お菓子を巡る暮らしの雑記帖

アラフィフ主婦が美味しいお菓子とともに過ごす毎日を思いつくまま綴るブログ。食、家事育児、国際結婚、ブログなど。。。

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東京で買える「好きな和菓子10選」。たくさんありすぎるので過去に食べた数で選んでみました。

はてなブログ10周年特別お題「好きな◯◯10選

はてなブロガーに10の質問」に続き、またしてもお題に挑戦です。

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好きなお菓子を箇条書きにしていったら、とても10選には収まらないので、「和菓子」「洋菓子」分けることにしましたが、それでもまだまだ10選まで絞ることが難しかったので、「東京で買える」という条件をさらにつけることにしました。

しかし、東京の中だけでも美味しいお菓子が溢れています。それに加えて日々新しいお菓子が登場してきていますので、その中からたったの10品を選ぶには、さらにハードルを上げなければ選び切れるものではありません。

結局、そこまで絞り込むことはできないだろうということで、

「これまでの人生で、たくさん食べた東京の好きな和菓子10選」

つまり、この五十数年のうち、私の胃袋にどれだけ入ったかを基準に選ぶことにしました(笑)






船橋屋 元祖くず餅

おそらく、私の記憶に最も古くから残るお菓子が、このくず餅でしょう。
物心ついたときには、すでに大好物であったのを覚えています。
旅行などで東京を離れ、遠方へ行った際、「今が今、どうしてもくず餅が食べたい」と泣き叫び、周りの大人たちが船橋屋さんを探して駆け回ったという逸話は数しれません。本人はあまり覚えていませんが。
インターネットのない時代、どこで船橋屋さんのくず餅が手に入るかなど、容易に調べがつくものではないので、アナログにも探し回るしかなかったのでしょう。

それほどまでに愛してやまないお菓子ですが、現在は住まいから歩いて行けるところに『こよみ』さんがあるので、もう泣き叫ぶことはありません。


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重盛永信堂の人形焼

くず餅と同じくらい好きだったのが、重盛の人形焼でした。

もうこれ以上の薄焼は無理です!というくらいに薄い生地、その生地がびっしょりになるくらい、しっとりとした餡子。
これほどまでに濃厚な味わいの人形焼はしりません。

そんな蜜の滴るような人形焼は、幼少期から家を出るまで、定番のおやつでした。
リビングには何十個もの人形焼が詰まった大きな箱がよく置いてあり、自由に食べる事ができたのです。
頂き物であったり、父が買ってきたり、とにかくあの6人の神様の顔が夢に出てくるほど馴染見のお菓子です。

今でも水天宮あたりへ行くと買って帰ってきますが、昔ほど「蜜滴る」感はなくなったと感じます。
しかし、いまだ私の中で天下無双の人形焼です。


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とらやの羊羹

『とらや』さんの羊羹も幼い頃からのおやつの定番でした。
重盛さんの人形焼よりも、さらにお目見えする機会も多かったように記憶しています。
『とらや』さんの羊羹といえば、『夜の梅』が定番ですが、隠れファンが数知れないであろう『おもかげ』という逸品があります。

この異なる大きな羊羹を2本並べ、1センチほどの厚さに切り、夜の梅、おもかげ、夜の梅、おもかげ、、、
そんな風に、エンドレスで食べるという贅沢。。。

最近はすっかり『おもかげ』一本槍となったのは、外国人夫や子供達も大好きになったせいです。
お正月やちょっと嬉しい事があったときなど、ドンと一番大きな『おもかげ』を買い、家族で好きなように食べてもらっています。
その裏側で、私は日々小型羊羹を食べています。

『とらや』さんの場合は、一応「羊羹」としましたが、最中も同じくらいよく食べていました。
最近は生菓子や『残月』など、いろいろなお菓子を楽しんでいますので、「羊羹」は「とらや代表」として名前が上がったと思ってくださいまし。


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銀座空也の空也もなか

こちらは、予約しなければなかなか手に入らないという、銀座の人気店ですが、昔から頂き物の定番でもあります。

贈り物をあげてはもらう。若い頃からそんなギフトピンポンを得意としていたためか、とにかく自分で買う事が少ない割には、胃袋に入る機会が多いお菓子なのです。

今はギフトピンポンは現役引退。交友関係の縮小化が原因ですが、完全には無くなるものではありません。
ただ、現役時代に比べれば可愛いものということで、近年は割と自分で買うことも増えました。
たまにふらりと足を運び、運が良ければ予約なしで買えることもあるので、銀座へ行くと必ずあのあたりをぶらっとし「あわよくば空也」を狙ったりしています。

空也で思い出しました。今月は年に2度販売される「空也餅」が出る月でした。
まだ予約していなかった、すっかり忘れていた。。。急に焦ってきました。


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郡林堂の豆大福

「東京三大豆大福」の一つに数えられる、誰もが知る東京の豆大福です。

私も大好きで、豆大福の好き指数から言えば、溜池山王の『浅田家』さんと同率一位といったところですが、胃袋に入った総重量から言えば、やはり郡林堂さんが圧勝です。
こちは自分で買いに行くことよりも、手土産で頂くことの方が圧倒的に多いお菓子です。
時折無性に食べたくなり、音羽まで走ったこと(電車に乗りましたが)が何度かあるというくらい美味しい豆大福なのです。
豆大福といえば、京都の『出町ふたば』さんも人気ですが、あちらはこしあんの女王に対し、『郡林堂』さんはもったり濃厚な粒あんの王様。私の中ではそんな位置付けなのです。


