お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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神田『竹むら』あわぜんざいと揚げまんじゅう。テイクアウトもできますが、やっぱり揚げたてがおすすめです。

今日から4月です。
多くの人にとって新しいステージの始まりですが、私はいつもと同じです(笑)

相変わらず、家事と少しばかりの用事がチラホラとある以外は、好きなことをして過ごしています。

最近もお茶の水方面に用事があったので、ウォーキングがてら少し足を延ばして、神田の方まで行ってきました。

懐かしのお店巡りが目的です。

ちょうど『近江屋洋菓子店』さんが4月から改修工事に入るとかで、あのレトロなお店の見納めをしようと思ったのです。





用事が済んだのは、ちょうど午後3時頃。
おやつに最適の時間です。

しかし、『近江屋洋菓子店』さんでは、現在コロナの感染防止対策のためか、イートインはできません。

そこで、すぐ近くにある甘味処『竹むら』さんへ行くことに。

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昭和5年創業、東京住みの甘党にとっては誰もが一度はその暖簾をくぐったことがあるであろう甘味処です。

甘いものも美味しいのですが、この入母屋造りの木造3階建て。これが、ものすごく風情があって素敵なのです。

戦災での焼失も免れた、東京都選定歴史的建造物にも指定された価値ある建造物でもあります。
この界隈、歩いていると、ポツポツとそんな建物があったりして、興味のある方などは楽しいだろうと思います。

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さて、『竹むら』さんですが、実に久しぶりです。
最後に来たのはいつのことか、思い出せないほど何年も前です。。。

いつもはお蕎麦を食べた後のデザートをいただく場所でしたが、今回は甘いものでお腹を満たすつもりでいきました(笑)

店内はテーブル席のほか、お座敷もあります。
靴を脱ぐのが面倒なので、いつもはテーブル席の方が好きなのですが、こちらのお店ではお座敷の方が落ち着くので、空いていればどちらでもOKです。

この日は一階のお座敷が空いていたので、そちらへ。

外観も店内もタイムスリップしたように、昔のまま。
亡くなった父親のことなどを少し思い出してしまいました。





ここに来たからには必ず食べたいのが、揚げまんじゅうです。それが目的と言ってもいいくらい(笑)
そして、どうせならもう一品と選んだのが、あわぜんざいです。
最近、コロナによる甘味処の休業で、あわぜんざいお目当てに足を運んだお店、3軒も立て続けに空振りしたので、ここであわひえ欲を満たそうというわけです。


まず、サービスの桜湯がきました。

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桜の香りいっぱい、わずかに塩気があり、甘い餡子とぴったり。

花びらがゆらゆらとして、とてもきれい。

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あわぜんざい
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とろりとしたこし餡がお椀の中にたっぷり。この下にあわが隠れています。

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とろりと滑らか、きめの細かい上品なこし餡です。

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その下に、つぶつぶっとした歯応えのある、柔らかいあわ。。。

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箸休めは紫蘇の実の塩漬け。
こちらを時折り口に運びながら、箸が止まりませぬ。。。

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半分以上食べ終えたところで、『揚げまんじゅう』がやってきたので、そこで一気に完食です。
やっぱり美味しいですね。。。

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今年に入ってから、身体が無性にあわきびを求めていたのですが、なんだか満足してしまいました。


揚げまんじゅう
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こちらもこの店の看板の一つです。
テイクアウトもできますが、私はお店で出来立てをいただくことにこだわりたい!
それくらい、揚げたては美味しいのです。


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テーブルに置かれた途端に、漂うごま油の香ばしい香り。
黄金色に輝くばかりに美しいおまんじゅう!

至福です。。。

やっぱり、ここにきて正解!と、その瞬間に思う(笑)

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揚げ油のよい香りに、食欲をそそられ、熱いうちにいただきます。

サクサクサクッとした衣、中の生地はわずかに弾力があります。

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中はしっとりとした、こちらも滑らかで上品な甘さのこし餡。

衣の厚みとあんこのバランスが最高です。

揚げたての美味しさ。これに勝るものはありませんね。

こちらも2個、「美味しい、美味しい」とパクパクし、気付いたら完食していました。
あと1個くらい食べたかった。。。

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あわぜんざいをいただいた直後に、揚げまんじゅう2個をペロリ。

「お饅頭とはいえ、揚げ物だから。。。」

本来なら、そう躊躇してしまうところですが、この揚げまんじゅうは胃弱な私でも本当に胃もたれなどしないのです。
この軽さこそ、この揚げまんじゅうのすごいところなのではと思います。

本当に美味しいので、家族にテイクアウトしようかなどとも思いますが、やっぱりこの揚げまんじゅうだけは、ここで食べるのが一番と、頑固に思っているのでした。





本当は『田舎しるこ』も食べたかったのですが、さすがに3品は無理をしなければ食べ切れないだろうということで、また別の機会にと泣く泣く諦めました(笑)

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久しぶりの訪問でしたが、客層が幅広くなっていて驚きました。家族連れ、会社員、近所のおじいちゃん風、私のような主婦が一人でというのはよくある風景ですが、若い男の子のグループ、若いカップル客が次から次へと入ってきていたもので、どうしたことかと思ったところ。。。

あとで知ったのですが、某人気アニメにも登場したことがあるとかで、ファンの巡礼地となっているそう。
どうりでお若い男性客が多くいるわけです。

平日の午後でしたが、ひっきりなしにお客さんが来ていて、揚げまんじゅうをテイクアウトしていくお客さんも数人いました。
コロナ禍にありながらも人気の『竹むら』さん、私も甘いもので心身を満たされ、とっても幸せな気分で店を後にしたのでした。。。




店舗情報
東京都千代田区神田須田町 1−19
℡ 03-3251-2328

営業時間 11:00~20:00
定休日  日曜、月曜

アクセス 
東京メトロ丸ノ内線『淡路町駅』徒歩3分
都営地下鉄新宿線『小川町駅』徒歩4分
東京メトロ銀座線『神田駅』徒歩4分



『竹むら』さんの後、もちろん『近江屋洋菓子店』さんにも寄って、大好きなケーキをお持ち帰りしました。

そちらはまた後日。。。


www.hw-frankie.com
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