今日の東京は雨模様です。お天気に行動を左右されることはありませんが、昨日は渋谷の混雑した街を見て、これからはできる限り週末自粛をしようと思いました。。。
ということで、今日はステイホームなので、珍しく昼間のブログ投稿です。
甘いものが続いているので、本日はパンのお題とまいります。
約2週間近く前のこと、ウォーキングがてら少し離れたところにあるスーパーへ向かう道すがら、『モスバーガー』さんの前を通りかかると。。。
なんだか気になるものを見つけました。
時間差で画面が変わる看板に、一瞬映し出されたこの文字。
『バターなんていらないかも、と思わず声に出したくなるほど濃厚な食パン』
すごい名前です。一度聞いただけでは覚えられないくらい長いです。。。
しかも、私がみたのはわずか数秒。よくわからなかったのですが、なんとなく気になったので、中に入って店員さんに尋ねてみたところ、毎月の第2、第4金曜日のみ発売、テイクアウト専門の食パンだと言います。しかも完全予約制です。
店内には、予約、販売スケジュールまで貼ってありました。
私は普段、あまりパンは食べないのですが、家族が喜ぶかも。。。と、思ったものの、、、最初の販売は前の週に終わったばかりなので、次はその2週間後。
ちょっと先ね。。。と思いましたが、気になったので、予約することにしました。
レジの前に予約用の用紙とペンが用意されていたので、そこで名前、連絡先、購入個数、引き取り日時などを記入。
レジでその用紙を渡し、先払いの料金を支払って予約完了です。
そして、約10日後。。。ピックアップしてまいりました。
チラリと見えた予約表には、ズラーっと名前が並んでいました。
なかなか人気のようですね。
さて、肝心のパンがこちら。
1斤 (4枚切り)¥600(税込)
販売は『モスバーガー』さんですが、作っているのは『山崎製パン』さんです。
昨今人気の高級食パンと比較しても変わらない値段というか、むしろ1斤ならこちらの方がお高いくらいです。
袋を開けて、上から覗くと。。。
分厚い4枚切りの食パン。
バターの香りはそれほど強い感じはありません。
色がかなり黄色みがかっています。
それ以外は、普通の食パンと変わったところは見られません。
バターが染み込んでる?
そう思わせるほどの色みですが、触るとサラリとしていて、触れてみると手にうっすら脂分がつく程度です。
端っこも硬いわけでも柔らかいわけでもなく、普通のヤマザキ食パンと同じ感じ。
食感は他のふんわり高級食パンには及ばないものの、結構な柔らかさ。
お味の方は、まずそのままパクリと食べてみますと、バターよりもクリームの方が全面に出ている感じです。
さて、どうやって食べようか。。。
外国人夫は「もっとバターの風味が欲しい!」と、さらに発酵バターをオンして食べていましたが、さすがに真似しようとは思いません(笑)
だって、一枚当たりのカロリーがなんと333kcalもあるんですのよ‼︎
私、ダイエット中なので、そのまま健康的に頂こうと、モーニングプレートを作ってみました。
ドイツパンやカンパーニュを薄切りにしたものを食べるときに、野菜やチーズ、ハムなどを乗せて食べるのですが、それと同じようにしてみました。
そこになんの手も加えていないパンを合わせます。
具材は冷蔵庫の中に適当にあるもの。この時は、レタスにチェダーチーズ、プロシュット、アスパラソテーにスクランブルエッグでした。
こちら、具材に負けず、パンもしっかり主張してきて、とても美味しいです。
うまく説明できないのですが、普通の食パンとは違うなと感じます。
しかし、あまりにパンが分厚くて、途中で飽きてきたので、今度はトーストしてみました。
うわ〜‼︎
このパン、トーストするとものすごく美味しいです!
ここで本領発揮と言っていいくらい。
温めたせいでパンの風味もよりよくなり、なによりも表面の層がサクサクっとして、中はふんわり、甘味もより強くでてきました。
もうバターはもちろん、ジャムなどもつけずに、そのまま食べられるというくらいの美味しさです。
トーストしてみて初めて、4枚切りという厚さの意味が納得できました。
この厚みによって生まれる風味、そして食感こそが美味しさの秘密なのではないでしょうか。
私がそんな食べ方をしている向かいで、外国人夫は甘いジャムをつけて食べていたので、ちょこっと切ってもらいお味見してみました。
ピスタチオ、ミルクジャムをつけてみたのですが、パンというよりはお菓子のような味わいでした。
クリーミーテイストのパンなので、甘いものと合わせるととってもよく合いますね。
カロリーさえ気にしなければ、甘いものと合わせるのもいいなと思いましたが、やっぱり私はトーストしてそのままが一番好きです。
私はこのパンを「バターがたっぷり使われているので、これ以上必要はありません」という風に理解していたのですが、食べてみてわかりました。
これ、「旨みやコクなどを求めてバーターなどを付けなくても、そのままで濃厚なコクや味わいが感じられるパンですよ」といった意味なのではないかと。
そう考えると合点のいく食パンでした。
どちらのしても美味しければそれで良しです(笑)