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松島屋のあわ大福

こちらも『郡林堂』さん、『瑞穂』さんに並ぶ「東京三大豆大福」の名店として有名ですが、私の推しは断然「あわ大福」です。
もちろん、こちらへ行くと必ず豆大福もお持ち帰りします。買う個数から言えば豆大福の方が多いのですが、そちらは家族の分も含めるからで、私の胃袋に入る分としては、若干あわ大福が上回るような。。。
今回はあわ大福を挙げましたが、豆大福も大好きです。
羊羹などもとても美味しいお店で、言ってしまえば「なにを食べても美味しい」お店ですが、私的好みからやっぱり『あわ大福』が一番なのかなと。。。


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岡埜栄泉の栗饅頭

私が「この世で一番美味しい栗饅頭!」と、豪語するほど、大好きなお饅頭です。
こちらでは豆大福も有名で、行くたびに社用のお菓子を求めてリーマンのおじさま方が店内にウヨっといるのですが、私はどちらかと問われれば、迷いつつも「栗饅頭」でしょうか。。。
豆大福も過去のたくさん頂きましたが、胃袋に入った総重量から言えば、多分「栗饅頭」に軍配かな(笑)

ウォーキングで行ける距離にお店があるので、ちょっと元気な時はせっせと歩き、帰りがけに栗饅頭と豆大福を買い、帰宅後のおやつにするのが私の定番です。


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仙太郎の老玉

他のお菓子に比べ、仙太郎さんデビューはかなり出遅れた私ですが、『老玉』愛は古参に引けを取らぬと自負しております。

ただのあんこの玉なのですが、これがなんとも美味しいのです。子供の頃に食べたあんこ玉を100倍美味しく、上品にした感じでしょうか。
あんこ玉は和菓子の原点ではなかっただろうかと思うほど、ただのあんこの玉が好きなのです。

同じようなお菓子で、京都は亀屋良長さんの『烏羽玉』があり、そちらもすごく好きなのですが、都内デパ地下に多くの店舗を構える仙太郎さんの方が手に入りやすいので、当然いただく機会も多くなります。


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豆源本店の煎りたてなんきん豆と蒸し饅頭

こちらもお買い物ついでに寄れる気軽さから、前を通るたびにのぞいてあれば買うもので、胃袋に入った数は数え切れません。
いまや全国のデパ地下などで買うことのできる豆源の豆菓子ですが、こちらは麻布十番の本店でなければ買うことができないものです。

なんきん豆はとにかく香ばしく、後を引くなどというものではありません。私はいつも2袋買い、ちょこちょこと摘んではあっという間に完食してしまいます。それは鼻血が出るかと心配になるくらいです(笑)
一時期は食べ過ぎで、胃が痛くなってしまってからは自重するようになりましたが、私にとっては禁断の豆なのです。

それと一緒に買うのは黒糖風味の蒸し饅頭です。気を衒ったところのない素朴なお饅頭ですが、とてもコクがあり、こちらも一気に2個、3個と食べてしまいます。

他にも本店限定の「揚げおかき」も匂いにつられて買いますが、こちらも美味しい!


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菊廼屋の揚げまんじゅう

こちらは最近、急速に順位を上げてきているものです。
「幼い頃から食べてきたお菓子」「そこまでの歴史はないけれど、何十年も食べ続けてきたお菓子」そんなものに比べると、私にとってはかなりの新顔になります。
しかし、この数ヶ月でどれだけ食べたことか。。。
自分だけでなく、家族の誰かが銀座へ行くといえば、必ず「最低でも5個は持ち帰ってくるべし」と、マストな指令を出すくらいにハマったお菓子です。

このお菓子歴は浅いのですが、総重量から言えば、かなり追い上げているはず!という事で10選入りです。


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ざっと10選あげてみましたが、もしかしたら他に忘れている大切なお菓子があるかも知れません。少しご無沙汰しているせいで記憶から瞬間的に飛んでいることも考えられます。
それほど大好物と言えるお菓子がたくさんあるのです。
東京で気軽に手に入るお菓子だけでも相当の数になりますから、これが全国区にしたら100選にもしなければ収まらないでしょう。
いつかやってみたいトピックではありますが、それは20年後くらい、老後の楽しみにとっておきます(笑)

ちょっと番外編として、地方のお菓子で近年猛烈に好きなものがあるので、追記として。。。

・福井「あべかわ餅」
・京都「出町ふたば栗餅」
・名古屋「一朶の豆大福」

この3つは、なかなか東京では手に入らないので、しかるべき季節に足を運び、いつか思う存分に食べまくりたいと思っています。

「はてな10周年キャンペーン」終了までに、時間あれば『好きな洋菓子10選』もやってみようと思っていますが未定です。。。