お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『嘯月』冬の上生菓子。新宿高島屋 京都航空便再び。東京にいながらして京都の和菓子を楽しむ。

楽しみにしていた『嘯月』さんのお菓子、先日ようやくお口にはいりました(笑)

いつもの『京都航空便』です。
予約したのが2月なかばより少し前だったでしょうか、それから指折り数えて待っていました。

今回もまた美しい上生菓子が5種類。

見ているだけで満足してしまいそうなほどです(笑)

秋のお菓子とはまた違った、春を心待ちにしているような華やかな彩りです。
お味の方はどう説明しようがうまくお伝えできないので、見て楽しんでいただけたらと思います。

梅だより きんとん

かなり大胆な色使いです。パッと見たとき、「和」というよりイタリアのお洒落なマダムを連想してしまいました。

それにしても、嘯月さんのきんとんは本当に繊細で、食べるたびに「ああ、美味しいなぁ。。。」と思います。

ピンク色のそぼろは白餡、中の餡子は粒餡です。


雪餅 つくね芋、きんとん

今回は嬉しくもきんとんがもう一つ。つくね芋のきんとんで、数年前にも一度出会ったことのあるお菓子です。

真っ白なそぼろは雪が降り積もったよう。とてもきれいです。
中の黄色は黄身餡ではなく白餡。なんとも優しい口当たりです。


あこや こなし

『嘯月』さんのこなしはいつも色の組み合わせや形成が美しく、どんなものが登場するのか楽しみです。きんとんと同じくらい好きなお菓子でもあります。

「あこや」という名から貝の形ですね。丸いのは真珠でしょうか、そこにどんな意味があるのか、想像力を掻き立てられるお菓子です。。。


うぐいす餅 餅

こちらの『うぐいす餅』は初めてだったので、ちょっと嬉しくなりました。

なんとも柔らかなお餅とそこに合わせた粒餡。薄い衣を纏うようにきな粉がかかっています。

これまで食べたどんなうぐいす餅とも違う、上品でありながらも力強さも見え隠れする、なんとも不思議な印象のうぐいす餅でとっても美味でした。


一輪 上用

ほんのりと頬を染めたような可愛いお饅頭。

みっちりと甘さを控えたこし餡が詰まっています。
これまたお上品な味わいで、本当に少しずつ味わっていただきました。

今回も本当に一つ一つ美味しくいただきました。
こうしたお菓子は私にとって普段使いのお菓子とは違った「贅沢な時間」をくれるものです。
食べ終わってしまえば、「ああ、なんと儚いものか。。。」と思いますが、だからこそこうまで幸せな気持ちになるのか。。。
お菓子ってすごいものです。

次はいつになるのでしょう。しばらく京都へ行く予定もありませんし、やはり次なる『京都航空便』を期待してしまいます。
今年、あと1回くらいはお願いしたいところです(笑)







昨年、11月に『嘯月』さんの生菓子が東京へ来た日は、雨が降っている上に風まで強くて、持ち帰るのにとても神経を使いました。

味わうことと同じくらいに、お菓子の美しいビジュアルも堪能したいという思いがあるので、その形が崩れてしまったとあってはガッカリしてしまいます。

今回もまたちょっとばかり問題が。
その日、例年よりも2週間ほど早く、春一番が吹いたのです。

『嘯月』さんのお菓子以外にも、今回は久しぶりに『今西軒』さんのおはぎ、そして家族からのリクエストで『鳴海餅本店』さんのいちご大福、さらには『京都航空便』以外のお菓子もあったので、結構な荷物だったのです。

風もかなり強いし、予約したものだけピックアップしようと考えていたのですが、お腹が空いていたようで、あれこれお買い物してしまいました。。。

そんな状態ではありましたが、強い風に百貨店の大きな紙袋を煽られながらも、なんとか無事に持ち帰ることができました。

こんな感じに箱に入ってきます。5つのお菓子が付かず離れず、うまくじっとしていてくれました!

余談ですが。。。
というか、軽い愚痴です。

この日、家族にはいちご大福やおはぎもあったので、『嘯月』さんのお菓子はいつものように一人で盆に並べ、一つ一つ味わって食べていました。

しかし、途中でそばを通りかかった外国人夫に特にお気に入りの「こなし」を半分奪われました。。。

形が可愛いかったからか、「どんな味か?」と問われたので、「一口どうぞ」と半分くらい残っていたものを「一口だけ」分けてあげようと思ったのに、いきなりポイッと口に放り込まれてしまいました(怒)

私もケチンボですが、なによりもその食べ方が気に入りません。
いつもいつもですが、もう少しありがたみを持って、味わいながら食べていただきたい!


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