ゴールデンウィーク最終日の今日、東京はちょっとばかり天気が荒れています。夕方から雨がザーザー、雷がピカピカ、ゴロゴロ。こんなお天気は久しぶりです。
それに加えて昨夜遅くに鳴り響いた緊急地震速報。。。
家族中のスマホから一斉に大音量で鳴り出し、一昨日に続き2度目の上に就寝中だったこともあり、かなり慌ててしまいました。こうも立て続けになると、なんだか嫌な感じです。。。
それにしても、「強い揺れがくるので備えてください」と言われても、いざとなるとなにをしていいかわからなくなります。
新型コロナだけでなく、我が国は地震の脅威にも常に晒されていると、改めて怖くなりました。。。
この時期に大きな地震がこないことだけを祈ります。
先ほどまで家中に振動が伝わってくるほど、雷が鳴り響いていましたが、ようやく去った様子。
地震も雷もコロナも、みんな怖いです。
さて、暗くなるようなことは脇に置いて、美味しいことを考えるとしましょう。
今日のお菓子は前回の続き。
金沢の『茶菓工房たろう』さんのもので、『窓』と一緒にお取り寄せしました。
はなことたろう
カラフルなパッケージの中は、抹茶グリーンとダークなようかんのツートンカラー。
一つ一つラッピングされています。
説明書きによりますと「抹茶とチョコのカステラ」とのことですが、食べてみると、それだけでは済まされぬ凝ったテイストです。
パラっとアクセントに金箔がついているところは、なんとも金沢らしいです。
しっとりとしたカステラ生地は、ほんのりと抹茶の風味。
こちらの黒い部分は「ようかん」とされていますが、口当たりは羊羹のようでいて、テイストはブラウニーのようです。
アメリカンなブラウニーとは違い、甘さも控えめで、抹茶カステラの風味も十分に生きています。
粒々っとしたものが見えるのは、クラッシュしたアーモンドです。
娘曰く「日本人が日本らしいアメリカンなブラウニーを作ったって感じ!」。。。
なんだかわかるような、わからないような表現ですが、外国人夫を始め子供達もみんな「これ、好き!」とかなり気に入ったようで、喜んで食べていました。
外国人にとってもこうした和洋折衷なお味とビジュアルはかなり魅力的なのではないでしょうか。
お土産にも喜ばれるお菓子です。
地の香 スティック
細長い箱にコロンと小さな飴玉サイズのお菓子が並んでいます。
一つ一つ薄紙に包まれたその中は。。。
きな粉と和三盆にマカダミアナッツテイストが加わった干菓子です。
ザクッとした歯応えのある干菓子ではなく、もう少し柔らかいほろっとした食感で、系統としては五家宝みたいな感じだなと思いました。
一緒に食べていた娘の感想は、「とっても上品なきなこ棒」でした(笑)
きな粉の風味と和三盆の上品な甘さ。食後にコーヒーと共にいただきましたが、とても美味しくて好きなお味のお菓子でした。
金沢も美味しいお菓子がありますね。
最後に訪れたのは20代になる前だったでしょうか。軽く30年以上前です。
友達と2人でぶらぶらと金沢、能登で美味しいものを食べ歩きしながら数日間過ごしたのを思いだします。
若い頃は海外にばかり目が向いていたので、仕事以外ではあまり国内を旅することもありませんでした。そんな中でこの北陸の旅は特別でとても思い出深いものです。
金沢のお菓子を食べていたら、その時のことを色々と思い出して、また訪れたくなりました。
北陸新幹線も開通したことですし、今度は若い頃とはまた違った「美味しいお菓子を巡る旅」なんてことをしてみたいですね。