年頭に今年の抱負として掲げていたことの一つ、「アパホテルに泊まる」を早速叶えて参りました!
そもそも、アパホテルに興味を持ったのは、単純に目にする機会が多くなったからです。
私の住む街にも2軒ありますし、都内地下鉄を歩いていても構内のあちらこちらで大きな看板を目にします。
そこに目を向けると、次々とニューオープンのお知らせがあり、何故にアパホテルは増え続けるのだろう?
増えるということは需要あってこそ。
ビジネスホテルについてはほとんど無知で、一体何がそんなにいいのか?常々不思議に思っていたのです。
どこがいいのか、実際に自分で体験するのが一番早い!ということで、年頭の抱負として加えたのでした。
いずれはと思っていたのですが、チャンスは早くもやってきました。
その気になった時が行きどきと、とある週末、一泊二日でたっぷりとアパホテルを堪能してきました。
実際にどんなシステムであったか、部屋のクオリティ、サービス面など、私感ではありますが、記録として残しておきます。
興味のない方はスルー。もしも宿泊を考えている方は、一例として参考にしていただけたらと思います。
『アパホテル巣鴨駅前』
シングルルーム(素泊まり)
予約
アパホテルの予約は「アパ直」といって、アパホテルで直接予約するのが最安値です。
私は当日の朝にネットから予約をしました。
とても簡素で、必要なのは名前とメールアドレス、あとは部屋とプランを選ぶだけで予約完了です。
この時、会員登録もできますが、登録なしでも予約することはできます。私も登録なしで予約をしました。
立地
こちら、立地は申し分ありません。
地下鉄の都営三田線『巣鴨駅』から出れば目の前です。
JR『巣鴨駅』からも徒歩で5分程度。
ホテルの前から横断歩道を渡れば、そこは『とげぬき地蔵』へ向かう「巣鴨地蔵通商店街」の入口です。
周辺は飲食店も多く、コンビニもあります。JR駅にはアトレがあり、小さいながらも無印良品店や本屋さん、カフェからレストラン、お惣菜店やパン屋さんなどもあり便利です。
エントランス
大通りに面したホテルのエントランス。
アパホテル独特の配色でとても目立ちます。
黒とオレンジのアパカラーでちょっぴりギラギラっとしています。
エントランスを入ったところのホールです。
シンプル、無機質なデザインのホテルが多い昨今ですが、それを逆行するようなギラッと感。昭和女の私は結構好きです(笑)
ビジネスホテルだからこそ、こんなゴージャス感が逆にいいのではないか?と思うのです。あのお値段でこのハードなら、ビジネスユーズだけでなく、観光としても使ってみようという気になります。
チェックイン
チェックインの時間は午後3時です。
ここは通常のホテルと同じです。ただアパホテルには昼の12時にチェックインできるプランもあります。
3時にフロントへ行くと、まだ時間が早いせいか、二組の先客がいるのみ。カウンターはこじんまりとしていて対応しているスタッフは3人いました。
(他のお客様がいたので、写真は控えました。画像がなくてお見せできません。)
フロントでチェックインする旨を伝えると、氏名、住所などを宿帳に記入。
この時、無料でメンバーズカードを作ってくれました。これがあれば今後全国どこのアパホテルでも宿帳の記入はしなくていいそうです。
一通りの説明を受けた後、渡されたお部屋のカードキーを持って、フロント脇にある機械でチェックイン手続きと支払いを済ませます。
私はクレジットカード払いだったので、機械で支払いをしましたが、フロントで現金払いしている人もいました。
スタッフの対応はとても丁寧で感じよく、シティーホテルと比較してもなんの遜色もないものでした。
エレベーター
ごめんなさい。写真ボケボケでよくわかりませんね。ギラッと感だけ感じてください(笑)
エレベーターは3基。セキュリティー上、カードがないとドアが開きません。
よくエレベーターに乗り、宿泊階のボタンを押す時にカードをかざすところが多いと思いますが、こちらはエレベーターを呼ぶ時に必要となります。
チェックインは午後3時からで、その時間ならまだ空いているのですが、夜8時くらいになると到着ラッシュらしく、エレベーターの前に行列が出来ていました。
この状態であれば、誰でも宿泊階へ入っていくことができるので、セキュリティ的にはあまり意味はないかと。。。
まぁ、その辺はこのホテルに限らず、どんなシステムであれ、各々気をつけることですね。
