お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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新型コロナだけじゃない。備えあれば憂いなし。主婦に必要な予測する力、その重要性と想像力。

緊急事態宣言が発令されたものの、依然として緊張感の欠ける東京です。。。

昨日、娘の全国大学共通テストがあったので会場まで送っていったのですが、土曜日だったせいか、街は多くの人で賑わっていました。

感染拡大も当分はおさまりそうにありません。。。

そんな新型コロナのことも不安ではありますが、常に頭の中に心配事としてあるのが地震です。

今日は阪神淡路大震災から26年目の日です。

ちょうど昨晩、外国人から地震の備えについて確認されました。

「このコロナ禍で大震災でも起きたら、大変なことになるよ」

ほとんど地震のない国で生まれ育った夫にとって、過去に経験した一番大きな地震が東日本大震災でした。
東京にいてさえも、その恐怖や影響は小さくありませんでした。

いい意味で地震に慣れていない夫は、いつもうるさいくらいに大きな震災が起きた際の備えを説いてきます。


今回の新型コロナでは、自粛とはいえ電気、ガス、水道といったライフラインだけは通常通りというのはなによりラッキーなことです。

もしも、ここで大きな災害でもあれば、それこそ外出できないストレスなどといっている場合ではなくなります。

電気もガスも水道もない生活、スーパーもコンビニも営業していない、していても品物がない。
怪我を負ったとしても、病院はコロナ患者の受け入れも重なり、大混乱となっているでしょう。

避難所も新型コロナとの恐怖と背中合わせです。
想像しただけで、恐ろしくなります。

しかし、恐ろしいからこそ、万が一のためにどう備えるか、どう行動するか、シュミレーションしていくことも大切です。

できることは限られているかもしれませんが、まったく無防備でいるよりは、備えることで少しの安心感くらいは持つことができます。





家庭を取り仕切る主婦は、「普通の生活」というものが、どう営まれているか一番よく知っています。
旦那様だけを頼りにするのではなく、自分が家族を守るためにリーダーシップをとるくらいの気持ちでいるべきと思います。

とりわけ日本在住の国際結婚カップルの場合、なにかあった際には、日本人が矢面に立つことになります。
旦那様が外国人の場合、言葉の問題もある方もいるでしょうし、有事の際にどう動いたらいいのか、まったく想像もつかないという方も多くいるはずです。

日本で暮らし始めて何十年経とうが、外国人であることには変わりはありません。

有事のときこそ、自分が率先して動く覚悟が必要というのは、周りの国際結婚組の奥様方の共通意見です。


今回の新型コロナウィルスが確認させた昨年、マスクやサニタイザー不足、また自粛による食材確保など、混乱したのは記憶に新しいところです。

しかし、私は一度もドラックストアにもスーパーのレジにも並んでいません。

普段から十分にしてある備蓄のせいもあるのですが、中国の武漢で新型コロナの話題が出た頃に、マスクや除菌製品などを少し多めに買っておいたのです。
その時はSARSやMARSの時のように、もしかしたら水際で食い止められるかもしれないと思ってはいましたが、万が一を考えて早めに確保しておいたのです。

その頃は、まだまだドラッグストアには、沢山のマスクの箱が安価で山積みされていました。

ペーパー類も何かあると必ず品薄になるので、ストックを確認しました。

これは大方、地震など災害に対する備えメインとしていたことですが、今回のコロナでこんな場合にも対応できることがわかりました。





昨年、オリンピックの延期が議論され始めた頃、万が一海外のようにロックダウンのような状況になった時のことを考えて、普段使用している冷蔵庫とは別に、予備の冷凍庫を稼働させ食材も備蓄しておきました。

この冷凍庫は何十年も前に購入したもので、ここ十年くらいは出番がなかったのですが、念のためと処分せずにいたものです。ようやく出番がきました。
ただし、震災などで電気などが止まってしまえば、役には立ちませんが。。。

同じく、水をはじめカセットコンロや乾電池、簡易トイレなどの確認も改めてしておきました。

なんだか食べる物のことばかりですが、我が家の場合は今住んでいるマンションが無事である限り、なるべく避難所などへ行かずに、サバイバルしようと考えているので、食べることとトイレは重要なのです。

備蓄だけでなく、家族間での連絡方法も確認しておく必要があります。

東日本大震災のとき、電話がまったく通じないということがありました。
その際、使えたのがTwitterだったそうで、その後私もTwitterのアカウントを作りました。

それ以外にもいまはインスタを始め、あらゆるSNSがあります。その辺りは子供達の方が詳しそうですが。。。

家族間で安否確認ができる手段を持っておくことも大切ですね。





万が一。。。。

その万が一が、たとえ確率的に低くても、備えておいて損はありません。もし何も起こらなければ、それはそれで幸いと思えばいいですし。。。

日本は平和です。それでも他国で暮らしたことのある私達夫婦は、いまだに「万が一」を考えてしまいます。
日本で生まれ育った子供達は、私たちの備えを「大袈裟じゃない?」と笑っていました。

しかし、このコロナ禍で必ずしも大袈裟ではなかったと気づいたようです。

どんな時であっても、普段通りしっかりと食べて、寝ること。それができれば、辛い状況にも立ち向かって行く気力が出るかなと思っています。

何かあるごとにスーパーではインスタント麺や冷凍食品が品薄になりますが、私はできることなら普段通りのものが食べたいなと思うのです。

そのためにはどんな備えをしたらいいのか?非常食などの備蓄に加え、ローリングストックできる食材の買い置きもしておくようにしています。
カセットコンロやボンベの備えも万全なので、ちょっとしたものなら調理できます。

きちんと食事がとれると考えただけで、少しは不安も少なくなるものです。

地震はいつ来るかわかりません。
「明日から緊急事態宣言です」などと、準備をする猶予も与えてもらえません。

天の気まぐれで、予期せぬ時に突然起きるのが震災です。

忘れず、常に心に留めておくこと。

できる備えはしておく。

それくらいしか、私達にできることはないのかなと思っています。。。