お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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東京・四谷『わかば』のたい焼き。デパ地下なら行列に並ばなくても買えました!

前回はたい焼きの形をしたフィナンシェでしたが、本日は本物のたい焼きです。

東京で「たい焼き」といえば、四谷の『わかば』さん、人形町の『柳屋』さん、麻布十番の『浪花家総本店』さんが、「東京三大たい焼き」として知られています。

本日はそんな「東京三大たい焼き」の一つである、四谷の『わかば』さんのたい焼きです。






こちら、おもたせなどにも大変喜ばれるお菓子で、私もよくもらったりあげたりしたものですが、ここ数年は四谷のお店には全く足を運んでいません。

昔は運が良ければと言いますか、タイミングが良ければ待たずに済むこともあったのですが、午後などに出向くとたくさんの人が並んでいました。
聞いたところによると、今もまだ行列は健在のようですね。

実は、四谷のお店に行かずとも、デパ地下で『わがば』さんのたいやきは買えるんです。

新宿高島屋 銘菓百選

いつもというわけではなく、私も初めて出会ったのですが、新宿高島屋さんの銘菓百選に寄ったところ、あったのです!

ちょうど火曜日の昼過ぎでした。
銘菓百選では曜日ごとに入荷するお菓子が異なるのですが、どうやら『わかば』さんのたい焼きは火曜の昼過ぎのようです。
(確認していないので、確実に手に入れたい方は百貨店に問い合わせしてからの方が安心です)

まさか、こんなところにあるだなんて!と箱を手に取ると、まだホカホカしていました。
新宿と四谷は目と鼻の先です。四谷のお店で焼いてすぐに持ってきたものを運良く捕まえることができたようです。

すぐにでも食べたい気持ちをこらえ、猛スピードで家に帰りました。
まだほんのりと温かい。スレスレセーフです。

『わかば』のたい焼き

箱を開けてみると、5匹入っていました。

大きさは普通、皮は薄く焼き立てならもう少しパリッとしていますが、今回は箱詰めをお持ち帰りしたので、トースターで軽く焼いてパリッと復活させました。

涼しげなお顔をしております。

これでもか!というくらい、めい一杯餡子が詰まっているのですが、この餡子がどんな魔法なのか、いくらでも食べられてしまうような代物なのです。

甘さは控えめですが、小豆の豊かな香りとつぶし餡の舌触り、そこに塩味が加わり、ストレートに素朴な「餡子」が堪能できます。

久しぶりだったのですが、思わず、
「このたい焼き、美味しい!」と呟いてしまいました。

皮と餡子の対比がお分かりになるでしょうか。とにかく「餡子欲」が満たされるに十分な餡子が1匹に詰まっています。

普段、あまり餡子を食べないような私のお友達も、こちらのたい焼きは大好きという人もいます。
わかりやすい美味しさというのでしょうか、万人受けする庶民のお菓子の代表といってもいいでしょう。

あの頭から尻尾までギッチリと詰まった餡子の量をみるたびに、江戸ならではの気風の良さを感じ、それはそれは爽快な気分になるのです。







ところで、私はいつもたい焼きをいただく時は、頭からガブリといくのですが、お店の「志ほ里」によりますと、

「殿方は頭から、ご婦人は尻尾から召し上がっておられます」

そう書かれています。。。

やはり私はレディーではなく、中身は「殿方」に近いようです(笑)


しっぽまでしっかり餡子です。


四谷の『わかば』さんでは餡子も別売りしていて、これまた「このお値段でいいんでしょうか?」というリーズナブル価格で、あの美味しい餡子を手に入れることができます。
昔、家でよくデザートを作っていたときは、白玉を茹でてこんもり乗せて食べたりなんかしていました。
遠慮なく好きなだけ餡子を投入するという贅沢を楽しむことができます。

できることなら、デパ地下でもあの餡子をたい焼きと共にお取り扱いしてもらえないかしらと切に願っています。





「東京四大たい焼き」の願い

私は割とたい焼きが好きで、「東京三大たい焼き」はすべて食べましたが、一番馴染みに感じるのは『わかば』さんかもしれません。

麻布十番の『浪花家総本店』さんは、たまに行きますが、正直いえばたい焼きよりも焼きそば目当てです。

『柳屋』さんはといえば、こちらは私にとって非常に都合の悪い場所にあります。
幼い頃から大大大好きな『重盛永信堂』さんの人形焼のすぐ近くなのです。
人形町へ行くと、どうしても人形焼を大量に買ってしまい、たい焼きを買う余地がなくなってしまうのです。。。
もちろん、美味しいのはわかっているので、食べたいのですが、結局は毎回お見送りすることになってしまうので、食べる機会はこれまで数えるほどしかありませんでした。

そんなこんなで、家からそう遠くないこと、お友達が近くに住んでいたことなどで、いただく機会も多かった『わかば』さんが一番馴染み深いということになります。
もちろん、あの餡子の量度外視の丸々と太ったたい焼きもものすごく好みですが。

最後に。。。どこのたい焼きも美味しいですが、私はここに根津の『根津のたい焼き』さんを加えたい!
「東京四大たい焼き」です。


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