ここのところ巣鴨関連が続いていたせいで、お菓子やその他諸々の記事が下書きの中で渋滞を起こしています(笑)
一気に全部アップしてしまいたいのは山々。そうすればスッキリして、また新たなるお菓子へ手を伸ばせるわ。。。
などと気持ちばかりは張り切るのですが、相変わらず書くより食べる方が優先で、肝心のブログ記事の方がお披露目するまでにはコンプリートできていません。
ちょっとタイムリーでなかったりすることもあるので、もう少し頑張らなくちゃ!と思っているところです。
さて、ようやく巣鴨関連も一段落したところで、今回は巣鴨からいきなり京都です。
とは言っても、私が京都旅行へ行ってきたわけではありません。
あちらから、いらしてくれたのです。
いつもお世話になっている高島屋さんの『京都航空便』に乗って!
京都『出町ふたば』さんの豆大福3種類。東京でこれがいただけるのは、多分一年に一度でしょうか。
ふたば家の「三兄弟」そろい踏みという豪華さです。
2週間ほど前だったか、新宿高島屋さんへ出向き予約したものが先日ようやくやって参りました。
お豆三兄弟
1パックに各種1個ずつ、お豆たっぷりのお大福さんが入っています。名代豆餅は『京都航空便』の定番となっているので食べられる機会もありますが、他の2つは京都へ行かない限り、なかなかお口には入りません。
願わくば「もっとたくさん食べたい。。。」と思いますが、数に限りがあり、この時も限定で50個だったでしょうか。
お一人様1点限りという限定でした。
黒豆大福
大きな丹羽黒豆がゴロッと。しっかりと歯応えもあり、黒豆の存在感がすごいです。
中の餡子は粒あん。こし餡も絶品ですが、粒あんも美味しい!
赤えんどう豆を使った豆大福ももちろん大好きですが、黒豆の大福はこれまた独特でいいですね。
福豆大福
こちらも大粒の丹羽白大豆がゴロゴロ。
ほっくりとした優しい口当たりで、これもまた違った味わいです。
中の餡子がまた驚きの芋餡で、ほんのりとした甘味のあるお芋の美味しさが存分に堪能できる絶品餡子でした。
これはもっともっと食べたかったです。
ちなみにこの芋餡はシーズンものだそうで、時期によっては違う餡子になるそうです。そちらもお試ししてみたい。。。
名代豆餅
こちらは過去にも何度か登場していますね。見るたびに食べたくなる、まさに飽きのこない美味しい豆餅です。
『ふたば』さんがすごいなと思うのは、看板である『名代豆餅』以外のものも本当に美味しいこと。
以前このブログでもあげた『栗餅』もそうですし、今回の『黒豆大福』も『福豆大福』も、とにかく素材のよさがすごく生かされていて、誤魔化しのない本物の味が楽しめること。
これってまさに職人技なのでしょうね。この店の人気の秘訣がよくわかります。
これはもう京都に何日か滞在して、こちらにある他のお菓子をもっと食べてみたい!そう思わされた『お豆三兄弟』なのでした。
余談ですが、この『お豆三兄弟』をピックアップしたあと、たまたま食事の約束が入っていたため新宿から真っ直ぐ麻布のレストランへ移動しました。
本当ならまっすぐ帰りたかったのですが、約束を反故にするわけにもいきません。
滞りなく会食を終え、さっさと『お豆三兄弟』を食べなくちゃ!とタクシーに乗り込んだところまではよかったのですが。。。
「ない。。。『お豆三兄弟』が。。。』
愕然としました。。。
どこで落とした?
あんな大きなバッグを落とすはずがない!
どこに忘れた?
はて、どこまで持っていたかしらと記憶を辿る。。。
『お豆三兄弟』と共に、百貨店で買ったスパイス類や髪留めなど戦利品も同じバッグに一緒にありましたが、もう他はどうでもよく、とにかく「あの三兄弟!」です。
いきなりバタバタ騒ぎ出した私に、タクシーの運転手さんが「大丈夫ですか?」と車を脇に止めてくれました。
訳を話すと「とにかく、いまのお店に戻りましょう!」と、すぐにUターン。
ありました。。。
私の『お豆三兄弟』の入ったバッグは、レセプションに預けられていました。
ああ、日本でよかった!これが海外であったら、『お豆三兄弟』もすべて消えてなくなっているところでした。
『お豆三兄弟』迷子騒動で精魂尽き果て、また同じタクシーで家まで送っていただきました。
滅多に忘れ物などしないのに、こんな時に限って、こんな大事なものを持ってる時に限って、何故なのでしょう。
結果的にすぐに見つかったからよかったのですが、ボーッと生きていてはいけないのね。と、改めて思った次第。。。