エレベーター乗り場の脇に朝刊がおいてあります。読売新聞オンリーです。
ちなみにエレベーター内の鏡は痩せて見えるタイプです。やたらスタイル良く映り、いい気分〜(笑)
部屋
一番お安いシングルルームなので、広さは11㎡。思ったとおりこじんまりとしていますがこれは想定内。
ベッド
シングルルームでも、ベッドが142cmというセミダブルサイズで広々。そのせいでお部屋自体が狭くてもすこぶる快適でした。
このベッドは「クラウドフィット」というアパホテルのオリジナルで、快眠を追求したというくらいに、柔らかすぎず、硬すぎず、とても寝心地のよいベッド。
掛け布団も羽毛で気持ちよく、寝具には結構力をいれているようですね。
枕も「エアーデラックス」といオリジナル3D枕です。
3D枕もそのメーカーによって構造が異なるのですが、解体するわけにもいかないので、このオリジナル枕がどうなっているのか詳しくはわかりませんが。
使用してみた感じでは、首に負担のかからない快適な枕でした。
枕一枚は割と薄めです。高い枕がお好きな方は2枚重ねてもいいかも。
ヘッドボードのところで照明やエアコンがコントロールできるようになっています。
1箇所にまとまっているので便利です。
携帯の充電もここでできます。
テレビ
ベッドにゴロリと横になると、真ん前には50型の液晶テレビがどんとあります。
外国人宿泊客のためか、BBC WORLD NEWSが観られます(笑)
これは意外であり、なかなか嬉しかったです。
デスクとベッドの間は椅子一つ分くらい。
この椅子、キャスター付きでクルクルと使いやすかったです。
デスク
ポットやグラス、電話など全てここに置かれているので、お仕事をするにはちょっと窮屈かもしれません。
パソコンを開くくらいなら問題なし。
机の前が全面鏡なので、メイクする時は便利。
ティッシュの予備やランドリーバッグ、ドライヤーなども引き出し入っていました。
コーヒー、緑茶
引き出しの中にコーヒーと緑茶は2杯分ずつ用意されていました。
夜のおやつに食べたサバランのラム酒が効きすぎていて、苦いコーヒーが飲みたくなりいただきましたが、コーヒーはインスタントです。
普段、あまり飲まないので、ちょっと苦手。。。そんな方はフィルターコーヒーを持ってくるか、近くのカフェでテイクアウトがいいかと。
冷蔵庫
デスク下に小さな冷蔵庫があります。入室時は電源が入っていないので、使用する場合は自分でオン。
中には何も入っていません。
シティーホテルなら、お水などがフリーで入っているのですが、ビジネスホテルにはないのですね。。。
ドリンクはホテル内の自販機で買えますし、近所にコンビニもあるので不自由なしです。
ちなみに入っている箱は、夜に食べるおやつのケーキです(笑)
新型コロナ対策?
消毒スプレーも用意されていて、これは嬉しい心遣いでした。
多数の人が過ごす場所です。とりわけウィルスが猛威を奮っているこの時期、気になるところがあればシュッ!っとできるので、とってもありがたかったです。
ハンガー、スリッパ
ハンガーは5本。ジャケット、シャツ、ボトムなど服をかける3本、そして万が一のときのため(あとでわかります)予備が必要なので、5本あると助かります。
スリッパはビニール製のものが2足、使い捨ても2足と一人なら十分です。
チョイスがあるのが嬉しいところ。
部屋の中央に姿見、その下にスリッパ、ゴミ箱などがあります。ゴミは「燃えるごみ」「燃えないゴミ」と分別です。豊島区の決まりなのですね。
荷物も小さなものなら置けます。
アパグループ代表やアパホテル社長の著書などもあり、思わず熟読してしまいました。
これもなかなか面白かったですよ。
部屋自体は狭いですが、しっかりお掃除も行き届いていて、なんの不足も感じません。
一人のお気楽ステイならこれで十分。
ベッドにゴロリと転がって本を読んだりテレビを観たり、眠ったり。
あまり狭い部屋は閉塞感があるのでは?とこれまで避けていましたが、これがなかなか落ち着くというのか、無駄に部屋を歩き回ることもないので、ゴロゴロとレイジーに過ごすことができ、結構いいものだなと思いました(笑)
空調
エアコンや空気清浄機の音はほとんど気になりませんでした。
ただ、この時期にはありがちなのですが、部屋の中はかなり乾燥していました。
空気清浄機に加湿機能もあったのですが、フィルターがあまりきれいではなかったので使用しませんでした。
しかし、問題はありません!
