お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

Sponsored Link

京都『ホーフベッカライ エーデッガー・タックス』のテーゲベックをお取り寄せ。ハプスブルク家御用達の焼菓子。

今日は一日雨降りの東京でした。
病院へ行った帰りに、南青山の『まめ』さんに寄ってきました。

先日、ちょっとブログでも触れた通り、今月で閉店となります。
今年はまだ行けていなかったので、好きだった和菓子をたくさんお持ち帰りし、しみじみといただきました。

そんな餡子三昧な日ですが、ブログの方は洋菓子トピックです。





最近、感動的なくらい好みのお菓子と出会ってしまいました。

『Hofbackerei Edegger-Tax(ホーフベッカライ エーデッガー・タックス)』さんのテーゲベック。甘い焼菓子です。

実はこのお店、このブログを始める何年か前に、秋葉原までドイツパンを求めて行ったことのあるお店なのです。
その時はとにかくドイツパン!ということで、甘いものはクグロフ、ザッハなど定番をお持ち帰りしただけで焼菓子はスルーしていました。

東京でもドイツやオーストリア菓子を扱うお店はそう多くないので、また行こうと思っていたら、いつの間にかなくなってしまい、とても残念な思いをしたお店だったのです。。。

それが昨年、京都の方で再オープンしたと知り、またしても「京都か。。。遠いわよね、残念。。。」と思っていたところ、ネット通販が開始というではありませんか⁉︎

すぐにお試ししたかった焼菓子をポチリました。

f:id:frankie17:20210307160718j:plain

冷蔵で届いたこのお菓子、とっても贅沢な高級感漂うラッピングです。
なんと言っても、オーストリアのハプスブルク家御用達ベーカリーという称号を持つ老舗ですから。

f:id:frankie17:20210307160726j:plain

1569年、オーストリアのグラーツで創業され、1888年にハプスブルク家御用達ベーカリーとなりました。

秋葉原のお店ができたのが2015年ですが、翌年には麹町へ移転。さらにその翌年2017年に日本店は閉店となっています。

そして、昨年2020年9月に京都でオープン。





Teegeback(テーゲベック)

f:id:frankie17:20210307160721j:plain
1缶 ¥3,456(税込)
+ 送料 ¥1,364(計¥4,820)

送料込みだと、ちょっとしたお値段になりますが、それすらも惜しくない!というくらい、お取り寄せしてよかった〜と思った、人気のお菓子5種類を詰め込んだクッキー缶です。

シシーブッセル
f:id:frankie17:20210307152523j:plain

お口に入れた途端、ザクザクとした食感と共に、ヘーゼルナッツの香りに包まれます。
杏子の酸味が甘さにアクセントを与えていて、美味しい〜!

このお菓子は、ハプスブル家のエリザベート王妃のために、エーデッガー・タックスが考えたお菓子だといい、グラーツ銘菓の一つとなっています。

ちなみに、お菓子の名前になっている「シシー」はエリザベート王妃の愛称です。

ヴァニラキプフェル
f:id:frankie17:20210307152535j:plain

サクサク、ホロ〜リと、とっても柔らか。
アーモンドの風味がきいていて、とっても優しいお味です。
オーストリアでは定番のお菓子ですが、こちらは感動的なまでに美味しいキプフェル。

ネロ
f:id:frankie17:20210307152621j:plain

サクサク、ホロホロの口溶けのよいショコラ生地に、プラリネクリームがサンドされています。
優しく上品なチョコレートの味わいは、とっても贅沢テイスト。

皇帝ネロにちなんでネーミングされたお菓子ですが、味わいは「暴君ネロ」のイメージとは、真逆の優しいお味。
なぜこのネーミングになったのでしょうか?その辺も興味深いです。。

マロッカナー
f:id:frankie17:20210307152617j:plain

もちっとした歯応えのあるヘーゼルナッツのクッキーに、サブレを組み合わせた二層の生地。サンドされているのは、ほんのり酸味のあるベリージャムです。

隅にちょっとだけコーティングされているチョコレートも濃厚で、よい仕事をしてくれています。

f:id:frankie17:20210307154105j:plain

ほんのりとシナモンぽいスパイシーな香りが漂います。
これ、本当に美味しくて、思い切りストライクゾーンのお菓子です。

グラーツァーエッケ
f:id:frankie17:20210307152614j:plain

バターの風味がきいた、美味しいサクサクのサブレ。
小窓の中には自家製のスグリジャム。酸味の強いジャムですが、コーナーに施された濃厚なチョコレートとピスタチオがアクセントになっていて、これまた美味。

グラーツを代表する伝統菓子だそうです。





歴史あるお店のお菓子というのは、別の意味で食べる楽しみがあります。
ただお菓子の美味しさを味わうだけでなく、こんな歴史があったのか、あの人もこのお菓子を楽しんでいたのね!などなど。。。

色々な想像を巡らせ、家族であれこれお喋りしながら食べていると、あっという間に缶の中は空っぽ。。。

日本にいると、フランス菓子を食べる機会の方が断然に多いのですが、久しぶりにこのタイプのお菓子を口にし、ちょっと感動しました。

f:id:frankie17:20210307160752j:plain

東京からなくなってしまったのは、とっても残念ですが、オンラインでお取り寄せできるので、それだけで幸せです。。。

しかし、京都のお店では『シュネバーレン』もあるとか。。。そう聞くと、「それもお試ししてみたいわ」と、羨ましさがどっと溢れてきそうになるものの、東京にはあの『ツッカベッカライ カヤヌマ』さんがありますもん。。。

そう言えば、今年の冬はコロナのせいでシュネバーレンを食べていませんでした。
行かなくちゃ。。。


www.edegger-tax.jp

www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com
www.hw-frankie.com