本日はまた京都の和菓子です。
京都、出町柳の『出町ふたば』さん。この店では何と言っても『豆餅』が有名ですが、実のところ私はこの『栗餅』が一番好きです。
いえ、『豆餅』と『栗餅』、2つを並べて食べるのが最高だと思っています。
まさに新栗が出回る季節だけのお楽しみ。
大粒の丹波栗が丸々入っている『栗餅』。ちょっと塩気のある栗は、程よい柔らかさに蒸されていて、餡子の甘さをより引き立ててくれています。
この『栗餅』、とにかく栗の美味しさがすごい!
お味といい風味といい、栗の美味しさを1000%出し切ってやりました!というくらいに美味しいのです。
そんな絶品の栗を包んだお餅もふわりと柔らかく、お餅の中から栗が透けて見えているのも、また愛らしいったら。
そして、なんといっても私の中ではこし餡最高峰とも思えるこの餡子。そんな三味一体の美味しさは、どんなに口で説明したところで伝えきれるものではありません。
「とにかく食べてみてください」というしかないのです。
昔、この『栗餅』を初めて食べた時、あまりの美味しさに、わざわざ再度足を運び買い足し、東京へ持って帰ったくらいです。
残念ながら季節もの。この時期に京都に行かなければいただけない。。。と本来なら思うところなのですが、運良く『京都航空便』で予約できました。
今回、2個入りを1人1個しか予約できないという制限がありました。人気商品の上、数に限りがあるので仕方ないのですが、できることならもっともっと食べたい。。。
本当は一人で2個食べたかったのですが、我が家の中で唯一和菓子の美味しさをわかっている長女がそれを許してくれません(笑)
2人で一つずつ、「ああ、やっぱりこれは別物だわ!絶品!」などと、美味しさを共有したのでした。。。
そして、結局のところ「やっぱりこの時期に京都へ行くのが一番だよね」という結論になったのでした。。。
悔しいけれど、私の中ではいまだにこの『栗餅』を凌ぐ栗のお大福を東京では見つけることができません。。。