お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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『オスピターレ』のスフォリアテッラ。イタリアの伝統焼菓子を百貨店催事で見つけました。

今日も暖かい一日でした。
ベランダに小さなフジザクラの木を置いているのですが、日に日に蕾が大きくなり、今日はいくつか開花しました。そんな様を見ていると、春はすぐそこだと感じます。

そんな麗かな日でしたが、朝から宅配便の誤配送でバタバタ。。。
詳しくは日記ブログに書きましたが、とにかく面倒な思いをしました。

のんびりやっていても、色々あるものです。。。

では、本日のお菓子とまいります。





昔々、『セガフレードザネッティ』というカフェで、『スフォリアテッラ』というお菓子がありました。
サクッと食感の、生地が何層にも重ねられた小さな貝のようなお菓子です。

そのお菓子が好きで、お茶を飲みに行った時には必ずおやつにいただいていたのですが、ずいぶん前にお取り扱いをやめてしまい、とても残念な思いをしたものです。

日本ではあまりポピュラーではないのか、ほとんどお目にかかる機会もなかったのですが、先日、池袋東武百貨店へ行った際、久しぶりに『スフォリアテッラ』に出会っちゃいました。

博多に店舗のある『オスピターレ』さんというお店のもので、スフォリアテッラの専門店だそう。
東京で購入する場合は、百貨店催事かネット通販となりますが、あとで大変な人気店だと知りました。

私はこの時、初めて知ったお店だったので、とにかく「これはあのスフォリアテッラだわ!」と飛びついたのでした(笑)

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期間限定の催事出店で、ちょうどバレンタインデー前だったからか、チョコレート催事会場の一角にありました。

平日の午前中だったためか、並ぶこともなく購入できたので、ラッキーだったのかもしれません。

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中で冷凍されたものを次々と焼いていくのが、外から見えました。





sfogliatella(スフォリアテッラ)

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『sfogliatella(スフォリアテッラ)』はイタリアのナポリ地方に伝わる伝統菓子です。
アマルフィの修道院が発祥と言われています。

パイ生地を何層にも重ね、中にクリームなどを入れてパリパリに焼き上げたお菓子です。

この日、店頭に並んでいたのは7種類。

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生地の層が崩れないように、箱に入れてもらいます。

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中のクリームは全て違うのですが、見た目はどれも同じ感じ。

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こちらは持ち帰ってから、軽くトースターで焼いたもの。少しだけきつね色になりましたが、皮はパリパリです。

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『オスピターレ』さんのレシピではバターが一切使用されていないため、バリバリとした食感です。

私が以前食べていたものは、もう少し一枚一枚の生地が薄く、サクッとした食感だった記憶があります。

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どれも賞味期限は翌日まで。

プレーン・伝統
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クリームチーズにオレンジとシナモンの風味の、ちょっと変わった味わい。クリームにはオレンジピールが混ぜてあります。

カスタード
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クリームパンに入っているような感じのカスタードクリーム。これが一番シンプルで美味しかったです。

ガトーキャラメル
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甘くて子供が好きそうなキャラメルの味です。

りんご
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アップルパイなどのフィリングと同じ感じのクリームで、こちらも美味しかったです。

マロン・和栗
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栗の甘露煮が丸ごと入った上、マロンペースト。イタリアの栗ではなく、確かに和栗の味わいでした。

チョコレート
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こちらはバレンタインのスペシャルフレーバー。チョコレートのクリームに加え、外側にもチョコレート。

こちらはチョコレートが溶けてしまうので、後で焼き直すことができないのが残念。
それでもパリパリ感はあります。





店頭に全部で七種類のフレーバーが出ていたので、全部お願いしたのですが、忙しかったからか、おばさん「ピスタチオ」を入れ忘れてしまったようです。
シチリア産の高級ピスタチオ使用とのことで、是非ともお味見したかったのですが。
残念。。。


これまで日本ではマイナーなお菓子だと思っていましたが、帰宅してからあれこれ調べてみたところ、TV番組で紹介されたりと、今とっても人気だそうです。
あまりTVは観ないので、情報弱者化しています(笑)

他のお店の『スフォリアテッラ』もお試ししたいので、イタリアのお菓子を扱っているお店を探してみようかなとスフォリアテッラ熱が再燃しつつあります。。。


ospitale.shopselect.net

こちらのお店では、もう一つ美味しいお菓子を見つけたので、そちらはまた後日。。。