今日は買いたいものがあり、朝一で渋谷まで行ったのですが、渋谷スクランブルスクエアの前には、開店1時間以上前にも関わらず、大行列ができておりました。
兵庫の『リビエール』さんが期間限定出店しているので、そちら目当ての行列のようです。
渋谷まで出たついでに、あわよくばなにかお持ち帰りできればと思っていましたが、あの行列を見て諦めました。。。
そんなわけで、ちょっと臍を曲げて、本日は洋菓子ではなく、あえて和菓子にしましょう(笑)
こちらは以前、伊勢丹新宿店での催事でお持ち帰りしてきた『とらや』さんの羊羹です。
販売している店舗が限定されている商品のため、なかなかお目にかかれない羊羹とあって、まとめて何本も購入していく人も少なくありませんでした。
干羊羹
1棹 ¥1,200(税込)
普段は御殿場の『とらや工房』でしか販売されない羊羹です。
包みを開けると、ペーパーの中にそのまま羊羹が入っています。
他の羊羹のような真空パックではありません。
大きさは180グラムとかなり小ぶりです。
炊き上げた羊羹を枠に流して固めたものをカット。そこにお砂糖をまぶして乾燥させたもので、お砂糖、小豆、寒天のみが使用された羊羹です。
表面にザラザラっとしたお砂糖がまんべんなくついています。
中はこんな感じで、小豆の粒がそのまま入っています。
シンプルな味わいの羊羹ですが、乾燥させてあるというように、水分を感じさせない、独特な歯応えがあります。
そして、なんといっても、この周りについているお砂糖のシャリシャリっとした食感がたまりません。。。
私は『とらや工房』へはまだ行ったことがないので、こちらの羊羹も初めていただきましたが、これはクセになるお味です。
一棹、ひとりであっという間に平らげました(笑)
また食べたいです。しかし、御殿場は遠い。。。
せめて本店でもお取り扱いしてくれたら。。。
そう願っています。
月の暁(つきのあかつき)
1棹 ¥3,780(税込)
こちらは赤坂本店限定。
一度食べてみたいと思っていたところ、『とらやパリ40周年』の催事で見つけ、お持ち帰りしてきたものです。
白小豆を使った贅沢な羊羹で、とらやさんの羊羹の中でも代表的な『夜の梅』の白小豆版といった感じ。
『とらや』さんの白餡好きにとっては、夢のような羊羹ですね。。。
ほんのりとした甘さ、そして白小豆の素朴でありながらも上品な味わい。。。
白餡の中にポツリポツリと白小豆が入っているのが見えます。
『夜の梅』とはまた違った、その名のとおり夜明け間近を思わせる儚げな印象のお菓子です。
『とらや』さんの羊羹といえば、幼い頃から『おもかげ』一辺倒と言ってもいいくらい、年がら年中『おもかげ』ばかり食べていますが、今回ご紹介した2種類の羊羹は、それに負けず劣らず好みでした。
赤坂本店へはすぐ行けますが、やはり一度御殿場の工房へ行ってみたいものです。
www.hw-frankie.com
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