今日の東京はとても暖かい一日でした。桜も満開で、まさに春爛漫。お花見しながら歩いているようで、自然と足取りも軽くなります。
足取り軽くどこへ行ったかといえば、贈り物を買うために、日本橋へ行っていました。
日本橋へ行ったからには寄らずにはいられないデパ地下。
いつも高島屋さんと三越、両方回ってくるのですが、今日は時間的に余裕がなかったので、どちらか一方にしかいけません。
ここで究極の選択(笑)
三越本店では今日から『CAFE TANAKA 』さんが催事出店しています。
一方の高島屋さんでは『一幸庵』さんの桜餅が入荷する予定。
さて、どちらにするか。。。
『CAFE TANAKA 』さんは名古屋のお店なので、東京での催事出店はチャンスです。
『一幸庵』さんは東京なので、直接店舗へ行くこともできるのですが。。。
問題は行列です。。。
『CAFE TANAKA 』さんの催事は行列必至なので、並んでいる途中で時間切れになる可能性があります。Twitterで50人くらい並んでいたという情報もあったので、「これは無理だわ」と、今日のところは高島屋さんへ行きました。
『一幸庵』さんのお店は茗荷谷ですが、我が家からはあまりアクセスもよくなく、あちら方面に用事ができることもないので、そう頻繁には足を運びません。
しかし、日本橋の高島屋さんでも第三金曜日に限り、生菓子などが入荷します。
お彼岸のおはぎは昨年に続き、今年も逃してしまいガッカリしていたのですが、今回はイレギュラーに桜餅がくるということで、グッドタイミングでした。
まずはまっすぐ『銘菓百選』の売り場へ。
お昼を過ぎていたので、まだあるかしら?と少し心配しましたが、ありました。
『一幸庵』さんの桜餅。
『萩の月』と『どら焼』に両脇固められ、ひっそりと。。。
こちらには3種類の違った桜餅が詰まっています。
3種類 各1個 ¥1,253(税込)
どれも、上下で2枚の桜葉に包まれています。
この葉は食べても食べなくても、お好みでということですが、私はどこの桜餅も桜葉は食べずに、そのわずかな塩味とお餅に移った桜の香りを楽しむものとしています。
桜餅
長命寺風(こし餡)
桜香るふわりとした薄い生地に、さらさらと飲めるが如く滑らかで上品なこし餡。
とっても美味しくて、何個でもいただけそうです。
薄墨桜
黒糖長命寺風(粒あん)
今回の目的はこの薄墨桜という桜餅でした。
もちっとした薄甘い皮は、ダークな色合いです。
包まれている餡子は、とっても立派な大きさの大納言小豆。
大きくてしっかりと粒を残したゆるめの粒あんで、なんとも美味。。。
道明寺桜餅
道明寺(粒あん)
モチモチ、粘着性の強い生地にあずきの香り豊かな粒あんが包まれています。
普段、あまり道明寺桜餅は食べないのですが、こちらは大きさも小ぶりで、とても食べやすいです。
そして、こちらも大納言小豆を使った餡子がすごく美味しい!
3種、どれもとても美味しい桜餅でした。
「薄墨桜」がお目当てでしたが、やっぱり私はこし餡の長命寺風が、一番好きみたいです。
『一幸庵』さんにイメージするのは、やっぱりあの水の如しさらりと滑らかなこし餡だからでしょうかね。。。
お彼岸のおはぎのみならず、食べたかった椿餅も腰痛に阻まれ、買いに行く事ができなかったので、桜餅こそは!と思っていました。そんな中、高島屋さんでの入荷はとってもラッキーでした。
今年は和菓子運に見放されたか⁉︎と思っていましたが、美味しい桜餅を堪能できたということは、まだまだ運がありそうです。
ちなみにこちらの桜餅、高島屋さんでは今日イレギュラーに入荷したようなので、いつもあるわけではないと思います。