少し前に投稿した『赤福』さんの『白餅黒餅』をお取り寄せした際、一緒にお赤飯もお試ししてみることにしました。
焦ってポチポチしていたせいか、2個もカートに入っていたことに後で気づきましたが、お赤飯は毎日でも食べたいくらい大好きなので、問題なしです。
こちらのお赤飯、すぐには食べられません。いわゆる「お赤飯キット」みたいなものです。入っているのは、「小豆」と「餅米」のみ。
お赤飯を炊くとき、その土地によってささげを使う事も多いかと思いますが、こちらは和菓子屋さんらしく「小豆」が使われます。
「小豆と餅米で炊くお赤飯」です。
これでお赤飯を炊いてみました。
丁寧な説明書がついているので、誰でも安心して炊けそうです。
まずは。。。
小豆は下拵えが必要で、その方法は3通り。
①15時間ほど 水につける。
②15分煮る
③電子レンジを使う。
15時間も待てないので、私は早くて楽な③のレンジを使った方法でやってみました。
よく洗った小豆を耐熱容器に入れ、200mlのお水を加え、ラップをして10分チンしたら、15分放置。
25分後、しっかり色も出ているけど、見た感じ、少しお豆に火が入り過ぎたような。。。
ささげと違って、やっぱり小豆は煮崩れしやすいのかもしれません。
やっぱり前の日からお水につけて炊くという王道が一番いいのかも。。。
次回はそれでお試しをしてみるつもり。
餅米は洗わなければいけません。
私は米とぎが下手です(笑)
長年外国人と暮らしてきたため、普通の主婦に比べると米とぎ経験値がとっても低いのだろうと思います。それに加え、いまは無洗米という便利なものがあるので、さらに米とぎ頻度は低くなるのです。
なんとか頑張って、米を割らないようにとぎました。
といだ餅米とレンジでチンした小豆と煮汁を炊飯器に。。。
通常はそんな流れですが、普段土鍋でご飯を炊くので炊飯器は持っていません。。。
それなら土鍋?と、それもNGです。以前、土鍋でお赤飯を炊いたところ、少し硬過ぎて失敗しました。
水加減も曖昧なので、今回は電気圧力鍋の「ごはんモード」にお任せです。
そして、圧力鍋でプシュー。
炊き上がってから、圧が下がるのを待ち、さらには少しだけおいて蓋を開けると。。。
やはり小豆は身崩れしていましたが、お米はふっくらと炊きあがりました。
電子レンジと圧力鍋にこれでもか!とプレッシャーをかけられた小豆さん、さすがにぐったりでしょう(笑)
小豆の煮汁の色もしっかり出ていてツヤツヤ、ふっくら。
お茶碗に盛れば美味しそうに見えますね。
お豆が崩れて見た目的にはイマイチですが、これも「つぶし餡」と思えばいいのです。
なによりもお味が肝心。その点でも、もちもち、ふっくら、とっても美味しいお赤飯でした。
いつもお赤飯には黒胡麻をかけますが、今回は白胡麻にろく助の塩をパラパラっとしていただきました。
今は小豆(ささげ)と煮汁、そしてとがなくてもいい餅米の入ったお赤飯キットが、スーパーなどで手軽に買えます。そうしたものに比べれば、幾分手間はかかるかなと思いましたが、お味の方がこちらが断然美味しかったです。
昔は実家でも、お赤飯といえば前の晩から豆を浸し、煮汁を出し、大きな蒸籠で餅米をムンムンと蒸しあげていたものですが、今はこんなに簡単に便利になりました。