち』のやきぐり

『くりはち』さん以前にも、和栗を焼いた似たようなお店はありました。しかし、もっと食べたい!とリピートするほどの感動はありませんでした。

しかし、『くりはち』さんで試食をさせていただいた際、一口食べて、「これ、おひとつ下さい!」と思わずお持ち帰り。
それくらい美味しかったのです。それは私だけではなく、興味を持って近づいてきて試食をした方々、みなさんお買い求めになっていましたので、美味しさは本物でしょう。
今ではすっかりリピーターです。

日本各地から厳選された高級和栗を無添加、無燻蒸にこだわって焼いた栗は、一粒一粒が自然の作り出す美味しさに溢れています。

今日はそんな『くりはち』さんの焼栗をいくつかご紹介。

栗の種類

こちらのお店では、その日ごとに扱う栗の産地が変わります。

一つ一つの栗に切れ目を入れて焼いてあるので、食べるときにも手で、パカッと簡単に殻を開くことができるようになっています。

袋の裏に栗の種類が書いてあり、購入したものには印がついています。

小布施栗

言わずと知れた小布施ブランド。美味しい栗菓子がたくさんある、長野県小布施の栗です。

硬さも柔らかさもちょうどいい塩梅で、甘味、香りともにとってもバランスのよい美味しい栗です。

小布施の栗菓子が美味しいのも納得です。


宇和島栗

四国、愛媛県宇和島の栗です。温暖な気候が美味しい栗の生産にも適しているのでしょうか、こんなに美味しい栗が採れるとは知りませんでした!

コリっとした歯応えのある、栗の風味が豊かな一粒。
ほんのりとした甘さが、栗そのものの美味しさを引き出していてとっても美味!


天平の栗

栃木県の栗で、栗農家としてはルーキーだそう。結構な大粒揃いです。

コリっとした硬めの食感の栗で、風味も甘味も豊か。


中山栗

愛媛県の栗。みかんの生産地として有名ですが、その温暖な気候は美味しい栗も育んでくれます。

大きさや形が不揃いですが、ほどよい甘みの、しっとりぽくぽくっとした柔らかい栗です。



四万十甘栗


こちらは特別なのか、パッケージが他のものとは違う白のものに入れられています。

七立栗をベースに改良されたという、糖度が20度もある希少価値のある栗だそう。

身離れのよいコリコリっとした食感の、とっても甘味の強い栗です。甘露煮などとは違う、自然の甘みはまた格別です。

四万十産はこの『四万十甘栗』と『四万十栗』があります。『四万十栗』のほうはまだ頂いたことがないので、チャンスがあれば是非食べてみたいですね。


高千穂

こちらは試食で頂きました。
宮崎県高千穂峡近くで採取された栗は、ふんわりと柔らかな食感。栗のお菓子を食べているようです。
『くりはち』さんでは、シーズンの一番初めに登場する栗でもあり、売り場でも一番お見かけする機会のある栗です。







私が食べたことのある栗は以上です。まだまだ食べてみたい栗がたくさん!
なんとかシーズン中に他の栗も食べてみたいです。

お値段と消費期限

お値段はその栗の種類によって変わりますが、今回ご紹介した栗は150g入りで¥1,250〜1,300(税抜)くらいでした。
(200g入りもあります。)

150gだと普通のサイズで12、3個でしょうか。グラム数なので栗のサイズによります。上の写真を参考にしてみてください。

ちなみにどれも消費期限は購入日の翌日までです。乾燥は敵なので、やはり早めに食べた方が美味しく頂けます。

好みの栗を見つける楽しみ

これまで色々な種類を食べてみましたが、どれも美味しかったです。
こうなると、どれが「一番美味しい!」ということではなく、好みの問題になってきます。

我が家でも家族皆んなに試食してもらいましたが、それぞれ美味しいと思うものは違っていました。

同じ栗であっても、そこは自然の贈り物。味や風味には少なからず個体差というものもあります。
ちょっとここに書かれたお味のイメージとは違うのでは?と思った方は、そんなところも考慮して下さいね。







私は何度か『くりはち』さんでお買い物をしていますが、そのたびに必ず試食させて頂いています。
自分で実際に試食した上で、好みの味を選ぶことができるのは、とても良心的だと思います。

栗好きの方、見つけた際にはぜひ足を止めて、自分好みの栗を見つけてはどうでしょうか。

この美味しさは食べてみないとわかりません!

ちなみに、私がこれまで食べた中で一番美味しいと思ったのは、「宇和島」でした。
コリコリっとした歯応えがあり、栗の風味が強いという、まさに私好みの味なのでした。

また、外国人夫は柔らかい『中山栗』が、子供達は『四万十甘栗』がお好みのようでした。

同じように見えて、個性豊かな焼き栗。ますますハマってしまいそうですが、タイムリミットは2月まで。
どれだけ食べられるかしら。。。






今後の催事販売予定

2019年
銀座三越B2 11/20~26
横浜高島屋B1 11/27~12/2
東急東横のれん街B1 12/5~15

2020年〜
日本橋高島屋B1 1/3~7
新宿高島屋B1 1/8~14
東急東横のれん街B1 1/16~22
玉川高島屋B1 1/29~2/4
日本橋高島屋B1 2/15~18
東急東横のれん街B1 2/20~26 

店舗

東京都世田谷区中町4-6-9
Tel.Fax 03-5706-3534

営業時間 10:00~16:00

定休日 月曜日・元旦


www.kurihachi.com