代わりにフェイスタオルを水が滴らない程度に濡らし、部屋でブンブン空中で振り回します。その後、ハンガーにかけて吊るしておくと、かなり加湿できます。
これ、ホテルに宿泊した際に昔からよくやる手です。そのためにハンガーは大目に必要というわけです。
部屋のバスルーム
小さなユニットバスで、洗面台はかなり小ぶりです。バシャバシャと洗顔すると周りがビシャビシャになります(笑)
ハンドソープ、歯ブラシ&歯磨き粉、コットン、綿棒、シャワーキャップ、ヘアゴム、髭剃り、クシ、ボディーソープ用スポンジなど、必要なものは揃っています。
湯船はオーバルで可愛らしいサイズです。
女性なら問題ありませんが、男性が湯船に浸かろうと思ったらかなり狭いはずです。
それでも大浴場があるので、問題ないでしょう。
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープもノンシリコンのものが用意されています。
シャワーの出も問題なし。お風呂は狭いですが、サッとシャワーを浴びるだけなら問題ありません。
バスタオルもフェイスタオルもガウンも2枚ずつ用意がありました。
トイレ
ウォシュレット付きで綺麗でしたが、便座に保温機能がなく、冷たかったです。。。
こちらのホテルには大浴場があったので、お部屋のバスルームは主に洗面とトイレを使用。
一度だけ、ざっとシャワーを浴びましたが、問題はありませんでした。
バスタブが小さいので、湯船で手足を伸ばしてくつろぎたい方は大浴場へGOですね!
貴重品の扱い
部屋に金庫がなかったので、そこはちょっと不便に感じました。
部屋の中なら施錠されているから大丈夫?と思いがちですが、海外などではそれでも物がなくなることがあるくらいなので、万が一を考えればフロントへ預けておいた方が安心です。
私は今回、フロントへ預けるような物は持参していなかったのでお願いはしませんでしたが、貴重品を預ける方は小さなバック、ポーチや巾着袋のようなものがあれば便利でしょう。
騒音
シングルルームのせいか、お隣の部屋の音などは聞こえることもなく、とても静かで、廊下からもほとんど物音は聞こえてきませんでした。
ただ、大通りに面しているので、車の往来の音が気になる方はいるかなと感じました。
私は都心暮らしに慣れているせいか、外から聞こえてくる騒音は全く気にならなかったのですが、とても静かな環境で生活している方は、もしかしたら気になるかもしれません。
露天風呂付大浴殿「準天然光明石温泉」
ミネラル成分を多く含んだ天然鉱石を泉源体とした人工温泉が14階にあります。
大き目の内風呂とそれより少し小さい露天風呂、そして1人用の陶器風呂と3つのお風呂があります。
(お風呂内は撮影禁止のため、以下の写真はアパホテルのホームページより拝借したものです。)
入浴時間
大浴場は24時間入れるわけではありません。入浴できる時間は以下のように決まっています。
夜は5:00pm〜2:00am
朝は6:00am〜10:00am
今回、このホテルに決めたのも人工とはいえ、大浴場の温泉に入れるからです。
ゆっくりとお風呂を堪能するために、最適な時間を選んでみました。
これだけ大きなホテルだと、きっと大浴場は混雑するだろうと、夕方5時にすぐお風呂へ行ってみました。
思った通り、先客は5人ほど。これはゆっくりできそうです。。。
脱衣所
まず、タオルやスポンジなどはこちらに用意はないので、それぞれ部屋から持ってくることになっています。
脱衣所にはジェルクレンジング、化粧水、乳液、そしてドライヤーも割と風量の強いタイプが置いてありました。
ロッカーは脱いだ服を入れる大きなロッカー、貴重品を入れる小さなロッカーがあります。
お部屋に金庫がないので、私は入浴中、貴重品は小さなロッカーへ預けておきました。
ちなみに脱衣所のお掃除は1時間に一度入るのか、夕方5時にオープン、6時にはお掃除の方が入っていました。
大浴殿
洗い場も十分な広さがあり仕切られているので、使いやすかったです。
ここには椅子、風呂桶、シャンプー、コンディショナー、ボディーソープが用意されています。
体をきれいにしたあと、いよいよお風呂です。
私よりも一足お先に来ていた方々は、早々に上がってしまったので、お風呂にいたのは私を含め3人のみ。
3つのお風呂があるので、それぞれ独占状態です(笑)
内風呂
一番大きなお風呂でジェットバス付きです。
お湯の温度は熱くもなく温くもなく。普段42℃のお風呂を好む私が快適だと感じる温度でした。
外に出ると、2つのお風呂があります。
こちらが露天風呂です。
陶器風呂
こちら信楽焼でできた円形のお風呂です。
信楽の陶土にはラジウム鉱石が含まれていて、マイナスイオンによりリラクゼーション効果が期待できるそう!
