今日は朝からシトシト雨の東京でした。
暖かくなったと思ったら急に気温が下がったりと、いつも以上に体調管理に気を遣います。
本当だったら久しぶりにデパ地下へでもお菓子を買いに行こうかと思っていたのですが、体調を崩せばコロナの餌食にもなりかねないので、こんな日は暖かい部屋で過ごすことにしました。
ブログに登場するお菓子に関しては、アップするよりも食べるペースの方が優っているので問題なしです(笑)
そんなわけで、本日のお菓子は先日お散歩がてら出かけた
『秋色庵大坂家』さんのものです。
古書にまでその名が記されているという長い歴史のあるお店です。
元々は大坂で商いをされていたといいますが、その後江戸に居を移し江戸での創業が1688〜1703年(元禄年間)現在17代目といいますから、300年以上の歴史ある店ということになります。
いやはや、300年とは。。。
桜餅が目的で足を運んだのですが、それ以外にも美味しそうな季節のお菓子が並んでいて、ついつい目移り。。。
少しだけ他の菓子もお持ち帰りしてみました。
君時雨
一際目を引くなんとも鮮やかな黄色。
北海道産の大手亡豆と大福豆の白餡に、地鶏卵の卵黄だけを練り込んだという黄身餡。自然のものだけでここまでの色が出るものなんですね。
卵の風味をいっぱいに感じながら、口の中でほろっと柔らかく溶けていく。。。
この店のおすすめなのも納得の君時雨ですね。
こちらは季節ものではなく通年いただけるお菓子です。
若草
薄い求肥に包まれたこし餡。周りには柚子の香り漂う繊細なそぼろがついています。
求肥のもっちり食感にしっとり餡子、そこにほんのり柚子風味が加わり、爽やかな印象に変わります。
それにしても。。。こちらの餡子は本当に美味しいです。
春告鳥
こちらは週替わりで登場した季節のお菓子です。
早春にやってくる鶯。このお菓子はメジロのような緑色ではなく、これからやってくる春を心待ちにしているような色合いです。
黄身餡を小豆の練り切りで包んであります。
食べてしまうのがもったいない細かい細工のお菓子です。
『秋色庵大坂家』さんのお菓子をいただいたのは初めてではないのですが、正直以前はそれほど印象に残るものではありませんでした。美味しいのですが、「うわぁ〜」と感動したというほどではなかったという記憶があります。
そうは言っても、どんなお菓子を食べたのかすら思い出せないくらい昔のことなのですが。。。
しかし、なぜか今回はどれを食べてもとにかく美味しくて、美味しくて。。。
とくに餡子がこれほど好みだったとは、今更ながらびっくりです。
味覚というものは年齢によって変化するものなのでしょうか?
味覚だけでなく好みの変化もあるかもしれませんが。。。
今後もこちらのお店は要チェックだわ。。。と、思ったのでした。
店舗情報
東京都港区三田3-1-9
Tel 03-3451-7465
Fax 03-3451-7029
営業時間
月曜〜金曜 9:00~18:30
土曜 9:00~18:00
定休日 日・祝(お節句はのぞく)
アクセス
JR『田町駅』より10分弱。
地下鉄三田線、浅草線『三田駅』より約5分。
慶應大学のそば、三田2丁目交差点にあります。慶應大正面を目印にくれば迷うことはないでしょう。
駅からは少しだけ歩きますが、大きな交差点の角とわかりやすい場所です。
www.hw-frankie.com
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