一人しか入れない小さなお風呂で、入るとザブーンッとお湯が溢れ贅沢な感じ。
お湯はかなりのぬる湯なので、ゆっくりと浸かっていられます。
この時、他に誰もいなかったので、しばらくリラックスさせていただきました。
「ずいぶんと大きな信楽焼だわ〜」
などと、手でスリスリしながら、朝ドラ『スカーレット』を思い出していました。
(信楽を舞台にした女性陶芸家の物語)
「ああ、キミコはこんなのをゴロゴロと作ってたのね〜。でも、リラックスするどころか、キミコは燃え滾るような目をして鹿路を回してたわよね?」
そんなくだらないことを考えながら、「ああ、ヒーリング。。。」です。
露天風呂
今度はもう少し大きめの露天風呂へ。
露天と言っても東京なので、建物の構造上、わずかに空が見えるといった感じです。
それでも半分お外なので、外気がヒヤリとしてとっても気持ちがよかったです。
「ふぁ〜」と生き返るよう。。。
途中、2人の方が入ってきましたが、3人入ってもまだまだ十分に余裕ある広さです。
ここでもまたボーッと。。。
熱くなったら半身浴に切り替え、寒くなったらまた肩までつかりと、しばらく露天風呂を堪能しました。
これ、どうでもいいことですが、露天風呂に「虫や葉っぱもお風呂が大好き。浮いてたら優しくすくってあげて」みたいなことが日本語で書かれているのですが、その下に英語表記があり、そこにはただ「虫や葉っぱがあったら優しくすくってね」とだけ書いてあるのです。
「虫や葉っぱもお風呂が大好き」ってとこが、ユーモアを感じさせるところなのに、なぜ英語だとそこを抜いて訳してしまうのか。。。
そんなことを考えながら、格子の隙間から暮れていく空を覗きながら、露天風呂に浸かったのでした。。。
いやはや、気持ちの良いお風呂でした。まさに露天風呂占領。
6時ごろまでお風呂にいましたが、その間に来た人はトータルで8人ほど。それもいっぺんにではなく3人くらいずつだったので、内風呂と露天とでそれぞれ大きなお風呂をゆったりと使うことができました。
朝風呂
翌朝もまたお風呂に入りにいきました。朝は6時からです。
ここでもまたゆっくりできる時間を予想。
まず朝風呂派は間違いなく6時ぴったりにいくはずです。しかし、朝はそれほど長風呂はしないだろうということで、第一陣が去るであろう6時半に大浴場へ。
ここでも読みが当たり、私がお風呂へ入っていく頃には、第一陣の数人はみなさん脱衣所へ上がってきていました。
そして私は前の晩と同じように、また1時間ほど、のんびりと露天風呂に浸かったのでした。。。
入った時間がよかったのかもしれませんが、お湯もとてもきれいで、脱衣所、浴場、どこもとても清潔に保たれていたので、安心してお風呂を楽しむことができました。
もともと家でもしょっ中お風呂に浸かっているお風呂好きなので、この露天風呂は本当に至福の時間でした。
とても清潔で快適なお風呂で、これだけでも来てよかった!と思えました。
朝食
ホテルには1階に和食のレストランがあり、そちらで朝食ビュッフェがいただけます。
私は朝食なしのプランだったので、内容は不明です。
これはどこのホテルに宿泊してもほとんどそうなのですが、ビュッフェは自分で取りにいかなければならず面倒なのでパスです。
いまはコロナウィルスなどのこともあるので、特にビュッフェには行く気がしません。
たまたま近くに『コメダ珈琲店』があったので、そちらでモーニングを頂きました。
部屋にあるアパホテル社長の著書
外で軽く朝食を済ませ、またホテルの部屋に戻り、チェックアウトの時間まで、ベッドにゴロリとしながら、アパホテル社長さんの本などを読んで過ごしました。
この本、なかなか面白かったです。啓発本の類ですが、働く女性にエネルギーを与えてくれるような内容でした。
あの社長の独特のキャラクターから敬遠してしまう方もいるかと想像しますが、宿泊した際には是非とも読んでみて下さい。
アパホテルがここまで成長した一端が垣間見られます。
チェックアウト
チェックアウトは11時です。少しゆっくりめなのが嬉しいですね。
チェックアウトの際は追加料金がなければ、ルームキーをボックスに返却するだけ。
こちらにポンッと入れて、そのままホテルを出ることができます。
チェックアウト時はフロントが混雑して待たされることが多々あるものですが、こちらはそんなこともなく簡単チェックアウトです。
こんなところも宿泊客の気持ちをケアされているなと感じました。
客層
コロナウィルスの影響か、外国人は思ったより少なく、地方から旅行に来ていた日本の方が多かった印象です(方言やイントネーションがそんな感じでした)。
年齢層は幅広く、70代といったシニアから20代の若者まで。年配の方はご夫婦連れ、若い方は友人同士での宿泊。アラフィフあたりでは親子連れの姿も見えました。
週末であったせいか、ビジネスマン風の方は一切見かけず、観光のために宿泊している人がほとんどのようでした。
平日はまた違った客層になるのかもしれませんが、その辺は不明です。
まとめ
実際に宿泊してみて、これはなかなか良いホテルだと思いました。この宿泊料でここまで行き届いているのは、正直驚きました。
やはり社長さんが女性だからでしょうか。
ちょっとしたところで宿泊客目線での細やかな気遣いが感じられました。
私が宿泊したのは休日前だったため、少しだけ割高でしたが、それでも素泊まりで¥8,460。これが平日であれば半額の¥4000台で宿泊できる日もあるくらいです。大浴場付きとなれば、これはかなりお得ではないかと。
ここ30年近く、ビジネスホテルは宿泊したことがなかったので、他との比較はできないのですが、この値段であれば文句なし、十分に快適であると感じました。
大昔、仕事でビジネスホテルへ滞在する機会もありましたが、ここまでの快適さは感じたことがありません。
私の知らないうちに、こんなにもビジネスホテルというものが進化しているとは。。。昨今のビジネスホテルも侮れませんね。
もちろん3倍の宿泊料を払えば、それに見合った施設、サービスはあると思いますが、お値段が高ければそれは当然です。
費用対効果という点で見れば、アパホテルはものすごく頑張っているなとの印象を受けました。
痒いところに手が届くという完璧なホテルを望む人にとっては不足に感じる部分もあると思いますが、あくまでもリーズナブルなビジネスホテルです。
よくネットなどで批判的な意見を見かけますが(アパホテルに限らず)、そのような方は3倍以上の宿泊料を支払い相応のホテルで最高のサービスを受ければいいのです。
宿泊料に見合った施設、サービスという点でいえば、今回宿泊したこのホテルはお値段以上であるというのが私の感想です。
長いことビジネスホテルとは無縁であったため、正直「安かろう、悪かろう」という思いがあったのですが、今回のステイでそんなイメージはすっかり払拭されました。
周辺情報〈近隣の温泉〉
実は巣鴨には日帰りの天然温泉施設があります。
『東京染井温泉 SAKURA』という施設で、巣鴨駅前から送迎バスも出ています。
当初は昼間、そちらの温泉に行こうかとも考えましたが、週末なので混雑は免れません。
混んだところではゆっくりもできないので、リフレッシュという目的からは外れます。
というわけで、こちらは今度平日の午前中でも行ってみようと思っています。
アパホテルの大浴場は使える時間が決まっているので、昼間など大浴場が使えない時間に、こちらでゆっくり温泉を楽しむというのもいいかもしれません。
追伸
巣鴨関連の記事は2月初頭に訪問した時のものです。現在は新型コロナウィルスの影響で、この時とはまた違った様子になっているかもしれないことを加えておきます。